M1 MacBook AirのOSを「Monterey」から「Ventura」に更新しました。「このMacについて」と「システム設定」の表示の変更に戸惑いを感じるなか、ベンチマークを走らせ「Monterey」「Big Sur」とのスコアを比べてみました。結果としては、「Ventura」に更新後もベンチマークスコアは同水準となり安心です。
M1 MacBook Airを「Ventura」に更新
事前確認なしで「Monterey」から「Ventura」に更新したのですが、更新後に即 戸惑ったのが、上の画像の「システム設定(システム環境設定から名称も変更)」と、以下の「このMacについて」の画面の構成の変更です。
すぐに慣れると思いますが、手元にある他のMacとの表示の整合性では「Monterey」に即戻そうかと思ったほどです。
▼ダウンロードは 12.22GBと大容量。インストール完了まで ほぼ放置していましたが、1時間半ほどで完了となった記憶です。
ベンチマークスコア、「Monterey」との比較
Geekbench 5、CINEBENCH R23、SSD ベンチのみの確認ですが、いづれも誤差の範囲で同水準となり、体感レスポンスも同様です。
Geekbench 5
Geekbench 5 CPU ベンチマークのmacOS Venturaのスコアは、「シングルコア 1743、マルチコア 7756」。Montereyと比較すると 若干 スコアアップしていますが誤差の範囲です。
▼CINEBENCH R23、SSDのベンチスコアも同様に、画像の上から順に M1 MacBook Air メモリ 8GB搭載機での macOS Ventura / Monterey / Big Surのスコアです。
CINEBENCH R23
最近、MacBook Pro 17インチ Mid 2010 / iMac 27インチ Mid 2010の古いMacを弄っていたこともあり、M1 MacBook Airでは 重い CINEBENCH R23の計測がサクサクと動作することに あらためて感動です。
▼macOS Venturaのスコアは、「シングルコア 1491、マルチコア 7226」。マルチコアは Montereyのスコア 7454より低いですが、geekbench 5と同じく誤差の範囲。
SSD ベンチスコア
SSDのベンチマークスコアも、3つのOS間では大きく変わらず。Readで3000MB/s超、Writeで2000MB/s超となるため、仮にこれ以上の差があっても(ある程度の控えめなスコアとなっても)体感レスポンスに大きく影響するものではありません。
まとめ
当然ながらも macOS Ventura / Monterey / Big Sur 間で、今回計測した Geekbench 5 / CINEBENCH R23 / SSD ベンチでは、ベンチスコアは同水準となり安心。短期間使用したなかでは体感レスポンスも変わりませんが、「このMacについて」と「システム設定」が大きく変更となっていることに慣れが必要のように感じます。
なお、私にとっては重要なポイントとなりますが、以下のParallels DesktopでのWindows 10 / 11の動作への影響もありません。
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