MINISFORUMより、CPUにAlder Lake N100を搭載するミニPC「UN100P」が販売となりました。N100を搭載する同社のミニPCとしては「UN100D」「UN100L」がありますが、2024年9月15日現在の公式ストアの販売では「UN100D」がラインナップから外れ 「UN100P」に置き換わっています。
引用元・販売元
MINISFORUM UN100Pのスペック
上の画像のとおり、M.2 SSDは2280サイズのPCIe / SATAの双方に対応し(標準装備は PCIe SSD)、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設することができます。
CPU | Alder Lake-N N100、4コア 4スレッド |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | DDR4 3200MHz 16GB |
ストレージ | M.2 2280 PCIe 3.0 256GB or 512GB SSD、2.5インチ SATA SSD / HDDを増設可能 |
WiFi | WIFI 6対応 |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C(映像出力対応)、USB-A 3.2 Gen 1 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、HDMI x 2、2.5G 有線LAN |
サイズ | 127.5 × 112.4 × 40mm |
OS | Windows 11 Home |
MINISFORUM UN100D、N100搭載、Alt モード USB-Cを装備のミニPCが発売に。最安構成は3万円未満
MINISFORUM UN100L、Alder Lake N100搭載のミニPCが発売に。Altモード USB-C、LPDDR5 RAM、PCIe SSDを搭載
N100搭載のミニPCは、先行して上の記事にて紹介の「UN100D」「UN100L」が販売されていますが、これらの2製品に対して、以下の点にて「UN100P」は控えめなスペックです。
- 上記の先行販売 2製品のメモリがDDR5であるのに対して、「UN100P」はDDR4。ただし、体感できるほどのレスポンスの相違はありません。
- 上記 2製品のUSB Type-Cは Alt モードに対応していますが、「UN100P」は明記されていません。Alt モードに対応している場合、PD 対応のモニターに ケーブル1本の接続で、PCへの給電とモニターへの映像出力を行うことができます。
- 「UN100P」のサイズ(127.5 × 112.4 × 40mm)は、上記2製品(115 x 110 x 46mm)より 長辺が約12mm 大きいです。
▼Alder Lake N100のベンチマークスコアと体感レスポンスは、以下などの記事に記載しています。インテル 第8世代 モバイル向けのCore i5-8350Uと同程度となり、在宅勤務などではサクサクと動作します。
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▼前面のポート類は左から、リセットホール(CMOS クリア)、USB-A 3.2 x 2、映像出力に対応のUSB Type-C、3.5mm コンボジャック、電源ボタン
▼背面のポート類は左から、有線LAN、USB-A 3.2 x 2、HDMI x 2、DC。映像出力は、USB Type-C、HDMI x 2の3系統です。
まとめ
2024年9月15日現在の公式ストアの価格は以下です。
- メモリ 16GB / SSD 256GBの「UN100P」は 27,190円
- メモリ 8GB / SSD 256GBの「UN100L」は 25,280円(メモリ 16GBモデルは 在庫待ちと思われます)
「UN100P」のDDR4 メモリに対して、「UN100L」はDDR 5 メモリ かつ USB Type-CのAlt モードに正式に対応であることを考慮すると、「UN100L」がコスパが高いとの認識です。ただし、メモリ 16GBを優先する場合には「UN100P」です。
▼公式ストアでの「UN100P」と「UN100D」は、同一ページに掲載されています。
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