Xiaomiからリリースの「12T Pro / 12T」。「12T Pro」は Snapdragon 8+ Gen 1に 200百万画素のメインカメラ、「12T」は Dimensity 8100-Ultraに 108百万画素のメインカメラを搭載し、双方ともに 6.67インチのAMOLED パネル、5000mAhのバッテリーは120Wの急速充電に対応、デュアルスピーカー搭載と豪華な仕様です。
今回は、「12T Pro」と「12T」のスペックの相違のポイントを確認してみました。なお、AliExpressのXiaomi Mi Storeでは 10月10日から14日まで両製品のセールとなります。
Xiaomi 12T Prp / 12Tのスペック比較
上の画像は12T Proのスペックの特徴です。5G / 4Gの対応バンドの掲載は割愛しましたが、Xiaomi 12T Pro / 12Tの基本スペックの比較は以下となります。
双方のスペック、スペック比較の補足は以下です。
- AnTuTu ベンチ v9のスコアは、Snapdragon 8+ Gen 1が約107万(12T Proの実機スコア)、Dimensity 8100-Ultraは約80万(私が他サイトで確認の、12Tではないリファレンス機)。
- 特に12T ProのSnapdragon 8+ Gen 1は発熱が気になりますが、製品情報を確認すると、vapor chamberなどを従来機以上に広い面積とするなど考慮されています。
- 双方ともに、ディスプレイはAMOLED(有機EL)パネル、ストレージはPCのSATA SSD並みに高速なUFS 3.1を搭載しています。
- 12T Proのメインカメラ 200百万画素、12Tのメインカメラは108百万画素ですが、双方ともにSamsungのイメージセンサー。12T Proは Samsung ISOCELL HP1、12Tは – Samsung ISOCELL HM6
- 双方ともに5000mAhの大容量バッテリーを搭載し、120Wの急速充電に対応。12Tの製品紹介では、1日使用のバッテリーを19分で充電可能と記載されています。
発熱への対応
12T ProのSnapdragon 8+ Gen 1、12TのDimensity 8100-Ultraの発熱への対応ですが、上の画像(12T Pro)、下の画像(12T)のとおり、従来のTシリーズ以上に vapor chamber(ヒートシンクのベースを中空構造にし、その中に揮発しやすい液体を封入)の面積を増やすなどの対応が施されています。
カメラ
200百万画素のメインカメラを搭載する「12T Pro」、108百万画素の「12T」ですが、実機を確認しないと詳細はわからないこともあり、以下のTecTabletsの動画レビューにて確認しました。なお、同サイトの別動画のレビューでは AnTuTu ベンチスコアは約107万とあります。
▼屋内・屋外でのお子さんの写真が掲載されていますが、背景のボケ具合が素晴らしいように感じます。一方、動画によると 2百万画素のマクロはイマイチとのコメントがあります。まら、iPhone 14 Pro Maxとの比較写真もありますが、私としては色合いは 12T Proが好みです。
バッテリー
5000mAhの大容量バッテリーは、120Wの急速充電に対応しています。上の画像は12Tのものですが、1日利用のバッテリーは19分で充電可能とあります。私の確認不足なのですが、フル充電との記載は見当たらず、画像のとおりに捉えると、19分で85.36%の充電可能と読み取れます。
外観
ごく簡単に外観について記載します。上の画像は12T、下の画像は12T Proですが、カメラ周りのデザイン、サイズ、ブラック・シルバー・ブルーの3色展開も同じです。樹脂製の背面はmatte(半光沢、艶消し)仕上げとなっており、指紋と油脂が目立ちにくいようです(先のTechTabletsのレビュー動画では、多少の油脂が付着していることを確認できますが、抑えられています)。
なお、AliExpressのXiaomi Mi Storeでは、ケースとガラスフィルムが、+6.9ドルでセット販売されており、購入を検討中の場合には、セットでの購入がおすすめです。
価格情報
AliExpressのXiaomi Mi Storeでは 10月10日~14日まで(PST 10月10日 16時開始、日本時間の10月11日夜中)にセールを開始し、メモリ 8GB / ストレージ 128GBの最小構成では以下の価格となります。また、前述のとおり、ケースとガラスフィルムのセット販売も用意されています。
▼リンク先はAliExpressの販売ページ
▼国内通販も含めた販売情報です。
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