2023年6月27日現在、14インチのモバイルワークステーション「Lenovo ThinkPad P14s Gen 3」のCore i7-1260Pモデルが、129,800円でセール販売されています。GPUにNVIDIA T550を搭載するモデルではなく、また、カスタマイズはできませんが、メモリ 16GB / SSD 512GBを搭載し短納期です。
販売元
ThinkPad P14s Gen 3、公式オンラインストア
ThinkPad P14s Gen 3のスペック
セール対象のモデルのスペックは以下となります。14インチで同価格(129,800円)の即納モデルとしては、以下の「ThinkPad T14s Gen 2」のCPUは Core i5-1135G7があり、Core i7-1260P vs Core i5-1135G7の点にて、ThinkPad P14s Gen 3」のコスパ度が高いです。
なお、「ThinkPad P14s Gen 3」のうち、NVIDIA T550を搭載するモデルは 163,009円で販売されていますが、こちらのCPUはCore i5-1240Pとなり、納期は1ヶ月以上となります。
CPU | Core i7-1260P、12コア(Pコア 4、Eコア 8)16スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 16GB DDR4-3200MHz (オンボード)、空きスロットあり |
ストレージ | 512GB M.2 PCIe-NVMe Gen4 SSD、TLC OPAL対応 |
ディスプレイ | 14インチ、解像度 1920 x 1200、非光沢、IPSパネル、 45% NTSC, 300 nit |
WiFi | WiFi 6E対応 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB4 (Thunderbolt 4 対応) x 2、USB 3.2 Gen1 Type-A (Powered USB) 、USB 3.2 Gne1 Type-A 、HDMI、有線LAN |
バッテリー | 3セル 39.3Wh |
サイズ | 317.7 x 226.9 x 17.9mm、約1.38kg~ |
OS | Windows 11 Pro |
その他 | バックライト付きキーボード、指紋認証 |
▲▼私は以下の記事で掲載の「ThinkPad E14 Gen 5」の購入を検討していますが、上の海外サイト(日本語表記されていますが、機械翻訳と思われる)のP14sのレビューを参照すると、P14sに限らずですが、変わらないスタイルはよいものです。
ThinkPad E14 Gen 5、第13世代 Core i3-1315Uの最小構成は81,510円。USB4ポートを搭載し、16:10の14型液晶も魅力
スペックの補足は以下です。
- メモリ 16GBはオンボードですが、空きスロットがあり増設することができます。
- SSDは2280サイズ、Gen4をサポートしています。空きポートはなく、増設することはできません。
- ディスプレイのアスペクト比は 16 : 10ですが 45% NTSCとなり色域は広くありません。
- 標準装備のバッテリーは、39.3Whと容量はやや控えめです。
- 天板の素材は樹脂、NVIDIA T550を搭載するモデルはアルミ・カーボンとなります。
Core i7-1260Pのパフォーマンス
12コア(Pコア 4、Eコア 8)16スレッドのCore i7-1260Pですが、Geekbench 5の指標は「シングルコア 1757、マルチコア 9383」。下のグラフは実機レビューしたPCのスコア(M1 / M2 チップのGeekbench 5 スコア一覧。M2 Mac mini 購入の検討材料に整理してみた)も含め、モバイル向けの主だったCPUとの比較です。
シングルコアは、実機で計測のM1 MacBook Airと同スコア、マルチコアは M1 MacBook Airよりも高いスコアとなり、普段使いとしては快速です。
まとめ
ThinkPad P14sは、GPUにNVIDIA T550を搭載するモデルの存在が特徴となりますが、Intel UHD Graphicsながらも Core i7-1260Pを搭載して129,800円。前述のとおり、Core i5-1135G7を搭載する ThinkPad T14s Gen 2」が同価格でセール中であることを考慮すると、コスパに優れています。
なお、個人的に惜しく感じることは、セール対象モデルはカスタマイズできないことと、P14sはE14 Gen 5と異なり、SSD ポートを1つのみであること。
販売元
コメント