Amazonにて多数のスマホを販売しているUMIDIGIですが、その高いコスパと安定度により、Amazonでのレビューは他の中国メーカーのスマホと比較すると高評価のものが目立ちます。
そのUMIDIGIより、Hello P60 / ROM 128GB / 5150mAhの大容量バッテリーを搭載するAndroid 9.0の端末「F1」がリリースされています。
UMIDIGIに限らず、新興中国メーカーの場合、HuaweiやXiaomiなど大手中国メーカーのスマホのネーミング名を真似ることが多いのですが、このF1もXiaomiの某スマホのネーミングにちかくなっています。
このネーミングから、またUMIDIGI F1のサブタイトルは「Max Speed、Max Power」となっており、その速さ・大容量のバッテリーをアピールした製品となっています。
UMIDIGI F1のスペック
このUMIDIGI F1の大きな特徴は、Snapdragon 660をターゲットとしたHelio P60を搭載し、OSはAndroid 9.0であること。その他も含めたスペックは以下となります。
- CPU: Helio P60 2.0GHz Octa Core
- メモリ : 4GB
- ストレージ : 128GB
- ディスプレイ : 6.3インチ、解像度 2340 x 1080
- カメラ : リア 16百万画素 + 8百万画素、フロント 16百万画素
- WiFi : 11a/b/g/n
- Blutooth : 4.2
- SIM タイプ : DSDS対応 Nano SIM
- 4G LTE 対応バンド : FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12/B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28A / B28B
TDD-LTE B34/ B38 / B39 / B40 / B41 - バッテリー : 5150mAh
- 認証 : 顔認証、指紋認証
- OS : Andorid 9.0
- サイズ : 15.70 x 7.50 x 0.90 cm、重さ 0.1870 kg
4G LTEの対応バンドについては、Amazonサイトでは ドコモ・ソフトバンク・Y! mobileにフル対応であることが強調されています。
特徴となる箇所に黄色網掛をしていますが、ほぼ全てに黄色網掛けしたくなるほどの勢いです。スペックどおりに動作する場合にはかなり魅力的となるのですが、気になる箇所は最大の特徴となるHelio P60と、中国メーカー製ではスペック負けすることの多いカメラの実写です。
ここでは、Helio P60に特化してみてみます。
Helio P60のベンチマークスコア
私はHelio P60のスマホを操作したことがないために他サイト頼みとなりますが、私が時々参照しているガルマックスによると、同じくP60を搭載しているUMIDIGI Z2 ProのAnTuTu ベンチマーク v 7のスコアは138000。スコア的にはまさにSnapdragon 660相当です。
▼ベンチマークスコアのみでレスポンスを推定すること、競合機種を確認することは危険なのですが(ベンチマークスコアと体感レスポンスが伴わないこともあるため)、スコア的にはZenFone 5 / Huawei nova 3i (海外で展開。P20 liteよりやや上位の機種)に近くなります。
ベンチマークスコアのみでスマホのレスポンスを推し量ることは危険としつつも、私の手元にあるスマホの使用感としては、AnTuTu ベンチマーク v 7のスコアが12万もあれば、普段使いでは十分すぎるほど。
今回は完全に他サイト頼みとなりますが、Helio P60とSnapdragon 660の各種ベンチマークにおいては、こちらも私が時々 参照しているサイトですが、以下に詳しく記載されています。僅かにSnapdragon 660が優位ですが、Helio P60が奮闘していることがよくわかります。
MediaTek Helio P60とQualcomm Snapdragon 660を比較
イメージ画像でみるUMIDIGI F1の特徴
▼ノッチの部分がかなり小さいこともあり、画面占有率は92.7%と高くなっています。ちなみに、私のメインスマホであるiPhone XS Maxの占有率は約85%。iPhone XS Maxの画面占有率に驚いていた(十分満足だった)のですが、それよりも7%も広いとは恐るべし。
▼バッテリーは5150mAhと大容量。大容量となると充電時間が懸念材料となりますが、18Wで充電可能(通常は5W)なFast Chargeに対応しています。
▼不安材料としてはカメラの実写性能(オートフォーカスやシャッターのスピード)。同一メーカーでも機種によりバラツキもあるため、実機を操作しないと判断・評価が難しくなります。
▲スペックとしては、リア 16百万画素 + 8百万画素、フロント 16百万画素。F 1.7の明るいレンズを使用していますが、スペックどおりの実力となるか?
UMIDIGIのエントリークラスのスマホ「A3 Pro」あたりは、比較的 高めの評価コメントも多くなっていますが、是非、実機のレビューを待ちたいところです。
▼カラーはブラック、ゴールド、レッドの3色展開。背面の材質は読み取れず。
まとめ
「Max Speed、Max Power」のキャッチフレーズを持つUMIDIGI F1。Helio P60に128GBのストレージ、5150mAhの大容量バッテリーにAndroid 9.0、そして顔認証プラス指紋認証と魅力満載にして、通常価格は2万円台前半。
今後、海外通販サイト・Amazonともに販促を強化してくるでしょうから、今後の販売動向も含め、楽しみな端末です。
▼GearBestでは通常のセール価格 199.99ドルのところ、1/27まで 1日先着5名となりますが、99.99ドルで販売しています。海外の強者が多いだけに、先着5名に食い込むのはかんり難しいのですが。
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