ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル 実機レビュー、低価格ながらもAnTuTu スコアは約29万、鮮やか液晶でNetflixのWidevine L1もサポート | Win And I net

ALLDOCUBE iPlay 50 2023モデル 実機レビュー、低価格ながらもAnTuTu スコアは約29万、鮮やか液晶でNetflixのWidevine L1もサポート

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今回レビューの製品は、CPU(SoC)にUNISOC T618を搭載する、10.4インチ Android 13 タブレット「iPlay 50 2023モデル」。従来モデルとの大きな変更点は、メモリが最大 8GBまで ストレージから割り当て可能、Widevine L1をサポート(Netflixにも対応)、OSはAndroid 12から13となったこと。

AnTuTu ベンチ v10のスコアは約29万となり、普段使いではストレスなく動作します。また、明るく鮮やかな液晶で、その他の課題らしき事項もありません。

「iPlay 50 Pro」はCPUにHelio G99を搭載し、ベンチマークスコアはワンランク上位となりますが、価格優先では「iPlay 50 2023モデル」も程よい候補となります。

なお、今回のレビューはBanggoodさんにサンプル提供いただいた製品に基づき、文末にクーポン情報を掲載しています。

レビューする製品はこちら

Alldocube iPlay 50 2023モデル、Banggood

 

Alldocube iPlay 50 2023モデルのスペック

iPlay 50 2023モデルには、メモリ 4GB / ストレージ 64GB版、メモリ 6GB / ストレージ 128GB版がありますが、今回レビューの製品は前者です。

CPU UNISOC T618、8コア
メモリ 4GB / 6GB、+最大 8GB 仮想メモリ
ストレージ 64GB / 128GB
ディスプレイ 10.4インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200、225PPI、明るさ 350 nits
WiFi、Bluetooth 11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.0
LTE FDD:B1/2/3/5/7/8/20/28AB、TDD: B38/39/40/41
カメラ フロント 5百万画素、リア 8百万画素
バッテリー容量 6000mAh、USB Type-C
サイズ 246.7 x 156.5 x 8.2mm、475g
OS Android 13
その他 金属製フレーム、ボックススピーカー、GPS搭載、Widevine L1対応

 

▼製品の詳細情報は以下の記事にも掲載しています。メモリ 4GB / ストレージ 64GB版の場合、Banggoodの価格は 文末のクーポン利用により 119.99ドルです。

Alldocube iPlay 50 2023モデルが販売に。Android 13を搭載し Widevine L1対応に機能アップ。RAM 4GB版は119.99ドル

 

 

▲▼Netflix、YouTubd、Disney+、Amazon Prime Video、huluの高画質再生が可能の「Widevine L1」に対応と明記されてます。

「Widevine L1」の概要は以下の記事に記載していますが、L1対応とあっても、上の画像の「Netflix」などの表示がない場合には、同動画配信サービスの高画質再生には対応していないことに留意ください。iPlay 50 2023モデルは、Netflixの高画質再生にも対応しています。

Android 端末における Widevineとは。概要とL1,L2,L3の相違、L1,L3の画質を実機で確認してみた

 

実機のシステム情報

続いて、アプリ「Device Info HW」から抽出の実機のシステム情報を掲載します。画像はクリックで拡大できます。

 

▼下から2行目に「フラッシュ EMMC」とあります。ストレージは高速なUFS 2.1 or 2.2ではなく、通常のeMMCです。ただし、後述していますが、体感的には UFSとの相違を感じません。ただし、PCでのeMMCとSSDと同様に、大量ファイルのコピペやなどでは、速度の違いを感じることでしょう。

 

▼CPU(SoC)はUNISOC T618。「Alldocube iPlay 50 Pro」など、Helio G99を搭載するタブレットが登場する前は、多くのタブレットで採用のメインストリームのCPUです。Cortex-A75 x 2、Cortex-A55 x 6、GPUは Mali-G52

 

▼FHD 2000 x 1200 解像度、10.4インチのディスプレイのリフレッシュレートは60Hz

 

▼メモリ 6GB / ストレージ 128GB版も販売されていますが、レビュー機は メモリ 4GB / ストレージ 64GB版。既に AnTuTu ベンチなどのアプリをインストールしていますが、残容量は約43GBと、大量の画像や動画を保存しない 私の用途としては、十分な残容量です。

 

メモリ拡張機能の設定項目

ストレージから 仮想的に最大 8GBまでをメモリに割り当てる拡張機能が備わっています。同機能の設定は、OSや製品・ブランドにより異なることが多いのですが、パターンと設定方法は以下の記事に掲載しています。

