CHUWI FreeBook N100モデルのスペックと特徴。アスペクト比 3:2の液晶も大きな魅力 | Win And I net

CHUWI FreeBook N100モデルのスペックと特徴。アスペクト比 3:2の液晶も大きな魅力

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今更ながらの記事となりますが、CPUにAlder Lake-N N100を搭載する「CHUWI FreeBook」のスペックを記載します。

私は、アスペクト比 3 : 2のノートPCとしては、MacBook、Let’s note CF-XZ6、ThinkPad X1 Tablet Gen 2を使用していますが、アスペクト比 16 : 10のディスプレイ以上に縦の情報量が多く、Excelや記事の編集などにて 重宝しています。

「CHUWI FreeBook」は、13.5インチ アスペクト比 3 : 2、解像度 2256 x 1504のディスプレイを搭載することが大きな魅力です。

CHUWI FreeBookのスペック

以下のAliExpressのリンク先のとおり、上位のCore i3-1215Uを搭載するモデルも販売されていますが、下表はN100を搭載するモデルのスペックです。

CHUWI FreeBook、Core i3-1215U モデル

 

CPU Alder Lake-N N100
GPU Intel UHD Graphics
メモリ LPDDR5 12GB
ストレージ 512GB SSD
ディスプレイ 13.5インチ、解像度 2256 × 1504、IPS、タッチパネル
WiFi WiFi6に対応
Bluetooth 5.2
ポート類 USB Type-C x 3(映像出力・フル機能、USB 3.0・電源兼用、USB 2.0)
バッテリー容量 38Wh,7.6V
サイズ 301.4 × 224.3 × 17.2mm、1.34kg
OS Windows 11
その他 ボディはアルミ合金製、Yoga スタイル、ファンレス

 

CHUWI FreeBookが販売開始。Jasper Lake N5100を搭載、Yogaスタイルの13.5型ファンレスノートの詳細・価格情報

▲▼2022年2月に発売の CPUにJasper Lake N5100を搭載の従来モデルは、上の記事にて紹介しています。上表ではスペックアップした事項に黄色網掛けしていますが、スペックの補足は以下です。

  • CPUのAlder Lake-N N100は、2018年に発売のミドルレンジ以上のノートPCでの搭載事例の多い、インテル 第8世代 モバイル向け Core i5と同水準のベンチマークスコアと体感レスポンスです。Jasper Lake N5100が第5世代のCore i5相当のため、3世代分のジャンプアップです。
  • LPDDR5 12GBメモリはオンボードとなり、増設できません。できれば 16GBがよかったのですが、普段使いでは12GBにおいても十分です。
  • ストレージの512GB SSDにSATA / PCIeの記載がなく、おそらくは前者だろうと思います。
  • CHUWIの製品も含め、中国新興ブランドのノートPCで注意すべきはバッテリー。私はCHUWIの製品を複数所有していますが、バッテリーが劣化した場合の交換に難ありです(代替・互換バッテリーを探すのが困難)。

 

▼Alder Lake N100搭載のPCは複数レビューしていますが、在宅勤務などでの普段使いでは遅さを感じることなく、サクサクと動作します。ただし、ゲーム向けのスペックではありません。

Beelink EQ12 実機レビュー、Alder Lake N100 / DDR5 16GB / PCIe 500GB SSDで 約32千円とコスパ度最強。Core i7-8565Uと同水準のベンチスコア

 

▼ポート類は USB-C x 3のみ。一つは電源用となり、実質 映像出力に対応のフル機能のポートも含めた 2ポートです。サイズに余裕があるため、USB-Aが一つあるとよかったのですが。

 

▲▼個人的に大きく惹かれるのが、アスペクト比 3 : 2の縦長のディスプレイ。以下の写真は12インチ アスペクト比 3 : 2の「Let’s note CF-XZ6」ですが、Excelや記事の編集などで 16 : 10以上に縦の情報量が多く重宝しています。

また、「CHUWI FreeBook」は 100% sRGBの液晶となり、写真や動画での色の再現性が高いことも特徴です。

中古購入のLet’s note CF-XZ6 実機レビュー、 Core i5-7300U搭載で まだまだ現役。3 : 2の縦長液晶も使いやすい

 

▼N100は省電力のため、ファンを搭載する場合にも ファン音量が気になることはないのですが、本製品はファンレスのため、より一層 作業に集中できます。

 

▼筐体はアルミ製のユニボディ(アルミ削りだし)です。質量は約1.34kgと軽くはないものの、CHUWIや他の中国新興ブランドのPCは、質感重視の趣きがあり、ボディの質感は高いです。

 

▲▼英語キーボードとなりますが、以下の記事にて記載のフリーソフト「Alt-IME」の利用により、スペースキー両隣のAltキーのワンタッチにより、「英数」「かな」を切り替えることができます。

英語キーボードの「かな」「英数」をAlt空打ちで瞬時に切替。alt-ime-ahk.exeで快適な入力環境

 

価格、まとめ

CHUWI FreeBook N100 モデル(上位のCore i3-1215Uモデルも販売中)の 2024年2月11日現在の価格は、Amazonでは クーポン利用により 50,900円、AliExpressでは 約350ドル。

ディスプレイが360度回転する Yogaスタイル、アスペクト比 3 : 2のディスプレイは魅力ですが、N100搭載のミニPCが2万円前後から購入できるため、やや割高感を感じます。ただし、N100搭載のノートPCとしては、本製品の機能性を考慮すると、他製品よりもコスパ度は高いのですが。

 

▼2024年6月22日現在、FreeBook N100モデルの国内通販は見当たらず、AliExpressでの販売です。

CHUWI FreeBook、Alder Lake N100、13.5型 タッチパネル、12GB DDR5+512GB SSD
CHUWI

 

▼N100搭載 ミニPCの販売事例はこちら。

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