13インチクラスのノートパソコンにおいて、おすすめする製品の一つが「Lenovo ThinkBook 13x Gen 4」。CPUにCore Ultra 5 125H、メモリはLPDDR5x 8400MHzの16GB オンボードでサクサク動作であることに加え、13.5インチの液晶は 2.8K 解像度のアスペクト比 3 : 2、USB4を3ポート搭載と機能も充実しています。
さらに、キーボードのタイピング感は、所有するThinkPad E14 Gen 5などのThinkPadよりも快適となり、スピーカーもM1 MacBook Airよりも高音質。
以下の記事にて実機レビューしていますが、レノボ・ショッピング 楽天市場店にて、6月21日 10時まで 他のレノボのPCも含めて ポイント10倍セールを行なっていますので、製品の特徴などをあらためて掲載します。
関連記事
ThinkBook 13x Gen 4 実機レビュー、Core Ultra 5 125H、2.8K 液晶、アルミ製筐体に高音質サウンド、快適キーボードと、おすすめの13.5型ノート
ThinkBook 13x Gen 4のスペック
13.5インチにして 1.17kgとそれほど軽量ではないものの、レノボの製品としては軽量の部類です。冒頭に記載・以下のノートPCとしては高いレベルでバランスのよいスペックに加え、アルミ製のボディの質感の高さも大きな特徴です。また、USB-Aポートは未搭載ですが、USB4ポートを3個も装備していることもメリットとなります。
CPU | Core Ultra 5 125H |
GPU | Intel Arc Graphics |
メモリ | 16GB LPDDR5x 8400MHz (オンボード) |
ストレージ | M.2 2242サイズ、512 GB PCIe Gen 4 SSD |
ディスプレイ | 13.5インチ IPS、解像度 2880 x 1920、アスペク比 3 : 2、100%sRGB、輝度 500nits、非光沢。光沢、マルチタッチパネルのオプションあり |
WiFi | WiFi 6E対応 (11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | 5.3 |
ポート類 | USB4 (Thunderbolt4 対応) x 3 |
サイズ | 約 292.9 x 205 x 12.9mm、約1.17kg |
OS | Windows 11 Home |
その他 | バックライト付きキーボード、アルミ製ボディ、指紋センサー搭載、ステレオスピーカー |
実機レビューのポイント
詳細なレビュー、写真は以下の記事に掲載していますので、あわせて参照ください。当記事ではそのポイントを掲載します。
冒頭に記載のとおり、筐体の質感、高解像度の明るい液晶、レスポンス、スピーカー、快適なキーボードと、高いレベルでバランスのよい製品です。私が感じるマイナスポイントとしては、液晶にやや淡さを感じること。一般的なノートPC以上ではあるものの、濃淡のある写真の描写に多少 淡い傾向があります。
▲▼以下の記事にて、これまでに実機レビューしたミニPCとノートPCのCINEBENCH R23のスコアを一覧化しています。Core Ultra 5 125Hを搭載する本製品のスコアは「シングルコア 1651、マルチコア 9310」となり、シングルコアのスコアは Apple M2 Proや Core i5-13500Hと同水準です。
CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 30製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標
▼PCIe 4.0 SSDのReadは 6129MB/sとなり、これまで実機レビューしたノートPCとしては最速の部類です。
上記のレビュー記事にも掲載していますが、実機の使用感のポイントは以下です。
- アルミ製の筐体、液晶・キーボード面の狭いベゼル幅とあわせて、外観の質感はすこぶる高い。また、レノボの製品としては 約1.17kgと軽量。
- 私にとって、キーボードのタイピング感・高速タイピングは、現行のThinkPadと同水準以上。キーストロークは浅めですが、しっかりとした打鍵感があります。
- 液晶はやや淡さを感じるものの、輝度 500 nitsと明るく、アスペクト比 3 : 2と縦に長いため、長時間の利用などで効率化に貢献。
- スピーカーの音質は、M1 MacBook Air以上に高音質。これまでにレビューしたノートPCとしては、トップクラスの音質です。
- 一般的なベンチマークソフト(AI関連は未計測)のシングルコアのスコアは、Core i5-13500HやApple M2 Proと同程度(マルチコアは、これらよりやや低い)。普段使いではキビキビと動作します。
▼MacBookと同じく アスペクト比 3 : 2の縦長の13.5インチ ディスプレイは、明るく鮮やかです。ただし、2つめの写真のとおり(実際には写真よりもメリハリがあります)、多少の淡さもあります。
なお、上と左右の表示領域までの幅は約4mmと、ベゼルレスとも言えるほどの狭さです。
▼想像以上によいのが、質感の高さとキーボードのタイピング感。アルミ製の筐体、ディスプレイ・キーボード面双方の狭いベゼル幅もあいまって、質感はかなり高く、これまでレビューしたノートPCのなかでもトップクラスの質感です。
また、キーボードのタイピング感は、浅いストロークながらも しっかりとした打鍵感があり、リズミカルに高速タイピングが可能です。私のなかでは、MacBookとThinkPadのキーボードがトップクラスのタイピング感ですが、同水準の快適さです。最近のThinkPadはストロークが浅くなり、かつての優位性は薄れてきましたが、ThinkPad以上とも言えそうです。
楽天市場のセール情報
2024年6月21日 10時まで、レノボ・ショッピング 楽天市場店では、ThinkPadなどの他の製品も含めて ポイント 10倍セールを行なっています。
還元ポイントは、楽天サービスの利用状況によって異なりますが、私の事例での価格(メモリ 16GB / SSD 512GB、Office なしモデル)は以下です。実質価格はレノボ直販ストアより 約1万円安く販売されています。
- 楽天市場では、送料無料の税込 167,940円、17,946ポイントの実質 149,994円
- レノボ直販ストアでは 160,930円
販売元
▼詳細なレビューは以下の記事を参照ください。
コメント