Let’s note CF-SZ6、SZ5とのスペック・ベンチスコア・体感レスポンスの簡易比較 | Win And I net

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Let’s note CF-SZ6、SZ5とのスペック・ベンチスコア・体感レスポンスの簡易比較

上の写真は中古で購入の「Let’s note CF-SZ5」ですが、2024年2月11日現在では 12.1インチ CF-SZシリーズの中古販売の主流が、SZ5からSZ6にシフトしています。実際に、2月11日現在、他社製品も含めての「Amazon 整備済み品(中古品)」カテゴリーでは、ベストセラー1位となっています。

そこで今回、私はCF-SZ6を所有していませんが、簡易的にCF-SZ6とSZ5のスペックとベンチマークスコアを比較してみました。

Let’s note CF-SZ6 / SZ5のスペック比較

上の画像はCF-SZ6ですが、SZ6 / SZ5ともに マルチドライブ未搭載モデルは 約849gの超軽量となり、外観、サイズは同じです。

双方ともに、ブラックモデルも含めると多くのバリュエーションがありますが、中古で流通の主流となるモデル(マルチドライブレス)となるスペックは以下です。

 

優位な項目に黄色網掛けしていますが、搭載するCPU以外は全く同じです。所有する「CF-SZ5」も含め、以下が大きな特徴です。なお、中古で留意すべき事項も記載しています。

  • ポート類が充実していること(トレードオフ)もあり、25.3mmと厚みはありますが、約849gと超軽量です。実際に手にしてみると、厚みがあることによる想像よりも、かなり軽く感じます。
  • Let’s noteは「頑丈さ」をアピールする割には、(ビジネスで長時間使用された中古が、多く販売されていることもあり)ボディの凹みなどがある中古が散見され、意外と脆い感覚です。ただし、10インチのCF-RZシリーズと比較すると、ボディの傷などが少ない中古品が多いです。
  • メモリはオンボードとなり、増設できません。
  • USB Type-Cを未搭載であり、充電・給電は専用の電源アダプターとなります。
  • バッテリーは少なからず劣化しています。中古の本体は安価ですが、互換バッテリーの販売はなく、純正・新品のバッテリーは安くはないことに注意が必要です。
  • 円形のホイールパッドは、クルクルと円を描くことで縦横のスクロールが可能であり、使い慣れると ThinkPadのトラックポイントと同様に便利です。
  • キーボードのタイピング感は良好です。キーピッチは横19mm / 縦16mmと縦が短いのですが、私の使用感では、ThinkPad / MacBookと同様に快適タイピングできています。

 

▼CF-SZ5については、以下の記事など 複数を投稿しています。Amazonなどでは、Windows 11をプレインストールした中古が販売されていますが、CF-SZ6 / SZ5のスペックは、Windows 11のシステム要件を満たしていません。このため、今後のアップデートで更新対象外となる可能性もあります。

Let’s note CF-SZ5にWindows 11をクリーンインストール。インストールのポイントとWin 11の使用感

Let’s note CF-SZ5、M.2 SATA SSDの取付プロセスと内部の構造

Let’s note、ホイールパッド機能ドライバーの新規インストール方法。Windowsのクリーンインストール時などに有効

Let’s note CF-SZ5とCF-RZ5、PDトリガーケーブル経由でUSB Type-C PDアダプターから充電してみた

 

▼CF-SZ5の実機写真ですが、ディスプレイは アスペクト比 16 : 10の縦長であることも特徴の一つです。通常の16 : 9と比較すると、Excelの行数で 2,3行ほど縦に長い程度ですが、長時間での使用では効率化につながります。

ただし、12.1インチで 16 : 10の液晶は互換品がなく、万一 液晶に不具合が生じた場合には純正パネルへの交換となり 割高です。

 

ベンチマークスコアと体感レスポンスの簡易比較

私はCF-SZ6、あるいはCF-SZ6に搭載のCore i5-7200Uを搭載するPCを所有していませんが、ほぼ同水準となる Core i5-7300Uと CF-SZ5に搭載のCore i5-6300Uのベンチマークスコアと体感レスポンスの簡易比較です。

中古購入のLet’s note CF-XZ6 実機レビュー、 Core i5-7300U搭載で まだまだ現役。3 : 2の縦長液晶も使いやすい

 

▼Geekbench 5のCPU ベンチマークスコアです。

上は CF-SZ6のCore i5-7200U相当のCore i5-7300U、下はCF-SZ5 実機で計測のCore i5-6300Uです。いづれも、安価なミニPCに搭載のAlder Lake N100(最下段のスコア)よりも低いスコアですが、体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアは、Core i5-7300U / Core i5-6300Uでは それなりのスコア差があります。

▲▼N100搭載 ミニPCのレビュー記事はこちら。

T-Bao T8 Plus 実機レビュー、N100搭載 87.8mm角の超小型ミニPC。デザインよく静音性にも優れた おすすめ製品
今回レビューする製品は、CPUにAlder Lake-N N100を搭載し、サイズ 87.8 x 87.8 x 47mmの超小型化、Mac miniに似たデザインのミニPC「T-Bao T8 Plus」です。サイドの3面にポート類が配置...

 

▼Core i5-7300U / Core i5-6300Uの体感レスポンスの雑感はこちら。なお、私の普段使い(記事の編集、画像編集、Excel / Accessなどの在宅勤務、Web サイトのブラウジング、YouTubeでの動画視聴)でのレスポンスを記載しています。

  • 上記の用途では、体感的な相違をごく僅かに感じるかどうか、微妙なところ。ほぼ同水準と言ってのよいでしょう。
  • ベンチマークスコアが上位のAlder Lake N100、あるいはN100と概ね同水準のCore i5-8350Uとの比較では、僅かにキビキビ感に欠けることもあると感じる程度。
  • 全般的に、上記の用途では 遅さを感じることなく動作します。ただし、インテル 第13世代のCore シリーズとの比較では、Windows 11更新前後のシステムプロセス動作時のCPU使用率が異なり、更新前後では遅さを感じることもあります。

 

まとめ

2023年以降、私は中古のLet’s noteを買い集めていますが、CF-SZ6 / SZ5はおすすめ製品の一つです。普段使い・ライトユースでは遅さを感じることなく動作し、キーボードのタイピング感も良好、貯軽量のため、持ち運びにも便利です。予算に応じては、レスポンスの相違を感じない、CF-SZ5も選択肢となります。

ただし、給電・充電は専用ポートとなるため、予算が許す場合には USB-Cでの充電に対応する「CF-SV7」もおすすめです。

 

▼こちらは「CF-SV7」のレビュー記事です。

Let's note CF-SV7 実機レビュー、中古 1万円台でCore i5-8350U、Thunderbolt 3搭載でお買い得感あり
今回レビューする製品は、中古で購入の「Let's note CF-SV7」です。12.1インチ アスペクト比 16 : 10の縦長ディスプレイに、インテル 第8世代 Core i5-8350U、メモリ 8GBを搭載しています。ベンチ...

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