Amazonにて、CPUにSnapdragon 685を搭載する 11インチタブレット「アーアユー T10」が、クーポン利用後 23,499円で販売されています(2024年8月16日現在)。
Snapdragon 685の実測ベンチマークスコアは、Helio G99とUNISOC T616の中間ほどとなり、普段使いでは遅さを感じることなく動作します。また、「アーアユー T10」は、ストレージは 128GBと控えめながらも、物理メモリ 8GBに4スピーカーを搭載と、Helio G99を搭載するタブレットに準じた機能であることが大きなポイントです。
アーアユー T10のスペック
「アーアユー」ブランドを初めて知る方も多いかと思いますが、以下の記事にて実機レビューの、人気の8.4インチタブレット「M60」も展開しています。同じく 8.4インチの「ALLDOCUBE iPlay 50 mini」と比較すると、質感・機能は「M60」がより良いとも言え、私は個人的に同ブランドに好感を持っています。
アーアユー M60 実機レビュー、11,549円と安価ながらもFHD、Widevine L1対応の8.4型タブレット。UNISOC T606搭載によりレスポンスも十分
▼スペックはこちらです。
CPU | Snapdragon 685、8コア、最大 2.8GHz |
GPU | Adreno 610 |
メモリ | 物理メモリ LPDDR4 8GB + 拡張 12GB |
ストレージ | 128GB eMMC 5.1 |
ディスプレイ | 11インチ、IPS、解像度 1920 X 1200 |
WiFi、Bluetooth | 11a/b/g/n/ac、Bluetooth 5.0 |
LTE | LTE-TDD: B40/B41
LTE-FDD: B1/B3/B5/B8/B18/B19/B26/B28 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 13百万画素 |
バッテリー容量 | 8000mAh、18W 急速充電に対応 |
サイズ | 未確認、厚みは7.6mm、510g |
OS | Android 14 |
その他 | GPS搭載、Netflixも含め Widevine L1に対応、4スピーカー、アルミ製ユニボディ |
N-ONE NPad Ultra レビュー、Snapdragon 685搭載の12インチ Android 14 タブレット。体感レスポンスは Helio G99と同水準
▲▼Snapdragon 685を搭載するタブレットは、上の記事にてレビューしています。実機で計測のAnTuTu ベンチマーク v10のスコアは 347,564。Helio G99のスコアは約40万ですが、普段使いでの体感レスポンスは ほぼ同じとなり、体感できるほどの相違を感じません。
その他のスペックの補足は以下です。
- メモリは、物理メモリ 8GB + ストレージの空き領域から割り当てる拡張メモリ 12GB。後者は万一 メモリ不足となった場合の補助的なものであり、実質 8GBです。
- このクラスの端末の場合、ストレージは高速なUFSとすることが多いのですが、本製品はeMMCです。ただし、この価格帯では UFS 2.1 あるいは2.2の旧世代のUFSとなり、eMMCと大きく体感できるほどの相違はありません。
- Netflixも含め、動画配信サイトの動画を高画質(FHD)再生可能な「Widevine L1」に対応しています。1年ほど前までは、NetflixのWidevine L1に対応する端末は少数派でしたが、最近では多くの端末が対応しています。
- 筐体はアルミ製ユニボディ(アルミ削り出し)と明記されています。ユニボディは、見た目の美しさと軽量化に貢献します。
- この価格帯のタブレットでは急速充電に未対応の製品もあるなか、控えめながらも 18Wの急速充電に対応しています。
価格情報
2024年8月16日現在のAmazon 価格(クーポン適用後)は 23,499円。この価格にして、Netflixも含めた Widevine L1に対応、4スピーカー、GPS搭載、LTE対応、アルミ製ユニボディの筐体と充実しています。
▼価格帯・機能で競合する製品は、以下の「Headwolf HPad6」。こちらはHelio G99を搭載し、顔認証にも対応しています。
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