BMAX B1、99.99ドルのミニPCがリリース。エントリーCPUながらもM.2 SSDスロットを備えることが大きな魅力 | Win And I net

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BMAX B1、99.99ドルのミニPCがリリース。エントリーCPUながらもM.2 SSDスロットを備えることが大きな魅力

BMAXから新たにリリースされたミニPC「B1」。Windows ノートのBMAX Y11、Y13、X14と、短期間に次々とデザインがよくコスパに優れた製品をリリースした同社ですが、今度は今時珍しいほどのエントリークラスのCPU「Celeron N3060」を搭載するミニPCをリリースです。ただし、このクラスとしては珍しくM.2 SSD スロットを搭載し、Banggoodのクーポン価格は100ドル切りの99.99ドル。この価格ならCeleron N3060もありかもね。

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BMAX B1のスペック

BMAX Y11とTeclast F5RはCPU違いの同モデル、BMAX X14とJumper EZBook X3 Proは(おそらくは)ディスプレイサイズ違いの同製造元のモデルなど、同社は他社製品と同一あるいはほぼ同一の端末を、BMAXブランドで販売することが多くなっています。

このBMAX B1の場合、「B1」とのネーミングからも、多くのミニPCとTV Boxを販売するBeelinkと同一製造元の製品なのでは?と思われます(Beelinkブランドで販売の同一製品は見つからなかったのですが)。

B1のスペックは以下となります。

  • CPU : Intel Celeron N3060、2コア、最大 2.4GHz
  • GPU : Intel HD Graphics 400
  • メモリ : 4GB LPDDR3
  • ストレージ : 64GB eMMC、M.2 SSD 2280サイズを増設・起動ドライブに変更可
  • WiFi : デュアルバンド対応
  • Bluetooth : 4.2
  • ポート類 : HDMI、VGA、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LAN
  • サイズ : 12.0 x 12.0 x 3.2 cm、640g
  • OS : Windows 10 Home

 

クーポン価格 99.99ドルのミニPCとしては、CPUとメモリ搭載量以外にコストカットの形跡はありません。このクラスのPCとしては珍しく M.2 SSD スロットを備えていることが最大の特徴。もちろん、Windows 10 Homeをプレインストール済です。

さて、懸念となるCPUですが、Geekbench 4のCPU ベンチマークスコアは以下となります。

 

▼上はBMAX B1に搭載のCeleron N3060のスコア、下は100〜120ドルのミニPCに搭載されることこ多い Atom Z8350のスコア。

▲両CPUの比較では微妙なスコア差ですが、一般的な体感レスポンスではZ8350がやや優位でしょう。

私のZ8350の使用感では、Webサイトの画像表示やタブの切替においても、200ドルクラスのミニPCと比べると待たされ感があります。使用に差し支えるほど遅くはないのですが、Webサイトの閲覧やWordレベルの軽作業向きのCPUです。

 

▼Atom Z8350を搭載するWindows 10 ノートの使用感はこちらを参照。

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BMAX B1の機能性

CPUはエントリークラスながらも、ミニPCとしての豊富な拡張性などの機能は上位機と変わらず。前述のとおりに、本機がBeelinkの製品と同じ製造元である場合には、内部もしっかりと造り込まれていることでしょう。

 

▼誤植かもしれませんが、付属品にSATA cableとの記載があります。この場合には、2.5インチ HDD / SSDを増設可能であることを意味するのですが、3.2cmと厚みがないボディのため、搭載不可だと思われます。

 

▼特筆すべきは、エントリクラスのCPU、99.99ドルの価格で 2280サイズのM.2 SSDスロットを備えていること。

▲▼デフォルトは64GB eMMCですが、以下などのOSクローンソフトを利用し、SSDを起動ドライブ化することもできます。

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▼ HDMI、VGA、USB 3.0 x 2、USB 2.0 x 2、有線LANと豊富な拡張性は上位機と変わらず。

 

▼CPUファンを備えていますが、省電力のCPUですのでファンレスとの選択肢もあったはず。

 

▼このように、ミニPCをポケットに入れて持ち運ぶ方はまずいないと思いますが、12cm角、厚さ3.2cmとコンパクト。

まとめ

CPUはエントリーのCeleron N3060ながらも、M.2 SSDスロットを搭載し、クーポン価格 99.99ドルと安価なBMAX B1。レスポンスはAtom Z8350並み、あるいはやや劣ることになり、ライトユース向けとなりますが、安価なサブ機やリビングでのメディア端末として有効利用できそうな端末です。

 

▼Banggoodの販売情報。2020年4月17日時点の価格は、クーポンなしで99.99ドル。

BMAX B1

▼Amazonでも販売されています。

 

私としては、B1よりもB2 Plusがおすすめ。よりサクサクと動作し、スピーカーも組み込まれています

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同価格帯のミニPCでは、以下のBeelink T4もおすすめ。こちらはSSDの増設はできないものの、スペックとしてはBMAX B1より上位であり、しかもファンレスです。

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