スマホ、パソコン、スマートウォッチのほか、プロジェクターやコードレス掃除機、家庭用防犯カメラなどの小型家電も販売する「Xiaomi」ですが、国内外通販で「電動ドライバー」も販売しています。そこで、今回れビューするのは、上の写真の「Xiaomi MIJIA 充電式コードレス電動ドライバー」。
一般的な電動ドライバーと比較して、ネジの露出が一切なく、シックな色合いと相まって デザインがよいことが大きな特徴となります。
▼国内通販でも販売されていますが、今回は新設の海外通販サイト「Hekka」から取り寄せました。
MIJIA 充電式コードレス電動ドライバーの特徴
製品の特徴については、Amazon サイト、海外サイト、説明書から引用しました。
- 12本のビット、60mmの延長アダプター、ハードケース、Type-C 充電ケーブルが付属
- ビットは、PH1 / PH2 / PH3 / H3 /H4 / H5 / SL 4 /SL 6 / T15 / T20 / T25 / PZ2
- 実測では 9mm溝ビッドとなり、市販のビットとの汎用性あり
- 2000mAhの大容量バッテリーを内蔵し、フル充電で180本のネジ締めが可能
- USB Type-Cでの充電に要する時間は、最大3時間
- 最大トルクは 5N.m
- 正逆転切替、LEDライト機能あり
- ネジのない一体型ボディ、二層UV塗装
- 本体のサイズは、124 x 130.5 x 42mm、重さ 約350g
トルクの調節機能はないものの、大きな特徴は黄色網掛の一体型ボディのデザインのよさと、コンパクトなボディに約350gと軽量なこと。
▼私は電動ドライバーに詳しくなく、その効能がピンとこないのですが、全金属製のギアボックスがアピールされています。
▼最大の特徴となる ネジが一切ないボディ。素材は樹脂ですが、グレイの塗装は一見 金属のようにも見えます。また、2層のUV塗装も施されています。
外観
続いて外観について記載します。
▲▼縦横 165mmのコンパクトな外箱。Xiaomi および関連会社の小型家電は、本製品で3つめのレビューですが、いづれもホワイトの外箱です。
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▼ハードケースに一式が収まっています。小さなユーザーガイドは中国語のみ。漢字で何となくはわかりますが、少なくとも英語表記もあるとありがたい。
▼かなり厚みのあるハードケースです。網目のため、油脂や指紋が目立つことはありません。
▼コンパクトにまとまった本体とビッドケース。内部も程よく厚みのあるクッションです。
▼充電用ケーブルから、コンパクトさを感じ取れるかと思います。
▼かなり太いビッドも揃っています。本体・延長アダプターへの装着はマグネット式で、すんなりと取り付けることができます。
▲ビッドケースは目に付くバリもなく良好です。
▼Xiaomiのスマホ・タブレット・パソコンは、他社と比較して特筆すべきデザインではなく、一般的なデザインですが、当製品のデザインは他社製よりも秀でています。
▲▼ネジもなければ、継ぎ目は3ヶ所あるのみです。
▲▼明るさは控えめですが、使用時にはLEDが白く点灯します。
▲▼充電の USB Type-C ポート。充電のインジケーターは、充電中は赤、充電完了すると白に点灯します。
▼実機は文字がより淡く判読しづらいのですが、正逆転切替のインジケーター。ダイヤルを回して切り替えますが、ほどほどに硬く 誤って回転させてしまうことはないでしょう。
▼ビッドを装着。本体への直接取り付け、アダプターともにマグネット式で、指で調整する必要もなく すんなりと装着できます。また、すぐに外れるような柔さもなく適切です。
▼サイズ感がわかるよう、マウスを並べてみました。
使用感
現在のところ、使用する状況は多くないため、組み立て済のデスクやウッドデッキなどのネジを緩めたり、締め直したりするなかでの使用感を記載します。
- マグネット式のビッドの取り付けは、スルッと簡単に取り付けでき便利です。また、手動のビッド交換式ドライバーでは、ビッドがすぐに外れてしまう製品もあるのですが、そのような現象もありません。
- トルクを調整できないこともあってか、二度締めを行う際には ドライバーが空回り・ネジをなめてしまうことが何度かありました。
- 実測では 9mm溝ビッドとなり、所有するビッドも マグネットにより 取り付けることができました。
- 何度も記載のとおり、デザインは秀逸ですが、やや油脂はつきやすい。デザインよく、質感も高いために 電動ドライバーとしては不要な(汚さないように)気遣いを抱いてしまいそうです。
- LEDライトは室内の照明のもとでは明るさ控えめですが、暗闇では十分に活躍します。
- 私が所有する手動のドライバーセット・他の電動ドライバーのケースはプラスチック製となり、ケースが割れてしまったものが多いのですが、本製品に付属のケースはその懸念もありません。
▼ 9mm溝ビッドの汎用サイズであり、手持ちのビッドも装着できました。
まとめ
デザインが大きな魅力となる「Xiaomi MIJIA 充電式コードレス電動ドライバー」ですが、汎用性のある 9mm 溝ビット、程よい硬さのスイッチと正逆転切替ダイヤルなど、使い勝手も良好。さすがに、Xiaomi ブランドと思わせる製品です。
▼今回はオープンして間もない海外通販サイト「hekka」から取り寄せました。提供いただいた クーポン「WinAndInet10」の利用により 39.99ドル、約4,600円での販売です。
XIAOMI Mijia Cordless Rechargeable Screwdriver
▼国内通販での販売情報はこちら。
海外通販サイト、hekkaについて
最後に新設の海外通販サイト「hekka」について記載します。2022年2月6日時点では 取り扱い品数は多くないものの、ブランドを厳選して販売しているようであり、今後の展開に期待です。
- 私が知る範囲では、Web サイトは2021年に開設の シンガポールを拠点する会社です。
- Xiaomi、Amazfit、OnePlus、realme、CHUWI、Jumperなど、ブランドを厳選して販売しています。
- 現在のところ、拠点のシンガポール以外では、EU、USA、ロシアに倉庫があり、これらの地域をメインに展開しているようです。
- 今回レビューした製品はマレーシアからの発送となり、到着までに要した期間は13日(海外通販 マレーシアから日本への配送期間、国際eパケットライトでの事例 )。中国からの標準的な配送期間とほぼ同じです。
▼情報を見落としていましたが、Core i3-6157U、メモリ 16GBの14インチノート 「Jumper EZbook X5」が販売されていました。
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