Android タブレットのメモリ拡張機能、複数パターンの設定項目と設定方法のまとめ
Android タブレットでは、ストレージの未使用領域を仮想的にメモリに割り当てる「メモリ拡張機能」付きの製品が増えてきました。これまで、メモリ拡張機能付きのタブレットを複数レビューしましたが、メモリ拡張機能の設定項目の場所が端末により異な...
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iPlay 50の設定項目は 上の記事で記載の iPlay 50 Miniと同様に、設定画面の「ストレージ」にある「MemFusion」から行うことができます(以下の画像は iPlay 50 Miniの設定画面です)。項目の配置・調整方法は「Android タブレットのメモリ拡張機能、複数パターンの設定項目と設定方法のまとめ」に掲載していますので、そちらを参照ください。

 

外観

続いて、開封、付属品、外観について記載します。メモリ 4GB / ストレージ 64GB版の場合、Banggoodのクーポン価格 119.99ドルの製品ですが、金属製の背面の外観の質感は、上位機と同様に高品質です。

 

▼派手さのないブラックの外箱です。

 

▼付属品は左から、BanggoodさんのサービスのECプラグ to US(日本)プラグへの変換アダプター、日本語表記のある簡易的な説明書、USBケーブル、EUプラグのACアダプター

 

▼内部の保護材の厚みも十分。

 

▼他製品と同様に、傷つき防止のためにビニールで梱包されています。

 

▼多くの他のタブレットと同様に、TPUフィルムを貼り付け済です。フィルムに気泡はなく、使用時の指紋や油脂の付着は一般的なもの(付着はしますが、それほど目立つ部類ではない)。

 

▼価格帯としてはエントリークラスの製品ですが、同社・他の中国ブランドの上位製品と同様に、金属(アルミ)製の背面であり、シックな色合いと相まって 質感はかなり高いです。

 

▼右側の樹脂の部分との色の相違も大きくない、統一感があります。

 

▼電源ボタン、音量調節ボタン周りの作りも良好。背面は、指紋や油脂の付着が目立つことのない、多少のザラツキのあるもの。製品紹介にユニボディ(アルミ削り出し)との記載はないのですが、サイドの処理を見るとユニボディの可能性もあります。

▲カメラはやや出っ張りが大きい部類です。

 

▲USB-Cポートは、横持ちでの右サイドに位置しています。

 

▲SIMトレイは横持ちでの上サイドに位置しています。

 

▲▼以下の記事で実機レビューの、CPUにUNISOC T606を搭載する 8.4インチ Android 13 ダブレット「iPay 50 Mini」を重ねてみました。金属製の背面とツートンの部分も含めた配色は同じですが、スピーカー部分は iPlay 50 Miniがやや大きいです。

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▼イヤホンジャックは USBポート側の隅にあります。個体差によるものか、iPlay 50 Miniでは ディスプレイ面の一つの隅を押すと僅かに軋みがあるのですが、iPlay 50ではその現象はありません。

 

▲▼以下のスタンドに搭載して撮影。アルミの背面 x アルミ製スタンドで絵になります。

 

ディスプレイ

10.4インチ 解像度 2000 x 1200、225PPI、明るさ 350 nitsのディスプレイです。この1年半ほどで、Alldocube / N-One / CHUWI / Blacview / CHUWIの10インチクラスのタブレットをレビューしていますが、In-cell ディスプレイの場合には、製品感の品質の相違はないように感じます。

本製品の場合にも、色合いも良好で、明るく鮮やかな液晶です。なお、照明と撮影場所の関係上、以降の写真では周囲の物の映り込みがやや大きくなっています。

 

▼デフォルトの赤が鮮やかな壁紙を使用しての撮影です。正面・サイトから見た場合の双方とも、明るく鮮やか、黒が引き締まった良い液晶です。

 

▼当サイトのトップ画面を表示。デフォルトの色合いは、やや寒色寄りにも感じますが、記事の写真の色合いが変化することもなく良好です。

 

▼この角度から見た場合にも、鮮やかさを保持しており視野角も広いもの。

 

ベンチマークスコア

CPUにUNISOC T618を搭載する「iPlay 50」の、AnTuTu ベンチマーク v10、Geekbench 6、ストレージのベンチマークスコアを掲載します。

 

▼AnTuTu ベンチマーク v10(AnTuTu 3DはLite版)のスコアは 291,591。こちらの記事「AnTuTu ベンチマーク スコア一覧、スコアに応じた動作の指標」に記載していますが、普段使いで遅さを感じることのない 私のAnTuTu スコアの指標は25万。この指標に応じて、普段使いではサクサクと動作します。

 

