Let’s note CF-SZ6、中古 2万円未満で販売 12.1インチノートPCのメリットとデメリット | Win And I net

Let’s note CF-SZ6、中古 2万円未満で販売 12.1インチノートPCのメリットとデメリット

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2024年6月22日現在、CPUにインテル 第7世代のCore i5-7200Uを搭載する中古PC「Let’s note CF-SZ6」が、Amazonの「整備済品」カテゴリーにて、以前から継続してベストセラー1位となっています。

それほど遅さを感じることなく動作するスペックに加え、12.1インチにして 約849gの超軽量、Microsoft Office 2019 / Windows 11 Proをセットし、2万円未満であることが大きな魅力。そこで今回は、同一ボディとなるCF-SZ5、同スペック帯の他のPCの使用感から、CF-SZ6の中古としてのメリット・デメリットを記載します。

 

Let’s note CF-SZ6のスペック

以下の過去記事を読み返してみると、2024年2月にも Amazonの「整備済品」カテゴリーにて ベストセラー1位でした。「整備済品」カテゴリーがあること自体を忘れていましたが、Amazonでは多くの中古・整備済品が販売されているなか、継続あるいは断続的にせよ、ベストセラーになることは、やはり「CF-SZ6」の軽さ・程々のレスポンスが寄与していることと思います。

Let’s note CF-SZ6、SZ5とのスペック・ベンチスコア・体感レスポンスの簡易比較

 

▲▼スペックについては、上の記事で掲載のCF-SZ5(SZ6の前モデル)との比較表を再掲載しました。

 

▼CF-SZ6に搭載のCore i5-7200Uと同水準となる、Core i5-7300U(CF-XZ6に搭載)のGeekbench 5 CPUベンチマークのスコアです。2万円前後のミニPCに多く搭載される Alder Lake N100のシングルコアのスコアは1000弱ですが、多少 体感に影響するスコア差です。実際にN100がキビキビと動作します。

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中古としてのメリット、デメリット

上の写真は、CF-SZ6と同一筐体の前モデル CF-SZ5です。中古で購入したCF-SZ5の使用感から、CF-SZ6の中古としてのメリット・デメリットを記載します。

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メリット

 

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▲▼私としては、SZ6の後継モデルとなり、CPUに4コア 8スレッドのCore i5-8350Uを搭載し、USB-C ポートも備えた(充電・給電も可能)「CF-SV7」をおすすめしますが、少しでもコストを抑えたい場合には、以下の特徴を備えるSZ6も良い選択です。

  • 私は Core i5-7300Uと同水準のCPUを搭載する製品を3製品所有していますが(Let’s note CF-XZ6、富士通 LIFEBOOK U937/R、ThinkPad X1 Carbon)、普段使いではそれほど遅さを感じることなく動作します。
  • さすがに、インテル 第13世代のCore i5など、上位のPCを使用後に操作するとキビキビさに欠けますが、ExcelやWord、Web サイトのブラウジングなどでは十分に実用的です。
  • 12.1インチのディスプレイは アスペクト比 16 : 10と、通常の16 : 9のワイドパネルよりも 縦の表示領域が広く(Excelでの2.5行分ほど)、表計算ソフトなどで重宝します。
  • キーボードのキーピッチは縦がやや短いものの、浅めのストロークでリズミカルにタイピング可能です。
  • 円形のタッチパッド、円を描いてのスクロールは、慣れてくると想像以上に快適です。
  • 背面のネジは他のPCより多いのですが、SSDは換装しやすい部類です。
  • 厚みはありますが、実際に手にすると 軽量であることを即実感できます。
  • USB-Cは未装備であるものの、フルサイズのHDMIにD-Sub、USB-A x 3個に有線LANと、拡張性は十分です。

 

▼CF-SZ5の、SSDの換装プロセスはこちら

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デメリット、留意すべき事項

一方、中古であることも含め、以下に留意する必要があります。

  • Let’s noteは全般的に、企業の現場(外出先)で使用されることが多く、使用頻度からも ボディに凹みや欠けがある中古品が多い(頑丈さをアピールするLet’s noteですが、塗装も含めて意外ともろい)。
  • 中古ですので、バッテリーの劣化、液晶の部分的なコーティング剥げを前提にする必要があります。
  • 厚みは25.3mmですが、手にすると 想像以上に厚みを感じることと思います。
  • 純正のバッテリーは国内通販で販売されていますが、バッテリーパック(S)の場合は 9,000円前後。これを高いとみるか、安いとみるか。バッテリーを購入した場合、本体とあわせて 3万円弱となり、私としては高いように感じます。このため、バッテリーを購入せずに、「短時間の室内移動で、バッテリーが持つ程度の利用ならよし」とすべきかと思います。
  • 販売店側で Windows 11をインストールした中古が多いですが、CF-SZ6は Windows 11のシステム要件を満たしていません。このため、今後のアップデート不可となることも想定する必要があります。また、Let’s noteの中古品に限らず、Microsoft Officeの搭載に魅力を感じる方が多いと思いますが、ライセンスは驚くほどに安価で購入できたりします。

 

▼バッテリーは、Josin / ビックカメラなどの大手量販店からも販売されています。

 

▼極端な事例ですが、12インチのMacBookとCF-SZ5の厚みを比較。わかってはいるものの、やはり厚みがあります。ただし、質量はMacBook 12インチよりも軽いです。

 

まとめ

Let’s note CF-SZ6 / SZ5は、企業での使用モデルが大量に中古市場に流れてきており、国内通販で多くのショップから販売されています。オリジナルは安くないモデルでもあり、中古としても 程々のレスポンスに豊富なポート類、アスペクト比 16 : 10のディスプレイ、12.1インチとしては超軽量など、多くのメリットがあります。

私としては、USB-Cを装備し、スペックも より上位のCF-SV7がよいとの認識ですが、価格面では CF-SZ6もよい選択となります。

 

 

▼こちらはCF-SV7のレビュー記事です。

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