すっかり情報を見落としていましたが、CUBOTより、CPUにHelio P60を搭載するX30がリリースされています。CUBOT X20 Pro、UMIDIGI X / Power 3など、同CPUを搭載するスマホは多いのですが、CUBOT X30は、RAM 6GB / ROM 128GB以外に、RAM 8GB / ROM 256GB版もあり、さらに、サイドに指紋認証を搭載しています。
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CUBOT X30のスペック
冒頭に記載の、Helio P60とサイドの指紋認証、メモリ8GB版があること以外に、48百万画素をメインとする、5つのレンズを搭載するリアカメラ、4200mAhの大容量バッテリーとバランスのよいスペックになっています(メモリ 8GBはオーバースペック気味)。
CPU | MT6771 Helio P60、8コア |
GPU | ARM Mali- G72 MP3 |
メモリ | 6GB / 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
ディスプレイ | 6.4インチ、解像度 2310 x 1080、パンチホール |
リアカメラ | 48百万画素 + 16百万画素 + 5百万画素 + 0.3百万画素 + 2百万画素 |
フロントカメラ | 32百万画素 |
WiFi | Dual Band 対応 |
Bluetooth | 4.2 |
SIM | Dual Nano SIM |
LTE 対応バンド | FDD-LTE: 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28A+B/66 TDD-LTE: 38/40/41 |
バッテリー | 4200mAh、充電はUSB Type-C |
サイズ | 15.71 x 7.64 x 0.85 cm 、212g |
OS | Android 10.0 |
その他 | 指紋認証は側面 |
Helio P60のAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは14万弱(古い事例ですが)。ブラウザやSNS系の普段使いであれば十分なレスポンス。同CPUを搭載のUMIDIGIのスマホにおいても、レスポンスについては概ね高評価です。逆に、ハイエンドでもないために、メモリ 6GB / 8GBとアンバランスとも言えそうです。
CUBOT X30の機能
▼リアカメラは、メインの48百万画素、16百万画素のワイド、5百万画素のマクロ、30万画素のPhotosensitive Lens、2百万画素の深度計測用。Photosensitive Lensはそのまま訳すと調光レンズとなるのですが、スマホでどのように機能するのかは確認できず。X30の製品紹介でも記載がありません。ただし、製品紹介の多くがカメラの機能であり、カメラをセールスポイントとしていることは間違いなさそうです。
▲▼私はCUBOTのスマホは、2年ほど前のP20を所有するのみですが、カメラも含めて全般的によいイメージを持っています。これまでもカメラをアピールすることの多いCUBOTですので、今後 動画レビューが公開された際には、その実写を確認したいものです。
▼パンチホールを採用したディスプレイの画面占有率は90%。
▲背面は、ブラック、ブルー、グリーンの3色展開。ガラス、アルミなどの素材にこだわらない (プラスチック製の多い)CUBOTですが、背面に気を遣わない手軽さもあります。
▲UMIDIGIの5000mAh超、6000mAh超のバッテリーを搭載するUMIDIGIのスマホには敵いませんが、4200mAhとCUBOTとしては大容量。
まとめ
これまでのCUBOTのスマホを動向を振り返ると、海外では意外と注目を集めています。私は前述のCUBOT P20を所有しているのみですが、スペックどおりのレスポンスとカメラのオートフォーカスなども他の上位機よりも速く、私としても好感を持っています。
同クラス・同価格帯のスマホとしては、UMIDIGIのスマホに目が向いてしまいますが、CUBOTのスマホもわるくはない選択肢です。
▼GearBestでは、RAM 6GB / ROM 128GB版は179.99ドル。RAM 8GB / ROM 256GB版は209.99ドル
▼競合する UMIDIGI Power 3。Banggoodでのセール価格は139.99ドル。この価格を見ると、CUBOT X30はやや割高感あり。
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