CHUWIより、Celeron (Jasper Lake) N5100を搭載の15.6インチノート「GemiBook X」がリリースとなりました。標準装備のメモリは4GB、SSDは128GBと少ないものの、双方ともに空きスロットがあり増設可能です。金属製のボディは、先行販売の Core i5-8259Uを搭載する上位機「CoreBook XPro」と同じもの。2021年10月12月時点では、AliExpressのCHUWI Official Storeでの先行販売となり、価格は379.99ドル。
CHUWI GemiBook Xのスペック
上の画像で「DIY UPGRADE」とありますが、メモリ 4GB / SSD 128GBと最小限とすることにより価格を下げ、ニーズにあわせてユーザーで増設、とのスタイルとしているようです。モデル名は CPUにGemini Lakeを搭載する GemiBookですが、Gemini Lakeの後継となるJasper Lakeを搭載しています。
CPU | Celeron (Jasper Lake) N5100、4コア4スレッド、最大 2.8GHz |
GPU | Intel UHD Graphics |
メモリ | 4GB DDR4、増設可能 |
ストレージ | 128GB M.2 SSD、換装・増設可能 |
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、解像度 1920 × 1080 |
WiFi | 11a/ac/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
ポート類 | USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0、USB Type-C(データ専用)、Mini HDMI、有線LAN |
バッテリー容量 | 7.6V/5000mA |
サイズ | 359.4 × 241.5 × 17.9㎜、1.73kg |
OS | Windows 10 Home |
上のスペック表は、以下の記事で紹介の、Core i5-8259Uを搭載のCoreBook X Proをベースとしてきますが、サイズは全く同じであり、ポート類やデザインからも、CoreBook X Proと同じボディを採用しているのがわかります。
▼2018年以降、エントリークラスのPCに搭載される CPUはGemini Lake N4100がメインでしたが、Jasper Lake N5100に切り替わりつつあり、同CPUを搭載するCHUWIのPCとしては、以下のGemiBook Pro、LarkBook Xがあります。
Gemini Lake N4100 / Jasper Lake N5100ともに、ライトユース向けとなりますが、Webサイトの閲覧やWordなどは、遅さを感じることなく普通に動作します。
▼サイドの赤のラインがワンポイントになっています。ポート類は、USB-A 3.0 x 2、USB-A 2.0、USB Type-C(データ専用)、Mini HDMI、有線LANと十分なもの。
▼標準装備のメモリ・SSDは 4GB / 128GBですが、背面から簡単に増設することができます。
▼ディスプレイ、キーボード面ともにサイドがフラット(絞り込みが少ない)なため、やや厚みがあるように見えます。
▲キーボードは、バックライトなしの英語キーボード。「英数・かな」切替は以下のフリーソフト「Alt IME」の利用により、スペースキー両隣のAltキーのワンタッチで行うことができます。
価格情報
2021年10月12日時点では、AliExpressのCHUWI Official Storeでの先行販売となり、セール価格は 379.99ドル。データ量の多い ExcelやAccessなどを在宅勤務でバリバリこなす場合には、同ボディで上位機のCoreBook XProをおすすめしますが、ライトユースなら GemiBook Xで十分です。
▼2022年2月6日追記。Amazonでも販売されていますが、クーポン利用により 35,800円とAliExpressより安価です。
▼AliExpressの販売情報
▼こちらは CoreBook XProのAmazonの販売情報
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