サブ利用のAndroid「Xiaomi Redmi Note 8 Pro」を購入した私ですが、その際に候補の一つとしていた製品が「Elephone U3H」。ベゼルレスの6.53インチ、Helio P70、メモリ 8GB、ストレージ 256GBと、スペックはUMIDIGI F2に競合し、ミドルレンジで200ドルの安価なスマホとしては魅力的。2019年末にリリースの製品となりますが、あらためて Elephone U3Hの特徴記載します。
Elephone U3Hのスペック
Elephoneの上の画像では「パンチホール フルスクリーン」と表現していますが、UMIDIGI F2 / Power 3と同様の 6.53インチのノッチレス・ベゼルレスのディスプレイには惹かれます。リアカメラは2カメラであるものの、SONYのイメージセンサー IMX 586による48百万画素。他製品の48百万画素はサムソンのイメージセンサーを搭載するものが多いなか、IMX 586であることは立派。一方、バッテリーが3500mAhとやや少ないことが気がかり。
CPU | Helio P70 |
メモリ | 8GB (6GB版もあり) |
ストレージ | 256GB (128GB版もあり) |
ディスプレイ | 6.53インチ、解像度 1080 x 2340 |
リアカメラ | 48.0MP + 5.0MP |
フロントカメラ | 24.0MP |
WiFi | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
SIM | Dual Nano SIM |
LTE対応バンド | FDD-LTE: B1/B3/B5/B7/B8/B20 (2100/1800/850/2600/900/800) TDD-LTE: B40/B41 (2300/2500) |
バッテリー | 3500mAh、USB Type-C |
サイズ | 16.30 x 7.80 x 0.87 cm、187g |
OS | Android 9 Pie |
このクラスにして、メモリ 6GB / ストレージ 128GB版のほかに、メモリ 6GB / ストレージ 128GB版も用意されています。
Elephone U3Hの外観と機能性
3D Curved Bodyと表現している背面のエッジにより、ホールド性はよいことでしょう。背面のカラーはブラックとクリスタルクリームですが、私は引き締まって見えるブラックが好み。
▼ディスプレイはパンチホールの恩恵もあり、画面占有率は91.38%。ほぼベゼルレスと言えそうです。
▲カメラ周りのデザインは、Huawei P30 liteによく似ています。
▼最近では安価な製品でも搭載されることの多い顔認証と、指紋認証の双方に対応。私の手持ちのUMIDIGIやCUBOTなどの中国新興ブランドの端末は、HuaweiやiPhoneと比べると、指紋認証・顔認証に精度の差が出るのですが、Elephone U3Hの実力はいかがなものか。顔認証はサブ的にとらえるべきかも。
▼リアに3カメラ・4カメラを搭載する製品が多いなか、SONY IMX586の48百万画素と5百万画素の2カメラ。カメラ数を増やすよりも、イメージセンサーを豪華とすることも好感触。製品紹介のイメージ画像ではカメラに関するものが多く、ある程度の自信を持っているように思われます。
▼一方、3500mAhのバッテリー容量は、同じくHelio P70を搭載する UMIDIG F2が5150mAhであることを踏まえると見劣りします。せめて、4000mAhあればよいのですが。
▲▼容量は多くないものの、ワイヤレス充電にも対応していることは大きなメリット。
まとめ
6.53インチ、パンチホールのディスプレイ、Helio P70と、UMIDIGI F2に競合する本製品。リアは2カメラながらも、SONY IMX567による48百万画素、メモリ 8GBにストレージ 256GBと、UMIDIGI F2よりも優位な箇所もあり、F2を検討中なら選択肢となる製品です。
▼メモリ 8GB、ストレージ 256GB版の2月12日時点のGearBestの価格は209.99ドル。Banggood、AliExpressよりも安価で販売中。
▼こちらは競合する UMIDIGI F2
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