▼こちらは この2年ほどでレビューしたAndroid タブレットのAnTuTu ベンチスコアをグラフ化したもの(UNISOC T618のみ Ver 10、その他はVer 9)。

 

▼Geekbench 6のスコアは「シングルコア 458、マルチコア 1462」

 

▼アプリ「CPDT」で計測のストレージの読み書きは、「Write 141.83MB/s、Read 216.02MB/s」。前述のとおり、UFSではなく eMMCを搭載しています。UFS 2.1 / 2.2を搭載する製品も多いなか eMMCとなりますが、普段使いでは体感できるほどの差を感じません。

 

▲アプリ「DRM Check」にて、Widevine L1に対応していること、Netflixを視聴して高画質再生に対応していることを確認済です。

 

▼自宅のNuro 光でのWiFi 回線速度。自宅の回線の環境はよくなく、Nuro 光としてはかなり遅いのですが、他のPCやタブレットと同等の速度です。

 

体感レスポンス

前述のとおり、私の普段使い(Webサイトのブラウジング、YouTubeやNetflixの動画視聴、買い物・SNS関連・ニュース系のアプリ)で サクサク動作する AnTuTu ベンチスコアの指標は25万。本製品は AnTuTu ベンチスコアは約29万(v10での計測であり、v9よりも高めのスコアとなっている可能性があります)となり、サクサク動作の指標以上です。

  • 私の用途では、AnTuTu スコア 約40万のHelio G99のタブレット(こちらのN-One NPad Xの実機レビューを参照)と比較しても、大きく体感できるほどのレスポンスの相違はありません。
  • AnTuTu スコア 10万台後半のタブレットでは、スリープからの復帰時などに ややカクツキを感じることもありますが、本製品ではキビキビと動作しています。
  • Widvine L1を活かした 動画配信サービスの高画質再生は、当然ながらもスムーズに視聴可能。
  • ストレージは高速なUFSではなく eMMCですが、体感できるほどの相違はありません。ただし、大容量アプリのインストール時には、多少の相違を感じるかと思います。

 

LTE 接続

サブ回線として使用しているドコモ回線の「OCN モバイル ONE」SIMを挿入して、回線速度を計測してみました。APNは手動で設定しましたが、SIMを即認識し使用できています。

 

▼自宅近辺は電波の強度が弱いのですが、14Mbpsと他のスマホやタブレットと同様の速度が出ており、通信も安定しています。

 

▼OCN モバイル ONEは、NTTドコモとの合併により、新規申し込みを停止しています。繋がりやすさとタブレットでも使用できる汎用性では、私の家族が利用中の「ahamo」、あるいは「Y!mobile」がおすすめです。

ahamo

Y!mobile

 

スピーカー

YouTubeとNetflixの動画を視聴した範囲でのコメントは以下です。

  • 音量調節を最小近くにした際の音量がやや小さいようにも感じますが、調節の幅と音量の変化は適切です。
  • 上位機では4スピーカー搭載の製品も多いなか 2スピーカーであるものの、大きな音質の相違も感じず、音質は良好。
  • 音質は低音・高音に偏ることもなく 一般的なもの。音のこもりも少ないように感じます。

 

カメラ

8百万画素のリアカメラのみの確認ですが、このクラスの他のAndroid タブレットと同様に、メモ書き代替として捉えるべきです。具体的には以下となります。

  • 室内での撮影のみの確認ですが、実際の色合いよりも淡い描写です。
  • オートフォーカスは、一般的なタブレットよりもワンテンポ遅れるように感じる一方、ストレージへの保存は速いです。
  • 5百万画素カメラを搭載する製品も多いですが、8百万画素においても粗さを感じます。ただし、メモ書き代替としては十分です。

 

まとめ

物理メモリは4GB、あるいは6GBと上位機と比較すると少ないですが、メモリの搭載量以外は UNISOC T618を搭載する上位機と同様にバランスのよいタブレットです。LTE接続も含めて一通りチェックしましたが、課題らしきものもなく、Helio G99搭載の iPlay 50 Proよりも安価な製品をお探しの方には、おすすめできる製品です。

なお、文中にも記載しましたが、Web サイトのブラウジングや動画視聴などの一般用途では、Helio G99搭載のタブレットとの比較において、体感できるほどのレスポンスの相違はありません。

 

2023年10月15日追記。NetflixでのWidevine L1(高画質再生)に対応していることも、本製品のメリットの一つです。Netflixの高画質再生に対応している Android タブレットは多くありません。

 

▼Banggoodのクーポンセールは終了しましたが、Amazonにおいても販売開始となりました。なお、Android 12の旧モデルが併売されていることに注意ください。

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