海外通販サイト GearBestのTwitterにて、「現在一番安いノッチディスプレイ端末」としてセール情報を配信の「CUBOT P20」。2017年から2018年にかけて、18機種ものスマホをリリース(※)しているCUBOTですが、今回はこのCUBOT P20のスペック・特徴の確認です。
※ CUBOT公式サイトより
実機レビュー
CUBOT P20 最安のノッチスマホの実機レビュー、外観・ベンチマーク編
CUBOT P20の実機 使用感レビュー、1万円台のノッチディスプレイ端末の実力はいかに
CUBOT P20のスペック、特徴
では、スペックの確認です。スペック以外のところでは、CUBOTに限ったものではないですが、大手メーカーの売れ筋の製品と同じネーミングのものが多いですね。
- CPU : MTK6750T オクタコア
- メモリ : 4GB
- ROM : 64GB
- ディスプレイ : 6.18インチ、解像度 2246 x 1080、アスペクト比 19 : 9
- カメラ : リア 20百万画素 + 2百万画素、フロント : 13百万画素
- バッテリー容量 : 4000mAh
- サイズ : 15.60 x 7.52 x 0.85 cm、重さ 167g
- 充電はmicro USB
- OS : Android 8.0
- LTE 対応バンド : 4G LTE: FDD B1 2100MHz,FDD B20 800MHz,FDD B3 1800MHz,FDD B7 2600MHz,FDD B8 900MHz
黄色網掛けは、最安のノッチディスプレイ端末であること以外の特徴的な箇所です。また、対応バンドがやや狭く、技適マークの件もありますので、ここでは詳細は割愛しています。
CPU、メモリ、ストレージ
セール価格は129.99ドルとなりますが、この価格ではメモリ 4GB、ストレージ 64GBは立派。
CPUのMTK6750Tはエントリークラスのオクタコアですが、国内で販売している端末の搭載例としては、Agoo g07+、ヤマダ電機 EveryPhone HGがあります。
私はMTK6750TよりGPU、メモリ周波数が僅かに劣るMTK6750を搭載するgoo g07を1年間利用していましたが、その使用感は以下であり、CUBOT P20もほぼ同様のレスポンスかと思われます。
- Webサイト閲覧やSNS系などの軽めのアプリなら十分。
- 私の例では、FXアプリなどやや重めのアプリは、手持ちのミドルレンジのSnapdragon 625、Helio P20と比べると、モタツキを感じます。
メモリ・ストレージとCPUがアンバランスのように感じるため、CPUは多少のコストアップをしてでもワンランク上のものでもよかったように思います。
2018年8月11日。GearBestさんより実機を提供いただき操作してみると、意外とサクサクと動作します。ライトユースなら十分です。
ディスプレイ
6.18インチ、解像度 2246 x 1080、アスペクト比 19 : 9のディスプレイは、セール価格 129.99ドルとしては十分なもの。
ノッチディスプレイの是非はともかく、一般的な5.5インチの横幅は150mm強ですが、CUBOT P20の横幅 156mmと、持ちやすい5.5インチの横幅での縦長の6.18インチを有効利用できる点はありがたい。
カメラ
リアは20百万画素+20百万画素のダブルレンズですが、他サイト・他端末のレビュー・私の経験からも、中国メーカーの安価な端末の場合には特に、実際に使用してみないとカメラの有効性はわからないもの。
まとめ
上記では触れていませんがバッテリーは4000mAhと大容量。6.18インチのノッチディスプレイ、メモリ 4GB、ストレージ 64GBにて、セール価格は129.99ドル。
やはり惜しいのはCPU。Webサイト閲覧・SNSなどの軽めのアプリなら余裕で使えますが、ゲームに限らず、少し負荷の大きいアプリの場合にはモタツキも想定されるため(僅かに下位のMTK6750の使用感より)、価格が多少アップしてもMTK6750Tよりもワンクラス上であれば、よりよいと思われます。
2018年8月11日。GearBestさんより実機を提供いただき操作してみると、意外とサクサクと動作します。ライトユースなら十分です。
▼GearBestの価格情報。2018年8月8日時点では、お気に入りの数が3カラー(Black、Dark Blue、Twilight Black)合計で2000に迫る勢いであり、かなりの注目度になっているようです。
CUBOT P20
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