日本では既に販売していないモデルですが、この数週間 GearBestにて頻繁に露出しているのが、LenovoのYOGAシリーズ。機種名どおりに、ディスプレイが360°回転し、タッチパッドを備えたWindows 10ノートですが、Lenovoらしさを随所に感じます。
本日はこのYOGAシリーズのうち、価格・サイズ的にもお手頃感のあるYOGA 720の概要を記載します。2017年9月発売の機種でもあり、2019年8月18日現在のGearBest価格は569.99ドルとお手頃価格になっています。
Lenovo YOGA 720のスペックと特徴
12.5インチのYOGAスタイルに、CPUは第7世代のCore i3-7100Uを搭載し、背面はマグネシウム製でありつつも、2019年8月18日現在のGearBest価格は569.99ドルとお手頃感があるのが大きな特徴。そのスペックは以下となります。
なお、Lenovo YOGA 720は、CPUとメモリなどに応じて、複数のバリエーションがありますが、セール対象品のスペックを掲載しています。
- CPU : Intel Core i3-7100U、2コア 4スレッド
- GPU : Intel UHD Graphics 620
- メモリ : 4GB DDR4
- ストレージ : M.2 SSD 128GB
- ディスプレイ : 12.5インチ、タッチパネル、解像度 1920 x 1080
- WiFi : 11 a/b/g/n
- Bluetooth : 4.1
- ポート類 : USB Type-C、USB 3.0
- サイズ : 29.30 x 20.30 x 1.57 cm、1.1800 kg
- その他 : バックライト付きキーボード、指紋認証あり、背面はマグネシウム製
- OS : Windows 10 Home
約2年前の2017年9月に発売のLenovo YOGA 720ですが、スペック的には今でも十分以上に通用する、手堅くまとまったものになっています。
▼以下はGeekbench 4のスコアにおいて、Lenovo YOGA 720のCore i3-7100U(上)と、現行機種でも搭載されることの多いCore m3-7Y30(下)を比較したもの。ほぼ同水準のスコアとなっており、負荷の激しいゲームや動画編集以外ならサクサクと動作します。
一方、やや厳しいのがメモリ 4GBと少ない(私は気にしませんが)ことに、ポート類がUSB Type-CとUSB 3.0のみであること。理想的にはUSB 3.0が両サイドにあると、ワイヤレスマウスにその他の周辺機器と取り回しがしやすくなるのですが、惜しい仕様です。
外観と機能性
スペックと同様に、外観とその他の機能も手堅くまとまっています。
▼YOGAスタイルであるため、もちろん タブレットモードやテントモードになります。
▲▼細かいところですが、ヒンジ側に複数の通風口があります。製品紹介には冷却対応の記載がないのですが、Lenovoのことですので、これらの通風口と合わせ無難に対応していることでしょう。
▲やはり惜しく感じるのが、画像で見えるサイドにポート類がないこと。ここにUSB 3.0があると利便性が高まります。
▼具体的な記載はないのですが、タッチパネルにしては左右と上のベゼルは細くなっています。イメージ画像のために、よりよく見せていると思いますが、左右のベゼルは特に細いですね。
▼Lenovoらしいのがキーボードのキーの中央が窪んでいること。タイピング時に指の当たりがよくなることでしょう。また、指紋認証がタッチパネルではなく、認証しやすい位置に独立していることも、さりげないポイントの一つ。
まとめ
2017年9月に発売の古い機種であり、また、CPU、メモリなどに応じて複数のバリエーションのあるLenovo YOGA 720ですが、12.5インチのYOGAスタイルで第7世代のCore i3-7100U搭載で569.99ドルとは安い価格設定かと思います。
ただし、Lenovo 日本サイトでは頻繁に週末セールなどを開催しているために、これらの現行機との比較も重要な要素となります。
▼GearBestの2019年8月18日時点の価格は569.99ドル。残り時間僅かとなっていますが、この1ヶ月ほどセールを継続していますので、もうしばらく継続するはず。
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