MINISFORUM UH125 Pro、Core Ultra 5 125Hを搭載のミニPCがリリース。USB4を2ポート、OCulinkを装備し割安価格で販売に | Win And I net

MINISFORUM UH125 Pro、Core Ultra 5 125Hを搭載のミニPCがリリース。USB4を2ポート、OCulinkを装備し割安価格で販売に

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MINISFORUMより、CPUにCore Ultra 5 125Hを搭載するミニPC「MINISFORUM UH125 Pro」がリリースされました。DDR5-5600MHz 最大 96GBのメモリに、PCIe 4.0 M.2 SSDを2基 搭載可能、USB4を2ポート装備、OCulink ポート経由で外付けグラボに接続可能と、MINISFORUMらしい拡張性に優れた製品です。

引用元・販売元

2024年7月6日現在は予約販売、出荷予定は8月10日です。

MINISFORUM UH125 Pro、公式サイト

 

MINISFORUM UH125 Proのスペック

同社のハイエンドのミニPCでは、OCulink ポートを搭載する製品が増えてきました。以下の記事にてレビューの「UM780 XTX」と同様に、別途 グラボ・電源・グラボ接続ボード・OCulink ケーブルを用意することにより、外付けグラボを接続することができます。

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先日レビューした「MINISFORUM UM780 XTX」ですが、OCulink アダプターが付属しており、対応機器は少ないものの、OCulink経由で外付けGPUを動作させることができます。 OCulink経由で外付けGPUの他製品の事...

 

▼スペックは以下となります。公式ストアの情報に、Windows 11 Home あるいは Proの記載はありませんが、同社の他製品の傾向から Homeと思われます。

CPU Core Ultra 5 125H、14コア 18スレッド
GPU Intel ARC iGPU
メモリ DDR5 5600MHz 32GB、2スロット、最大 96GB
ストレージ 2280サイズ M.2 PCIe 4.0 SSD 1TB、2230サイズ M.2 PCIe 4.0 SSDを増設可能
WiFi WiFi6
Bluetooth 5.2
ポート類 USB4 x 2、USB-A 3.2 Gen 2 x 2、USB-A 3.2 Gen 1、USB 2.0、HDMI、DisplayPort、OCulink、有線LAN x 2
サイズ 145 x 145 x 54mm
OS Windows 11 Home
その他 天板にCopilot ボタンを装備

 

▼Core Ultra 5 125Hを搭載するミニPCは、GMKtecとBeelinkから販売されています。「MINISFORUM UH125 Pro」は、USB4を2ポート、OCulink ポートを搭載する点において、拡張性は以下の製品より優れています。一方、Beelink SEi14は金属製の筐体となり、デザインに秀でています。

GMKtec K9、Core Ultra 5 125H 搭載 ミニPCのスペック。ベアボーンも販売中

Beelink SEi14、Core Ultra 5 125H搭載 ミニPCのスペック。金属製筐体、DDR5 RAM 32GB、Thunderbolt 4を装備

 

▲▼公式ストアに、「CINEBENCH R23のスコアは、シングルコア 1717、マルチコア 14919」とあります。以下の記事にて、これまで実機レビューしたPCのスコアを一覧化しており、うち Core Ultra 5 125Hのスコアは「シングルコア 1651、マルチコア 9310」でした。現在レビュー中のノートPCも同水準のスコアですが、ノートPCではTDPを制御しての計測だったように思います。

CINEBENCH R23、ミニPC・ノートPC 30製品で計測のスコア一覧。キビキビ動作のスコアの指標

ThinkBook 13x Gen 4 実機レビュー、Core Ultra 5 125H、2.8K 液晶、アルミ製筐体に高音質サウンド、快適キーボードと、おすすめの13.5型ノート

 

MINISFORUM NAB9 ミニPC 実機レビュー、 Core i9-12900HKを搭載、13世代 Core i9のベンチスコアを上回ることもあり

Core i5-13500Hを搭載のミニPC、MINISFORUM NPB5 実機レビュー。DDR5 メモリ、PCIe 4.0 SSDとあわせて快適動作。冷却にも優れた静音ミニPC

▲▼前述の「UM780XTX」、上の記事の「NAB9」「NPB5」など、当サイトでは同社の複数のミニPCをレビューしていますが、どの製品においても冷却対応は万全、かつ静音仕様です。本製品においても、製品紹介に「パフォーマンスモードでの ファン音量は37dB」とあり、作業に集中することができます。なお、画像のとおり、底板のパンチング・通風口の面積は大きく、こちらから内部の熱を排出します。

 

その他のスペックの補足は以下です。

  • 前述のとおり、公式ストアの仕様に Windows 11 Home あるいは Proの記載がありませんが、この1年ほどの同社の傾向としては Windows 11 Homeです。
  • 留意事項としては、SSD 増設用のPCIe 4.0 M.2 ポートが 2280サイズではなく 2230サイズであること。なお、以前は同サイズのSSDを入手しにくく、かつ高価だったのですが、以下のシリコンパワーの事例のように、購入しやすい価格帯となりました(1TBで 13,980円)。
  • ボディサイズは145 x 145 x 54mmと、一般的なミニPCよりも 20mm程度 大きなサイズです。同社のミニPCでは、この辺りのサイズの製品が多いのですが、多くの場合、そのスペースを冷却対応にあてています。

 

▼上記の2230サイズのPCIe SSDの事例です。

 

外観

筐体の素材の明記はありませんが、イメージ画像を参照すると樹脂製と思われます(価格帯からして、金属の可能性もあります)。

 

▲▼USB4を前面と背面に1個づつ備えています。私の他のPCでは、USB4を外付けGPU ボックスに接続し、もう一方のUSB4から映像出力することが多いです。なお、映像出力は、USB4 x 2、HDMI、DisplayPortの4系統。

▲▼電源ボタンは天板の右下に配置されています。背の低いミニPCでは、正面の電源ボタンはやや押下しにくいため、天板の電源ボタンの配置はありです。また、画像では少しわかりにくいですが、電源ボタンの中央にMINISFORUMのロゴのある珍しい仕様です。なお、左下にCopilot ボタンを装備していますが、どれほどの需要があるものか、やや疑問です。

価格情報

2024年7月6日現在、MINISFORUM 公式ストアでは予約販売中。8月10日の出荷が予定されています。予約販売価格(税込、送料無料)は以下です。同じく、Core Ultra 5 125Hを搭載するミニPC「Beelink SEi14(Amazonはこちら)」のAmazon 価格が 111,800円であること、「UH125 Pro」はUSB4を2ポート、OCulink ポートを装備することを考慮すると、割安と言えそうです。

  • メモリ、ストレージ、OSなしのベアボーンは 75,980円
  • メモリ 32GB、SSD 1TB、Windows 11のセットモデルは 107,980円

 

引用元・販売元

2024年7月6日現在は予約販売、出荷予定は8月10日です。

MINISFORUM UH125 Pro、公式サイト

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