Microsoftより 4月15日に発売となった「Surface Laptop 4」。ディスプレイサイズは 13.5インチと15インチ、CPUは AMD RyzenとIntel 第11世代 Core iシリーズ、13.5インチはメタルのほかにAlcantaraも選択可能と、バリュエーションも豊富です。今回はこれらのバリュエーションのなかから、15インチのAMD Ryzen 7 4980U版に絞り、スペックと特徴などを記載します。
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Surface Laptop 4、15インチ AMD Ryzen版のスペック
Surface Laptop 4、15インチ AMD Ryzen版のスペックは以下となります。
CPU | AMD Ryzen 7 4980U、8コア 16スレッド、最大 4.4GHz |
GPU | AMD Radeon Graphics |
メモリ | 8GB / 16GB LPDDR4 |
ストレージ | SSD 256GB / SSD 512GB |
ディスプレイ | 15 インチ、解像度 2496 x 1664、アスペクト比 3:2、10 ポイント マルチタッチ |
WiFi | Wi-Fi 6 802.11ax 互換 |
Bluetooth | 5.0 |
ポート類 | USB A、USB Type-C |
バッテリー | 47.4WH |
サイズ | 339.5 mm x 244 mm x 14.7 mm |
OS | Windows 10 Home |
その他 | 顔認証、アルミ製ボディ、Office Home & Business 2019 |
CPUのAMD Ryzen 7 4980Uですが、公式サイトの技術情報には 「AMD Ryzen Microsoft Surface エディション プロセッサ」とあり、Suface向けのカスタマイズモデルのようです。
一方、Surface Laptop 4 15インチのインテル版のCPUは Core i7-1185G7と、Tiger Lake モバイル向けでは最上位のCPUを搭載。AMD Ryzen 7 4980UとCore i7-1185G7のベンチマークスコアを探ってみると、PC MARK 10においては Core i7-1185G7がやや優位(約5,000 vs 約5,200)。いづれにしての、4月20日時点では、ノートPCのハイエンドであることに間違いはなく、負荷の大きいゲームや動画編集などを行わない限りは、かなり快適に動作します。
▼以下はマットブラック (メタル)の価格ですが、メモリ 16GB / SSD 512GBの場合、AMD版が218,680円、Intel版が231,880円と、価格差は 13,200円。コスパに優れた Ryzenですので、もう少し大きな価格差を想定していたのですが、どちらを選択すべきか悩ましい差額です。
Webブラウジングやオフィスソフトがメインの場合には、ボディがプラチナのメモリ 8GB / SSD 256GB版(161,480円)を選択すると、大幅に安くなります。
Surface Laptop 4、15インチ版の外観
Microsoft 公式サイトでは、左右の360度ビューも公開されていますが、キーボード全体や底板の画像の掲載がなく、また、13.5インチ・15インチを識別しにくい状況もあります。キーボード面がAlcantara、ボディ色が サンド ストーンの仕様は13.5インチのみであることから、上の画像はいづれも 13.5インチ。外観については、13.5インチ・15インチに共通すると思われる事項について記載します。
▼13.5インチのキーボード Alcantara素材もあるものの、ボディはアルミ製。マットブラックにおいても、画像で見てもアルミの風合いを醸し出しています。
▼電源はSufaceシリーズに共通するマグネット式。通常のUSB Type-Cの場合、目のよくない(老眼)の私はコードの接続でモタモタすることがあるのですが、便利な仕様です。
▼画像は英語キーボードとなりますが、Delキーの左にある電源ボタンは押し間違えることはないものかと やや懸念(Laptop 3も同仕様ですが)。
▼2496 x 1664 高解像度のディスプレイ。きめ細やかな表示もありますが、アスペクト比 3 : 2の縦長画面は表示領域が広く、WebブラウジングやExcelなどで重宝します。
まとめ
私が所有する SurfaceはSurface Goのみですが、店頭で旧バージョンとなった Surface Laptop 3、Surface Laptop Go、Surface Proを操作する範囲では、鮮やかなディスプレイに快適なキーボードの実用性に秀でています。価格としては相応ですが、私としては Office Home & Businessの付属しない安価なバージョンがあると、さらに魅力が増すように感じます。
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▼こちらは旧バージョンとなった Surface Laptop 3
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