2025年10月14日現在、楽天市場にて、ハイエンドのゲーミングタブレット「Headwolf Titan 1」が予約販売中(10月20日の発売)です。CPU(SoC)は AnTuTu v11 ベンチスコア 約160万(v10では約140万)となる Demensity 8300、物理メモリ 12GB、8.8インチ 2.5K 解像度の液晶、LTEに対応、6軸ジャイロを搭載とハイエンドな構成です。
引用元・販売元
楽天市場では、最大 6,000円オフのクーポンを配布(クーポン適用後の価格は39,999円)していますが、クーポンの有効期間は10月15日 23:59までであることに注意ください。
Headwolf Titan 1のスペック
スペックにおいては AliExpress サイトも参照していますが、楽天市場が大幅に安価です。なお、両サイトともにモデル名は「Titan 1」と表記されていますが、楽天市場では「FPad 8」の表記もあり、以下の「FPad 7」の後継機種と思われます。
Headwolf FPad 7、AnTuTu ベンチ 約52万のDimensity 7050を搭載する8.4インチタブが新登場。2.5K 液晶、UFS 3.1 ストレージを搭載
Headwolf FPad 7 Pro スペックのまとめ。Dimensity 7050を搭載の8.4インチタブレット、ストレージが512GBに倍増
▼「FPad 7 Pro」と比較し、スペックアップしている主な項目に黄色網掛けしています。
CPU(SoC) | Dimensity 8300、8コア |
GPU | ARM G715 MC6 |
AI プロセッサ | APU 780 |
メモリ | LPDDR5 物理メモリ 12GB +拡張メモリ 12GB |
ストレージ | 256GB、UFS 4.0 |
ディスプレイ | 8.8インチ、IPS、解像度 2560 x 1600、144Hz リフレッシュレート、輝度 500 nits |
WiFi、Bluetooth | WiFi6 |
LTE | 対応 |
カメラ | フロント 8百万画素、リア 16百万画素 |
バッテリー容量 | 7200mAh 、20W 急速充電、充電ポートは USB Type-C |
サイズ、重さ | 厚み 7.9mm、325g |
OS | Android 15 |
その他 | USB 3.0、Widevine L1に対応、GPS搭載、6軸ジャイロ、2スピーカー、顔認証に対応、金属製の筐体 |
SoCは Dimensity 8300
SoCには Dimensity 8300を搭載し、AnTuTu ベンチマーク v11のスコアは約160万、v10では約140万となります。以下の記事にて、Snapdragon 8 Gen 2を搭載する「POCO F6 Pro」を実機レビューしていますが、AnTuTu v10のスコアは約158万。Dimensity 8300はやや低いスコアですが、普段使いでは差を感じることなく、キビキビと動作する水準です。なお、GPUにはARM G715 MC6、AI プロセッサは APU 780を搭載しています。
POCO F6 Pro 実機レビュー、Snapdragon 8 Gen 2 / UFS 4.0 / 120Hz リフレッシュレートによる快適レスポンス。スペック重視で購入して正解
▼こちらはさらにハイエンドとなる「Lenovo Legion Tab」の実機レビュー記事です。
Lenovo Legion Tab 実機レビュー、Snapdragon 8 Gen3、2.5K 液晶を搭載し、8.8インチ 理想形のAndroid タブレット
2.5K 解像度の8.8インチ液晶
8.8インチの液晶は、2560 x 1600の高解像度。8インチクラスではFHDにおいても十分に綺麗ですが、2.5Kとなると、細部において より精細な描写です。また、500 nitsと明るく、144Hzのリフレッシュレートに対応し、ゲームやブラウザなどにおいて より滑らかな動きとなります。なお、当然ながらも「Widevine L1」に対応し、動画配信サイトの動画を高画質再生可能です。
UFS4.0の高速ストレージ
メモリは物理メモリ 12GB + 拡張メモリ 12GBの構成です。後者は、ストレージの空き領域から、最大 12GBまでを仮想的にメモリとして割り当てる機能です。
また、ストレージは高速なUFS4.0です。前述の「POCO F6 Pro」もUFS4.0ですが、実機で計測の読み書き速度は「Write 893.1MB/s、Read 1.1GB/s」。PC向けのSSDで言えば、エントリークラスのPCIe M.2 SSD クラスの実力です。
USB 3.0を搭載
USB Type-Cは、転送速度 5Gbps(理論値)となる USB 3.0。上の画像のとおり、別途ケーブルを用意することにより、外部モニターに接続し、ゲームを大画面で楽しむことができます。上の画像に「4K」とあるとおり、4K モニターへの出力も可能です。
7200mAh, PD20Wのバッテリー
7,200mAHの大容量バッテリーは、スマホや上位のタブレットと比較すると控えめながらも 20Wの急速充電に対応しています。大容量のバッテリーを搭載するAndroid タブレットでは、充電時間にもどかしさを感じますが、充電時間を短縮することができます。
冷却対応
ハイエンドのゲーミングタブレットとなると、発熱・タブレット本体の熱の帯び方も気になるところですが、上の画像のとおり、金属製背面での放熱、グラフェン放熱シートなどの多層構造です。タブレットの製品紹介において、内部の冷却構成まで公開している製品は多くなく、万全を期してのリリースと思われます。
金属製の筐体
同社あるいは他社の多くの端末と同様に、金属製の背面で質感の高い筐体です。シックなグレイの色、控えめなロゴもよいものです。ただし、左下のGAMINGの文字はやや大きいように感じます。
なお、2スピーカーは横持ちでの両サイドに配置されています。また、画像ではややわかりにくいですが、電源ボタンはレッドとなり、他の端末との差別化を図っているようです。
価格情報
2025年10月20日の発売となりますが、10月14日現在、楽天市場では予約販売を行っています。上の画像では 6,000円オフのクーポン利用により 39,999円とありますが、クーポンの有効期間は10月15日 23:59までとなっていることに留意ください。また、数量限定ですが、10月14日 22時現在では限定数に達していません。
引用元・販売元