ディスプレイがジャンクの「Let’s note CF-QV8」を某フリマにて1万円ちょいで購入したのですが、ディスプレイのジャンク度合について記載します。
製品を受領後にググってみると、液晶の劣化・故障の度合が同様の中古品が散見され、CF-QV8の購入を検討している方向けに、参考情報としての掲載です。
CF-QV8、液晶不具合の状況
某フリマで落札・購入したのですが、製品説明の液晶の項目に「液晶の不具合」と記載があったものの、不具合の程度の記載がなく、フリマサイトに掲載の写真では読み取れませんでした。
同販売店では複数のCF-QV8を販売しており、「タッチパネルの不具合」との記載の製品が複数あり、同現象と勘違いしていました。電源をオンにして即 不具合を感じたのですが、その程度のほどは以下です。
- 背景が白の場合にはわからないものの、黒などが背景の場合、中央に太い縦のライン、タイトル下の写真のとおり 右に細いラインが複数入る。
- ラインは常時の表示ではなく、出現・消滅を繰り返します。
- また、BIOSにおいてはラインの表示はなく、外付けモニターへの接続では正常に表示されています。外付けモニターでの正常表示から、液晶の不具合に間違いなし。ケーブルの接続不良との淡い期待もあります。
- 前述のとおり、白を背景とした場合には縦のラインはわからないものの、文字やアイコンなどの表示が SDクラスの解像度をさらに程度をわるくした かすれた表示になることが致命的。15.6インチの液晶にSD画質の表示のような、あるいはそれ未満のぼんやりした表示です。
- また、文字や画像のドットが目立つため、目が疲れてしまいます。
▼スクショでは正常に表示されていますが、実際の画面は 文字が淡く ドットも目立ち 読み取りにくいもの。ディスプレイの解像度は 2880 x 1920と正常表示されおり、デバイスマネージャーでもエラーはないものの、実際の表示は 2.8K・225%の拡大率で、文字などの視認性はSD画質以下。ドットが目立ちます。なお、CF-QV8のドライバーは一通り導入しましたが、導入後も変化はありません。
写真で見る不具合の状況
写真では液晶の不具合の一部のみしか表現できていません(光沢パネルの映り込みが大きいため、写真を掲載できず)。
▼こちらの写真のように、一見して不具合がないように見えることもあります。
▼起動・終了画面では、中央の広いエリアが黒字に細いライン、右側に緑がかった細いラインとなることが多いです。
▼タイトル下の写真の再掲載ですが、右側に縦のラインが複数あります。この縦のラインよりも深刻な状況が、先述の、文字やアイコンなどの表示が SDクラスの解像度をさらに程度をわるくした かすれた表示になること・ドットが目立つことが致命的。全面的に同様の表示となり、使用に耐えない状況です。
▼こちらは上の写真(縦のラインが発生している状況)の壁紙をライトモードにしたものです。ライトモードでは縦のライン・不具合を認識できません。某フリマの写真の壁紙もライトモードであり、フリマの写真を見た程度では 不具合を認識できませんでした。
同種の不具合の事例
Webで抽出できる同種の不具合の事例は、以下の修理業者の情報程度です。
Let’s Note(レッツノート) CF-QV8 画面に黒い帯が表示される
しかしながら、ヤフオクやYahoo! ショッピングにて「ジャンク」とある中古品は、中央に黒い帯、その他に縦のラインのある「CF-QV8」が散見されます。どうやら、「CF-QV8」の液晶は、共通の課題があるように感じます。
また、所有する「CF-RZ5」や、Webで販売の「CF-RZ4」、会社にある製品を見ても、Let’s noteの光沢液晶・タッチパネルの品質は それほどよくないとの認識です。
まとめ
参考情報として「Let’s note CF-QV8」の液晶の不具合状況を掲載しました。フリマでジャンクなPCを購入する場合、「液晶割れ」であれば、フリマの写真を見て明確なのですが、液晶割れでない場合には(液晶換装を想定している場合を除いて)、程度の確認などの注意が必要です。
「CF-QV8」の場合、私の事例のように 液晶の中央の広いエリアに黒の帯、その他に細い縦のラインのある中古が散見され、留意ください。なお、全般的にオリジナルの出来がよい「CF-QV8」ですので、私は液晶の換装を検討しています。
▼Yahoo! ショッピングでの交換用液晶の販売事例です。Amazonや楽天市場よりも安価ですが、中古PCの換装用としては 要検討の価格です。
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