2024年版、キーボード付きモニターとミニPCの組み合わせ事例と使用感 | Win And I net

2024年版、キーボード付きモニターとミニPCの組み合わせ事例と使用感

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上の写真は、超小型のミニPCに キーボード付きモニター(13.3インチ)を組み合わせたもの。省スペース化を図るためにミニPCを購入した場合には、キーボードとモニターもあわせてコンパクトにしたいもの。この場合、写真の組み合わせも有効です。

国内では認知度の低いキーボード付きモニターですが、海外では数年前から販売されており、国内通販でも数種類の製品が販売されています。

キーボード付きモニターとミニPCの組み合わせ事例

私が組み合わせたキーボード付きモニターは、以下の2021年10月に実機レビューの古い製品です。このため、主に直近(2024年9月29日現在)で Amazonにて販売の製品を記載しています。

13.3インチ キーボード付きポータブルモニターの特徴。ミニPCやスマホとの接続で活躍すること間違いなし

 

国内販売のキーボード付きモニター

上の画像・紹介の製品は、Amazonにて販売の14.1インチです。私が所有する製品は 2021年の発売ですが、さすがに3年も経過すると、USB-A ポートを複数装備など 機能はアップしています。

 

なお、以下に注意ください。1を除いては、他のキーボード付きモニターにも当てはまる事項です。

  1. Amazonでは200以上のレビューを集めていますが、ほとんどが海外の方のものです。
  2. 英語キーボードのみの設定であり、英数・かなの切替などは、後述のフリーソフトを使用する必要があります。
  3. 映像入力をHDMIとする場合、接続にあたっては、キーボード接続用にUSB 接続もあわせて行う必要があります。
  4. 映像入力をUSB Type-Cとする場合(PCが対応している場合)、USB Type-Cの接続のみで、映像とキーボード使用の双方に対応しています。

 

▼英語キーボードの「英数・かなの切替」は、以下のフリーソフト「Alt-IME」が便利です。これにより、スペースキー両隣のAlt キーのワンタッチにより、英数・かなを切り替えることができます。より具体的には、左 Altで「英数」、右 Altで「かな」となり、MacBookと同様の扱いです。

英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境

 

上記の留意事項はあるものの、下記のメリットがあります。

  • スピーカーを内蔵し、別途スピーカーを用意する必要はありません。
  • 14.1インチ液晶の解像度は 1920 x 1200、アスペクト比は流行りの 16 : 10となり、縦の情報量が多く重宝します。
  • ただし、45% NTSCと色域はそれほど広くありません(一般的なノートPCの液晶と同程度)。
  • ノートPCの場合、色温度の調整に難ありですが、OSD メニューにより色温度(寒色 or 暖色)の変更が可能。
  • 5000mAhのバッテリーを内蔵し、約6時間の動作が可能。また、リバースチャージングに対応し、スマホやイヤホンなどへの充電も可能です。
  • PC以外にも、スマホ / PS4 / XBOX / Switchなどの映像出力が可能。
  • 一般的に、英語キーボードの場合には Enter キー右に PgUpなどの一列があり、誤タイピングを招きやすいのですが、本製品では右一列がなく、誤タイピングの懸念はありません。

 

▼映像入力のHDMIとUSB Type-C ポートのほか、USB-A ポートを3個備えています。製品紹介に具体説明はありませんが、PCのUSB ポートから接続した場合、ハブとして機能するものと思われます。

 

参考、所有する製品の使用感

現在、所有するキーボード付きモニターを久しぶりに使用し、当記事を編集しています。Aliexpressを確認したところ、現在でも販売されていましたので、使用感のポイントを記載します。2021年の発売ですが、今でもデザインはよく、使い勝手は良好です。ただし、Amazonの製品と比較すると割高(2024年9月29日現在では 約43千円)です。

 

  • 明るさは、標準的なノートPC・国内通販で販売のポータブルモニターと同程度、あるいは僅かに暗め。
  • タッチパネルを搭載し便利に使用しています。また、OSD メニューもタッチパネルでの呼び出しとなり 便利です。
  • OSD メニューのワンタッチでの色温度の変更は、極めて便利です。
  • キーボードのタイピング感は、M1 MacBook Airのキーストロークをやや深くしたイメージであり 快適です。使用頻度の高い「ThinkPad E14 Gen 5」よりも快適なように感じます。

 

▼引用した「ThinkPad E14 Gen 5」のレビュー記事はこちら。

ThinkPad E14 Gen 5 実機レビュー、Core i7-1360P / 2.2K 解像度モデルは快速・快適、タイピング感も上質
今回レビューする製品は、インテル 第13世代のCPUに、14インチ アスペクト比 16 : 10のディスプレイを搭載する「ThinkPad E14 Gen 5」です。ThinkPadとしてはエントリークラスの製品ですが、購入したモデルは C...

 

▼現在使用中のキーボード付きモニターはこちら。

 

参考、組み合わせたミニPC

参考情報です。当サイトでは多くのミニPCをレビューしていますが、当記事でポータブルモニターと組み合わせたミニPCは以下です。

 

▼CPUにAlder Lake N100を搭載する、エントリークラスの超小型のミニPC「Skybarium T-box Pro(上の写真)」。電源は Alt モードに対応のUSB Type-C。USB Type-Cは 1ポートのみのため、HDMIからモニターに接続しています。

SkyBarium T-BOX Pro、N100 ミニPC 実機レビュー。73mm幅の超小型、Alt モード USB-Cを装備、コンパクトさ、機能ともにおすすめ
今回レビューする製品は、CPUにAlder Lake-N N100を搭載する、73mm幅の超小型のミニPC「SkyBarium T-BOX Pro」です。 上の写真は6.67インチ 横幅 約75mmのスマホ「POCO F6 Pro」に載せて...

 

▲▼こちらは、CPUに Core i9-12900HKを搭載するハイエンド寄りのミニPC「MINISFORUM UN1290」。電源は専用ポート、Alt モードに対応のUSB Type-Cを搭載し、USB Type-Cからの接続のみで、モニターへの映像出力とキーボードの使用に対応できています。

MINISFORUM UN1290 実機レビュー、Core i9-12900HKを搭載し キビキビ動作のミニPC。SSD 512GBモデルは 6万円台と高コスパ
今回レビューする製品は、CPUにインテル 第12世代のCore i9-12900HKを搭載し、メモリ 32GB、PCIe 4.0 SSDを標準装備のミニPC「MINISFORUM UN1290」です。 一般的なミニPCよりも やや大きな筐体...

 

まとめ

キーボード付きモニターとミニPCの組み合わせの紹介でした。久しぶりに、この組み合わせで使用しましたが、ノートPCライクに扱うことができ、かなり便利です。バッテリー・スピーカー内蔵でもあり、省スペース化を実現することができます。

また、ミニPCは複数の映像出力ポートを装備しているため、大型モニターと組み合わせて使用することもできます。

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