Lenovoより、CPUにCore i5-1240P あるいはCore i7-1260Pを搭載する13.3インチノート「Yoga Slim 770i Carbon」がリリース、オンラインストアで販売されています。
メモリはオンボードの8GB あるいは16GBとなりますが、13.3インチのディスプレイは 2560 x 1600の高解像度、400 nitの明るい液晶に、本体は約 972.7g(マルチタッチ 非対応モデル)と軽量です。
Yoga Slim 770i Carbonのスペック
Yoga Slim 770i Carbonのスペックは以下となりますが、マルチタッチパネル(非光沢)のモデルも選択可能です。「Carbon」のモデル名のとおり、カーボンファイバーを使用した筐体となり、また、米国国防総省の防水防塵・耐衝撃などの規格「MIL-STD-810H」に準拠した堅牢性を備えています。
CPU | Core i5-1240P あるいはCore i7-1260P |
メモリ | LPDDR5 8GB あるいは16GB オンボード |
ストレージ | 512GB PCIe SSD |
ディスプレイ | 13.3インチ、解像度 2560 x 1600、アスペクト比 16 : 10、非光沢、明るさ 400 nit、100% sRGB |
WiFi | WiFi 6対応、11ax/ac/a/b/g/n |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | Thunderbolt 4、USB 3.2 Gen 2 Type-C、双方ともPD / 映像出力対応 |
バッテリー容量 | 4セル リチウムイオンポリマーバッテリー |
サイズ | 約 300.98 x 206.03 x14.80mm(最薄部)、約 972.7g |
OS | Windows 11 Home |
その他 | バックライト付きキーボード、指紋センサーなし、ステレオスピーカー |
▲LenovoのPCでCPUに Core i5-1240P あるいはCore i7-1260Pを搭載する製品の事例としては、上記の「ThinkPad X1 Carbon Gen 10」があります。上の記事においては掲載していますが、Core i5-1240P / Core i7-1260PのGeekbench 5のCPU ベンチマークの事例は以下となります。
- Core i5-1240P、シングルコア 1463、マルチコア 9246
- Core i7-1260P、シングルコア 1757、マルチコア 9383
私が普段 使用することの多い M1 MacBook Airのスコアが「シングルコア1723、マルチコア 7495」であり、体感レスポンスに直結するシングルコアでは Core i7-1260Pは、M1 Mac水準です。
約 972.7gと軽量であることも特徴の一つですが、LenovoのPCのうち、13インチクラスでは以下の「ThinkPad X1 Nano」が 約 907gから。それに次ぐ水準の軽さです。
外観
狭いベゼル幅によりクールな印象のディスプレイは、 2560 x 1600の高解像度となり(M1 MacBook Airと同解像度)、400 nitsと明るい液晶です。16 : 10のアスペクト比は縦の情報量が多くなり、Web サイトやExcelなどの表計算ソフトなどで重宝します。
なお、モデル名にはYogaとありますが、本製品はディスプレイが360度開く Yoga スタイルではありません。
▼本体カラーはオニキスグレー、ムーンホワイトの二色。私個人としては オニキスグレーが好みです。
▼画像は英語キーボード、国内販売は日本語キーボード(バックライト付き)となります。キーピッチ・キーストロークは明確ではありませんが、左右のベゼル幅が狭いこともあり、キーピッチは広いように感じます。
▼①はWeb カメラの電子式プライバシーシャッター、③はUSB 3.2 Gen 2 Type-C、④は電源兼用の Thunderbolt 4 ポート。私としては、USB Type-Aが欲しかったところ(USB Type-CのないMacで、周辺機器の接続で苦労することが多い)。
▼2022年9月4日時点の価格情報。
左はCore i5-1240P / RAM 8GB / マルチタッチ非対応、中央はCore i5-1240P / RAM 16GB / マルチタッチ対応、右はCore i7-1260P / RAM 8GB / マルチタッチ非対応。
Yoga Slim 770i Carbon、Lenovo 公式ストア
コメント