外出先、特に電車内での快適なブログ記事編集のために、iPad / iPad mini用の複数のキーボードカバー、あるいはキーボード単体を購入しました。店頭での試し打ちも含め、多くのiPad / iPad mini用のキーボードカバーをタイピングして感じたことは、私にとってはロジクール製が最もタイピングしやすいこと。
タイピング感、キーボードの好みは人それぞれとなりますが、ロジクール製キーボードカバーが私には最適である理由などを記載します。
※ 冒頭の写真は、左からK380、Keys-to-go、TM25。いづれもロジクール製
ロジクール製キーボードカバーの優れている点
以下の家電批評 2017年10月号の30・31ページにて、編集者の方が複数のiPad向けのキーボードカバーをタイピングしたうえで、タイピング性能のランキングを1位から9位まで掲載し、ロジクールとAnker製キーボードカバーのタイピング感などをコメントしています。
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このタイピング性能1位の製品は、iPad Pro用のSlim Combo IK1092BKA
数あるキーボードカバーのなかで、家電批評の編集者が上記のロジクール製キーボードをタイピング性能1位とする理由は以下としています。
- ヌメ感のある、なめらかな打鍵
- キータッチは柔らかくうるさくない
上記については、私も激しく同意。これについて、私の使用感を踏まえ、後段のとおり補足します。
また、以下のApple公式サイトのアクセサリー・キーボードのなかで、純正のキーボードカバーと並んで、ロジクール製を取り扱っていることからも、Appleも認める製品であることをうかがい知ることができます。
比較的 静かな打鍵音
私がキーボードを選択する際の基準の一つが、打鍵音の静かなこと。タイピングに全く違和感がなくても、打鍵音が大きいと幻滅してしまいます。
外出先での使用の際にはなおのこと。通勤時に、大きなタイピング音でパソコンでのタイピングをしている方を見かけますが、かなり気になってしまいます。
ロジクール製のキーボードは、打鍵音の静けさウリにしたKeys-to-go (IK1041BK)は別にして、打鍵音が格別に静かとは言い切れませんが、私が購入した製品、あるいは店頭で試し打ち(秋葉原のヨドバシカメラに複数の製品が展示されています)したキーボードカバーは、その打鍵音は比較的静かです。
例えば、
- 他の一般的なキーボードカバーは、カチャカチャと高音が響くものが多い。私はiPad / Androidも含め、下記のリンク先で紹介のものなど、キーボードカバーを4つ持っているのですが、店頭で試し打ちしたものも含め、カチャカチャと一般的なノートPC以上に大きめの音が多いです。
- 一方のロジクールのキーボードケースは静かな部類で、電車内でタイピングしていても隣の方に迷惑をかけるものではありません。
- 静かな部類の程度を言葉にするのは難しいのですが、MacBook Air、Jumper EZBook Proなど、当サイトでレビューしている、あるいは市販の多くのノートPCの打鍵音より静かです。
▼カチャカチャと高いタイピング音のするキーボードの事例
タイピング感が心地よい
私が所有するiPad mini用のキーボードカバーのキーは、僅かながらに硬めであるものの、また、キーボードのタイピング感の好みは人それぞれであるものの、以下によりそのタイピング感は心地よいものです。
これは、iPad mini用のみならず、多くのロジクール製のキーボードカバーに共通するものです。
- キーストロークは浅め(注)で軽く、力を入れなくてもタイピングできる。
- 上記の家電批評の編集者の言葉を借りると、「キーはヌメっと滑らかに沈むような感覚」と表現していますが、まさにそのとおり。静けさと関係しますが、キーの遊びの部分もなく、キーの沈みこみが心地よいものです。
注)前述の家電批評の記事ではキーストロークは深めとしていますが、私の打鍵感覚では他社製と比較すると浅め
▼ヌメ感のあるもの、軽さで言えば、こちらのK380も同様です。丸いキーも意外と違和感なく、コンパクトでペタペタ感のあるキーボードをお探しならおすすめ。マルチペアリングに対応しており、ワンタッチで複数の端末を切替可能なこともかなり重宝します。
▼こちらのKeys-to-goは無音のため、とにかく静かキーボードをお探しならおすすめ。ストロークはかなり浅くタイピングしている感覚に乏しいのですが、外出先での使用では、無音であるために周囲の方に遠慮する必要もなく、タイピング感の乏しさを補って入力に集中できます。
キーの配置など、機能性が高い
これはサイズの小さなiPad mini用のキーボードの事例ですが、iPad miniの横幅でいかにしてキーを配置すれば作業効率を落とさずに快適に使用できるか、よく考えられています。
一般的には、iPad miniの横幅では、小さなキーサイズのためにブラインドタッチが厳しくなるのですが、iPad mini用キーボードカバーの事例では、一部のキーをFnキーでの操作で併用(※)することにより主要キーを大きくし、難なくブラインドタッチできます。
キーを併用することにより、操作の効率性が落ちることもあるのですが、ブラインドタッチ・その他の操作のどちらが重要かと言えば、前者との認識です。
また、ホームボタンキーなど、頻繁に使用するショートカットキーは他のキーと併用することなく単独使用できる点も、使い勝手をよくしています。
※ TM725ではAキーをCaps Lockと併用し、FnキーとAキーの同時押しでCaps Lockキーが動作します。英数・かなの切替に多用するCaps Lockキーの操作が煩わしくなりますが、Aキーの横の一列分がないことにより、主要キーが大きくなっています。
▼iPad mini 1,2,3向けのTM725のレビュー記事はこちら
まとめ
iPad / iPad mini用のキーボードカバーとして、複数のメーカーの製品を購入し、また、店頭で試し打ちしましたが、私にはロジクールのキーボードカバーのタイピング感が最もタイピングしやすいものです。
具体的には、他製品よりも静かな打鍵音と、ヌメヌメした打鍵感覚、そして作業効率アップのためによく考えられたキー配置となります。他製品よりもかなり高価となりますが、安価な製品を試しに購入するのなら(私の反省)、高価であるもののタイピングに優れたロジクール製のキーボードカバーを最初から購入する選択肢もあるかと思います。
▼iPad mini 4用のIK7022
▼iPad 2017(第5世代)用のIK1052
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