中国メーカーの14インチクラスノートとしては、各国で人気筆頭となることに間違いはないと予想するTeclast F7 Plus。2018年度から人気継続のChuwi LapBook SEと同一製造元でほぼ同デザインにて、14インチに大型化・メモリ 8GBとしたGemini Lake ノートです。
詳細は先日の以下の記事でも紹介していますが、1月21から27日までGearBestでは329.99ドルのセールを開催しますので、あらためてそのスペックなどをお知らせします。
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Teclast F7 Plus vs Chuwi LapBook SE、同製造元であることを画像で比較・確認してみた
Teclast F7 Plusのスペックと特徴
現在、私はTeclast F7 Plusの13.3インチ・メモリ 4GB版ともいうべき、Chuwi LapBook SEをメイン機種として使用しているのですが、デザイン・質感・使いやすさともに抜群の機種です。
手っ取り早く、Teclast F7 Plusのより実機に近い製品を見たいという方は、以下のLapBook SEのレビュー記事を参照ください。
さて、Chuwi LapBook SEの14インチ版、メモリ 8GBとなるTeclast F7 Plusのスペックは以下となります。
- CPU: Intel Celeron Gemini Lake N4100
- GPU: Intel UHD Graphics 600
- メモリ: 8GB DDR4
- ストレージ: 128GB SSD (M.2、ユーザーにて大容量のSSDに換装可能)
- ディスプレイ: 14インチ IPS、解像度 1920 x 1080 (FHD)
- WIFI: 802.11 ac
- ポート類: USB 3.0 × 2、Mini HDMI
- バッテリー: 6500mAh
- サイズ: 33.10 x 22.00 x 0.70 cm(厚みは最薄部)、重さ 1.5kg
Chuwi LapBook SE以外のGemini Lake N4100搭載機と比較して、スペック上の優位な事項はメモリが8GBであることのみとも言えるのですが、Teclast F7 Plus、Chuwi LapBook SEはスペック以外の魅力が満載です。その魅力を画像に基づき概略を記載します。
▼上の画像はGearBestサイトの、Teclast F7 Plusの実機と思われるキーボード、下の写真は私のChuwi LapBook SEのキーボード。
横幅いっぱいに拡がるキーボードは、キーサイズ・キーピッチともに大きめで、ほとよりストロークとあいまってタイピング感はこのうえなく、私の記事編集作業もはかどります。このキーボードは手元にあるMacBook Air 11よりも確実に快適です。
▼大きめのキーボードがLapBook SEと同じ構成である場合には、MacBookほどにサラサラ・ヌルヌルではないものの、追従性・滑らかさともに他の中国メーカー製PCよりも一歩リード。
▼イメージ画像ではわかりづらいのですが、ディスプレイ面の端は2.5Dの曲面となっており、これも他の中国メーカー製の処理と異なり、見ためのなめらかさに貢献しています。
▲▼Teclast F7 Plus・Chuwi LapBook SEのOEM元は韓国とする海外サイト情報もあり、このためかエッジの処理や内部の造り込み(剛性が強い)が、他の中国メーカー製PCとは異なります。
▼デメリットらしきものは、やや重ためであること。上記の内部の造り込みのよさ(固定パーツなどがしっかりしている)も重さの要因のひとつ。
▼M.2 SSDは2242サイズではなく、より種類・選択肢が豊富な2280サイズであることもメリットの一つ。
▼こちらは販促用の動画。販促動画では、照明のあたり具合など、より洗練された製品に見せる傾向がありますが、LapBook SEの使用経験からは動画での期待を裏切らないと思います。
まとめ
海外通販サイトでのプレセール期間を終え、本格的に出荷が始まるTeclast F7 Plus。同OEM元の製品となりChuwi LapBook SEでは日本の大手サイトでも記事にされており(どこの記事かは失念)、Teclast F7 Plusにおいても、特に海外では人気機種となることは確実です。
今後の課題は、Chuwi LapBook SEの納期がかなり遅れるほどの人気であったため、F7 Plusの納期に関する懸念でしょうか。1月19日時点では22日の出荷とかなり早くなっています。
▼GearBestでのセール情報。1月21日から27日までは329.99ドルとなります。今後はこの価格がセール時の基準値となるでしょう。
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