ASUSより同社Web Store 限定モデルとなる「VivoBook 14 M413DA」が11/20に発売予定であり、11/14現在では事前注文を行っています。AMD Ryzen 3 3250Uを搭載し、メモリ 8GB、PCIe SSD 256GBの14インチ FHDにして、税別価格は42,545円。AMD Ryzen 3を採用していることもあり、かなりのコスパ度です。このスペックでは在宅勤務にもピッタリですが、惜しいのはディスプレイが視野角の狭いTNパネルであること。
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VivoBook 14 M413DAのスペック
VivoBook 14 M413DAのスペックは以下となりますが、オンボードのメモリは変更できず、SSDの容量のバリュエーションはありません。また、製品仕様にIPSパネルとの記載がないため、TNパネルと判断しています(量販店にて実機を確認したところ、やはりTNパネルでした)。
CPU | AMD Ryzen 3 3250U、2コア4スレッド |
GPU | AMD Radeon Vega 3 Graphics |
メモリ | 8GB DDR4-2400 |
ストレージ | 256GB NVMe 対応 M.2 SSD (PCIe 3.0 x2接続) |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1,920×1,080 (FHD) |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 5.0 |
フロントカメラ | 92万画素 |
ポート類 | USB3.1 (Type-C/Gen1)、USB3.0、USB2.0×2、HDMI |
バッテリー容量 | 46.2Wh(11.55V/4000mAh) |
サイズ | 324.9mm×奥行き215mm×高さ19.1mm、1.45kg |
OS | Windows 10 Home Sモード |
税別価格 42,545円として充実したスペックですが、惜しいのは(繰り返しですが)TNパネルとWindows 10がSモードであること。Sモードの場合、インストールできるソフトはMicrosoft Store経由に限定されるため、以下の記事のとおり、即 Sモードを解除し通常のHomeにすべきかと思います。ただし、一度 HomeにするとSモードに戻すことはできません。
AMD Ryzen 3 3250Uの実力ですが、いつも参考にしているGeekbench 5のWebブラウザから抽出できないため、他サイトから引用すると、Geekbench 5のベンチマークスコアは「シングルコア 670、マルチコア 1437」。手元にあるPCでスコアが近いものでは ThinkPad X1 Carbon 2016モデル。
所有するX1 Carbon 2016モデルは、インテルの第6世代 Core i5-6200Uを搭載し、PCIe SSDに換装していますが、私の普段使い(Webブラウジング、動画視聴、記事編集、オフィスソフト)では遅さを感じることはありません(第8世代以降のCore i 5クラスと比較すると、僅かにキビキビ感に欠ける程度)。
CPUの型番がもう一つ上がり、AMD Ryzen 3 3300Uとなると、以下のミニPCの実機レビューのとおり、第8世代のCore 13-8145U相当の実力となったのですが。
VivoBook 14 M413DAの外観と機能
以下のE210MAと同様に、Enterキーは黄色で縁取られています。Enterキーの右に1列あるため、この縁取りによりEnterキーのタイプミスは軽減されるかと。
▼タッチパッドのサイズは標準的ですが、右上に指紋認証を装備しています。画像のキーボードは英語キーボードですが、販売の製品は日本語キーボード 86キーです。なお、スピーカーの配置はわからないのですが、2W x 2。もちろん、マイクも装備しています。
▼ポート類は、USB3.1 (Type-C/Gen1)、USB3.0、USB2.0×2、HDMIと充実しています。
まとめ
インテル 第6世代のCore i5相当のAMD Ryzen 3 3250Uに、メモリ 8GB、SATAよりも高速なPCIe SSDを搭載し、税別価格 42,545円とコスパに優れた「VivoBook 14 M413DA」。ただし、14インチのディスプレイが視野角の狭いTNパネルであることがマイナスポイント。私のTNパネルの使用感では、視野角は許容できても正面からの色合いも劣る製品が多いため、購入を検討する際には留意する必要があります。
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