M1 MacBook Air(MacBook 全般)を大型モニター接続時に行うべき基本設定 | Win And I net

M1 MacBook Air(MacBook 全般)を大型モニター接続時に行うべき基本設定

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自宅でのMacの環境として、Mac miniを大型モニター(40インチのウルトラワイドモニター)に接続しています。時々、M1 MacBook Airをモニター接続することもありますが、Mac miniよりも画面の使い勝手がイマイチと思いきや、私のセッティングが中途半端な状態でした。

そこで今回は、M1 MacBook Air(MacBook、Mac 全般)の大型モニター接続における、一部の基本的な設定について記載します。

音声出力先の変更

私の環境では、M1 MacBook Airよりもモニターに装備のスピーカーの音質がよいために、スピーカーの出力先を変更しました(これまで変更していなかったのがおかしいのですが)。

 

▲▼上の設定画面は、M1 MacBook Airを iMac 27インチ Mid 2010のターゲットディスプレイを利用しているものです。「システム環境設定」「サウンド」「出力」へと進み、出力先のスピーカーを変更します。

M1 MacBook Airの外部ディスプレイとして iMac 27インチ Mid 2010を接続。クラムシェルモードでも動作
ヤフオクにて ジャンクな iMac 27インチ Mid 2010を格安で購入。目的は ターゲットディスプレイにより、M1 MacBook Airの外部ディスプレイ化することです。別途購入のUSB Type-C / Mini DisplayP...

解像度の調整

「システム環境設定」「ディスプレイ」へと進み、必要に応じて解像度を変更します。以下の画像は、上記の iMacに出力している状態です。

 

▼参考情報ですが、Mac mini Late 2012と40 インチ ウルトラワイドモニターの組み合わせでは、HDMI経由では正しい解像度で出力できず、DisplayPort経由で対応できました。

Mac mini 2012をウルトラワイドモニターに出力、DisplayPort ケーブルで特殊な解像度にも対応
中古で購入のMac mini 2012を 40インチのウルトラワイドモニター(解像度 3440 x 1440)に接続すると、1980 x 1080での出力となり困っていました。Mac mini 2012の仕様上の映像出力の解像度は、HDMI...

Dock サイズの調整

M1 MacBook Airを大型モニターに接続し、大きく違和感があったことは Dockが小さく表示されること。基本中の基本となりますが、Dockを程よいサイズに変更しました。

 

▼上の画像はDock サイズの変更前、下は変更後。大型ディスプレイで程よいサイズとなるよう変更しました。

 

▼「システム環境設定」「Dockとメニューバー」へと進み、お好みのサイズに変更します。

任意の場所でメニュー項目を表示する

ワイドモニターを使用すると、メニュー項目への視線移動・マウスの移動が大きくなりますが、任意の場所でのホットキー操作により メニュー項目を表示する有料アプリが複数あります。私が数種類試した範囲で最も便利なアプリが、以下の記事に掲載の「Menuwhere」。

Menuwhere、Macの任意の場所でメニュー項目を表示可能な便利なアプリ。起動中アプリの全メニュー表示も可能
ワイドモニターでMacを使用する場合、困ってしまうのが Finderや各種アプリのメニュー項目が左端にあるために、視線移動が大きくなること。先日、ポインターの任意の場所でのホットキーにより メニュー項目を表示する「MenuMate」を紹介し...

 

詳細は上の記事に掲載していますが、「Meanwhere」により対応可能となる事項は以下です。なお、無料トライアル版もありますが、有料版も3ドルと安価です。

  • マウス 右クリックでのメニュー呼び出し
  • 起動中の全アプリのメニュー表示
  • メニューのフォントサイズの変更

参考、外付けキーボードの共有

私は M1 MacBook Airをモニター接続した場合には、上の写真のSatechi X1 キーボード(マウスは Satech M1)を使用しています。MacBookのスチールグレーの色合いに程よくマッチし、タイピング感も旧型のMacBookのキーボードに近く、Bluetoothのマルチペアリングにより 3台のMacを切り替えて使用でき便利です。

Satechi X1 キーボード レビュー。Mac 複数台の運用が快適に。デザインよく、マルチペアリングとタイピング感も良好
今回レビューする製品は、Mac向けのBluetooth キーボード「Satechi X1」。Satechiは、Macの色合い・デザインにマッチする製品を複数展開していますが、今回紹介のキーボードもその一環。 Macによく映えるアルミ製・スチ...

 

▼以下のアプリにより、ソフト側でキーボードとマウスの共有を行う手段もあります。

複数のMacで 1組のキーボードとマウスを共有できるアプリ「Teleport」の設定と使用感。端末間のコピペも可能
私は Mac 複数台のそれぞれにキーボードとマウスを取り揃えて使用していたのですが、同一 WiFi 環境にある Macで1組のキーボードとマウスを共用できる便利なアプリ「Teleport」を使ってみました。同種のアプリには、Logicool...

参考、USB 機器の共有

現在のところ、M1 MacBook Airでは使用していませんが、USB マウスやキーボードを共有する場合、上の写真・下の記事で紹介のUSB 切替器を利用する手段もあります。Cable Mattersの製品の場合、リモコンでの切替に対応し、ACアダプターが付属していることにより、DVDドライブやストレージなど消費電力の大きい USB機器も共有することができます。

Cable Matters リモコン付き USB切替器 レビュー。4台切替の大きなボタンの操作性も良好。ACアダプターも付属
PC複数台で1組のマウスとキーボード、その他のUSB 機器を共有できる「USB 切替器」。国内通販では多くの製品が販売されていますが、PC 4台 / USB 3.0 4ポート / リモコン付きの「Cable Matters」の製品を購入しま...

 

参考、USB Type-C 出力時の不具合対応

私のメインモニターは以下のInnocn社の40インチウルトラワイドモニターです。

innocn 40インチ ウルトラワイドモニター 実機レビュー。明るさ、Macの色合いとの相性も抜群、M1 MacBookに給電しつつのType-C 映像出力も可能
今回レビューする製品は、Amazonで展開している「innocn」社の40インチモニター「WR40-PRO」。大型のワイドモニターでは、34インチの平面、あるいは曲面の製品が主流ですが、同社は44インチと40インチの製品を販売しています。 ...

 

USB Type-C ポートでの接続により、MacBookに給電しつつの映像出力も可能ですが、Bluetooth マウスがフリーズする現象が生じています。この場合、以下のUSB Type-Cのハブ経由で映像出力すると、モニターとBluetooth マウスともに安定動作しています。

MacBookでBluetooth マウスがフリーズする不思議な現象。モニターからの給電が原因か?
以前から、M1 MacBook AirとMacBook 12 2016モデルにて、Bluetooth マウスがフリーズし、しばらくするとその他のアプリもフリーズする現象に悩まされていました。明確に原因を特定できていないのですが、M1 Mac...

まとめ

M1 MacBook Air、MacBookを外部ディスプレイに接続する際の、一部の基本設定(私の設定が漏れていた事項をメイン)を記載しました。

M1 MacBook Airを久しぶりに外部ディスプレイに接続したみて感じることは、インテル iMacと比較するとレスポンスのほか、ファンレスの静音であることは やはり大きなメリット。

基本設定とは異なりますが、ウルトラワイドモニターに接続の場合には、「MenuWhere」が特に便利です。