Amazonで人気のプロジェクター「VANKYO V600」を自宅で使用している私ですが、V600と同じく人気の製品が「VANKYO V630」。台形補正は±45度とV600の±15度と比較すると大きく、別売りの変換アダプターを介してのスマホのミラーリングにも対応しています。今回はこのV630の特徴を整理してみました。
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VANKYO V630の特徴
V630の特徴のうち、私がV600を使用していて最も惹かれるのは、台形補正機能であるKeystoneが±45度と大きいこと。台形補正なしに利用するためには、三脚・天吊り金具(私も購入しました)などで、正面から投射できるよう工夫する必要があり、これらの器具なしではV600の±15度ではかなり不足。V630の±45度の台形補正は心強いです。
その他、Amazonの製品情報に記載の、V630の特徴は以下です。
- 6500ルーメン、ネイティブ解像度 FHDに対応
- 最大 300インチまでの投影が可能
- ±45度のデジタル台形補正機能(手動とデジタル補正)
- ネジでの対応により15度の高さ調整可能
- ポート類は、HDMI x 2、USB、5V給電、D-Sub (VGA)、AV、オーディオ出力と豊富
- 別売りの変換アダプターを介して スマホのミラーリングにも対応
- 3年間メーカー保証あり
上記の特徴についてのコメントは以下です。
- Amazonのレビューを参照すると、「6500ルーメンほどに明るくない」とのコメントが散見されます。5500ルーメンのV600は、所有する4500ルーメン(実際の明るさはそれ以下と推測)よりも明るく、V630も他の安価な製品よりも明るいのは事実かと思います。ただし、他製品も含め、ユーザー側では明るさを数値化できないため、レビューコメントに頼るしかなさそうです。
- 前述のとおり、±15度の台形補正では調整幅に不足感があるため、V630の±45度の補正は大きなメリット。
- 安価な製品では、電源をオンにする都度、HDMIの入力を再設定する必要があるのですが、V600では一度設定した入力ソースは、電源をオフにしても保持されます。V630も同様と思われますが、これもメリットの一つ。
- Amazonのレビューコメントによると、V630の給電機能により、Fiire TV Stickの電源を本体から確保可能とあります。また、プロジェクター本体の電源をオフにした際にも、Fire TV Stickには給電されるとのこと。本体の電源とFire TV Stickの電源が連動することを懸念していましたが、その心配も無用。
VANKYO V630の機能性
上記の特徴・機能性をイメージ画像で補足します。
▼ファンの音量がいかほどのものか、気になります。V600は本体の音量を上げないとやや耳障りな大きな音量であり、軽減されているとよいのですが。ただし、V630はV600と同様に、その冷却対応により、本体が熱くなることはないようです。
▲台形補正は手動と設定画面のデジタル補正の双方での調整となります。家族が利用の以下のプロジェクターは、設定画面でのデジタル補正ですが、手動より細かな調整ができ助かります。
▼別売りのアダプターにより、Android スマホ、iPhoneの有線でのミラーリングにも対応しています。Fire TV Stickなどのメディア端末がなくとも楽しむことができます。
▼家庭ではVGAを使用することはないとも思いますが、HDMIポートが2つあることに、5V給電機能があることが大きなメリット。
▼別売りの三脚、天吊り金具による取付も可能。天吊り金具は私も購入済ですが、取付場所を模索していることもあり未取付。なお、先ほど物色してきたのですが、ハードオフなどでジャンク品の1,000円未満の三脚で取り付ける手段もあります。
アフターサービスなどにも期待
日本語対応していませんが、VANKYOの公式サイト(英語)もしっかりしており、3年間のメーカー保証がついているのも大きなポイント。
また、私が感心したのが、Amazonに記載の製品の不具合への対応など。3月22日時点では、製品の具体説明の前に、以下の不具合や留意事項の記載があります。
V630のレンズカバーはデザインの欠陥でうまく嵌めない場合があります。改良されたレンズカバーすでに入荷できました。3月2日前購入されたレンズカバーが合わない可能性があるので、レンズカバー配送希望の場合はぜひこちらにご連絡をお願いいたします。
自宅にある4台のプロジェクターのうち、レンズカバーのある3台ともに(V600も含む)レンズカバーがうまくはまらないものであり、上記の記載があると安心できます。また、付属する埃取り用の綿棒の使い方の説明もあり、VANKYOの真摯な姿勢に好感、アフターサービスにも期待できます。
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