Windows 11では、Androidアプリが動作することが特徴の一つであるものの、正式リリース時には未搭載でした。10月23日時点では、Insider Preview ベータ版での検証が進められています。ベータ版での検証の要件もやや厳しく、要件を満たしたかに思えた私のPCでは上の画像のとおり、「このアプリはお使いのデバイスでは動作しません」の表示となっています。
Insider Preview ベータ版での検証の要件など
私が今回の記事の編集にあたり、参照・引用したサイトの一部は以下です。
- AndroidアプリをWindows 11上で動かすテストがベータチャンネルでスタート(ライブドアニュース)
- Introducing Android Apps on Windows 11 to Windows Insiders(Microsoft、Windows ブログ)
- Announcing Android apps on Windows 11 Preview for Windows Insiders in the Beta Channel
▼上記のライブドアニュースの記事に、日本語で 「Windows 11にて Android アプリの検証を行うにあたっての要件」が記載されています。
- Windows 11が「Build 22000.xxx」のビルドであること
- BIOS/UEFIで仮想化が有効になっていること
- Microsoft Storeのバージョンが「22110.1402.6.0」以上であること
- PCの地域設定が「米国」になっていること
- Windows Insider programのBeta Channel に参加していること(Dev Channelでは利用できず)。
- 米国設定のAmazonアカウントを所有していること
一般的には、上記5のInsider Programのベータチャンネルに参加していることに、6のAmazon USAのアカウントの所有が厳しくなっています。Amazon USAのアカウントが条件となっているのは、Windows 11でのAndoridアプリの提供が、「Amazon Appstore」経由となるためです。Amazon Appstore経由であるために、Google Play経由よりもアプリ数は制限されます。
私は、Windows 11のInsider Programに参加しており、また、Amazon USAのアカウントも所有しているために、Andorid アプリの検証に向けて設定しているのですが、10月23日時点では以下の画像のとおり、「このアプリはお使いのデバイスでは動作しません」の表示により、利用できない状況となっています。
これは上記3つめのリンク先記事(Announcing Android apps on Windows 11 Preview for Windows Insiders in the Beta Channel)に、「Beta Channelでは利用できるものの、Dev Channelでは利用不可・準備中)」によるものでした。
▲Micorsoft ストアのAmazon Appstoreへのアクセスは、上の3つめのリンク先記事の中央あたりにある「just click here」から可能です。
あらためて時間のある時にDev ChannelからBeta Channel に変更し、Androidアプリの検証にトライしてみますが、早期の正式リリースに期待します。
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