Teclastより、Netflixも含めたWidevine L1に対応する 8.7インチ Android 14 タブレット「Teclast M50 Mini」がリリースです。
CPUは Helio G99ではなく UNISOC T606となりますが、8.4インチではなく 8.7インチであることが大きなポイント。以下の記事にて、8.68インチのタブレットを販売元からお借りしてレビューしましたが、8.4インチと同じホールド感で操作できたことが印象的です。
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引用元
Teclast M50 Miniのスペック
2024年6月1日現在、Amazonの販売ページは公開されていますが、販売に向けて準備中のようであり、価格は表示されず、在庫切れの表示となっています。販売ページには 詳細スペックも掲載されていませんが、下表は文字から読み取れる事項を掲載しています。
上の画像にさりげなく「顔認識」との掲載があります。6月1日現在では価格は未公開であるものの、UNISOC T606 / FHDではなく HD+のスペックから、低価格での販売と思われます。
▼上のリンク先記事にて実機レビューの、8.68インチタブレット「Blackview Tab 60」と比較して、優位な事項に黄色網掛け、劣位な事項にピンク網掛けしています。
CPU | UNISOC T606、8コア |
GPU | Mali-G571 |
メモリ | 物理メモリ 6GB + 拡張 10GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 8.7インチ、解像度 1340 x 800 HD+、明るさ 320 nits |
WiFi、Bluetooth | WiFi 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | 対応、対応バンドの情報なし |
カメラ | フロント 5百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh |
サイズ | 横幅 125mm、厚み 8.2mm、320g |
OS | Android 14 |
その他 | GPS搭載、ステレオスピーカー、Netflixも含めたWidevine L1対応、背面はアルミ製、顔認証に対応 |
▼「Blackview Tab 60」もCPUにUNISOC T606を掲載していますが、AnTuTu ベンチ v10のスコアは約22万。8.4インチの「ALLDOCUBE iPlay 50 Mini Pro」などに搭載のHelio G99と比較すると、半分強のスコアです。ただし、普段使いの体感レスポンスでは、スコア差ほどの相違はもちろんなく、Web サイトのブラウジングやSNS関連のアプリでは、遅さを感じない水準です。
▼よくない意味でポイントとなるのが、解像度 1340 x 800の液晶です。FHDと見比べてみると、文字などの粗さが多少わかる水準です。
その他、前述の「Blackview Tab 60」との比較でのコメントは以下です。
- 8.7インチクラス、HD解像度、UNISOC T618、物理メモリ 6GB、128GBのストレージと、基本スペックは概ね同じです。
- Teclast M50 Miniの優位な事項は、Netflixも含めたWidevine L1に対応していること(Tab 60は Netflixには未対応)、顔認証に対応していること。
- バッテリー容量は M60 Miniの5,000mAhに対して、Tab 60は6,050mAh。
- M50 Miniの背面はアルミ製、Tab 60もおそらくアルミ製かと思いますが、製品情報に明記ありません。
まとめ
液晶サイズ以外の基本スペックは概ね同じとなる、10インチの「Teclast M50(Amazonはこちら)」が1万円台前半であることから、「Teclast M50 Mini」も同価格帯での販売(6/1現在では販売に向けて準備中)と思われます。この価格帯では、液晶がFHDではなく HDであることが妥協のポイントですが、Netflixも含めた Widevine L1に対応していること、顔認証に対応していることが特徴です、
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