CHUWIより、CPUにインテル 第10世代のCore i3-10110Uを搭載する14インチノート「CoreBook X」がリリースされました。 Core i5-8259Uを搭載の同一モデル名の製品が販売されていますが、サイズが全く同じことら、CPUを変更しての販売のようです。
CHUWI CoreBook X、Core i3-10110U版のスペック
スペックは以下となります。このクラスとなると、SSDは高速なNVMe対応のPCIe SSDがよりよいのですが 、デフォルトではSATA SSDを搭載しています。なお、上の画像左下に厚みは10.9mmとありますが、最薄の部分だろうと思われます。
CPU | Core i3-10110U、2コア4スレッド、最大 4.10GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 8GB |
ストレージ | 512GB SSD |
ディスプレイ | 14インチ、IPS、解像度 2160 x 1440、アスペクト比 3:2、グレアパネル |
WiFi | WiFi 6 |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB Type-C、USB 3.0 |
バッテリー容量 | |
サイズ | 310 × 229.5 × 20.6 mm、1.36kg |
OS | Windows 10 Home、Windows 11に更新可能 |
▲上表のスペックは、上の従来版のCoreBoook Xの記事に基づき編集しましたが、サイズは全く同じ、ディスプレイとポート類も同じことから、従来版のCPU変更版であることがわかります。その他、従来版との比較では、WiFiが2.4G / 5G Dual Bandから WiFi 6対応にスペックアップしています。
CHUWIさんからいただいた情報では、実機のGeekbench 5のスコアは シングルコアが976、マルチコアが2000。私が所有する Core i5-8259UのミニPCのスコアは以下となり、シングルコアは同水準、マルチコアは Core i5-8259Uが大きく優っています(ただし、メモリ 16GBのため、8GBよりもマルチコアは高いスコア) 。マルチコアには相違があるものの、通常作業の体感レスポンスに影響する シングルコアのスコアは同水準です。
▼13インチクラスのサイズに、14インチを搭載していることがアピールされています。ただし、最近では他製品においても、同様のサイズ感の14インチも多いです。
▲英語キーボードであることを懸念される方も多いと思いますが、以下のフリーソフト「Alt-IME」の利用により、スペースキー両隣のAltキーに英数・かな切替キーを割り当てることができます。
外観
外観においては、他のCHUWIの製品と同様に、グレイのシックなもの。天板のロゴも小さく、オフィスや外出先での使用においても、違和感はありません。
▼ディスプレイのアスペクト比は、M1 MacBook Airなどと同じく 3 : 2。16 : 9と比べると縦に長く、Web サイトの閲覧やブログ記事の編集、表計算ソフトなどで重宝します。
▼ポート類は、フル機能のUSB Type-Cと、USB 3.0のみ。
まとめ
同じモデル名となる従来版のCoreBook Xに搭載のCPU Core i5-8259Uから、Core i3-10110Uに変更しての販売となります。体感レスポンスに大きな変化はありませんか、重量が1.5kgから1.36kgと軽量化されたことは大きな変更点。
2022年3月下旬から549ドル、約64,000円での販売となりますが、2月下旬からメモリ 16GBに増量となった従来版も選択肢です。
Core i3-10110U版の情報はこちら
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