国内外通販のプロジェクターは、従来よりも明るく高画質、スピーカーを特徴とする製品も増えてきました。まだまだ コロナ禍が不安な2023年も引き続き、プロジェクターを利用し、映画やドラマを自宅の大画面で楽しむことができます。
Amazonなど国内通販では多くのブランドのプロジェクターが販売されていますが、この数年 プロジェクターには特に重きを置いている「XIDU」ブランドの「PhilBeam S1」も選択肢の一つとなります。
XIDU PhilBeam S1の特徴
上の画像は一見して、プロジェクターのレンズにも見えますが、内蔵するスピーカーの内部の構成です。プロジェクターのファン音量を打ち消すほどの大音量・高音質の10W x 2個のスピーカーを装備することも、「XIDU PhilBeam S1」の特徴の一つです。
上のリンク先記事にて、PhilBeam S1を実機レビューしていますが、大きな特徴は以下です。
- 明るさ 550ANSI ルーメン、コントラスト比 13000:1となり、「昼間でもはっきり見える」とあります。
- 有線接続(HDMI / USB)とWiFi 接続の双方に対応し、スマホやPCからミラーリングが可能。
- 水平 / 垂直の50°の台形補正に対応し、プラスマイナス 50%のズーム機能あり。
- 投影のスクリーンサイズは 40インチから300インチ。
- 三脚、天吊り取付の双方に対応。
- Bluetooth 5.0を装備し、お手持ちのBleutooth イヤホン・スピーカーに接続可能。
- 10W x 2のスピーカーを内蔵
- 製品のサイズは 22.6 x 21.4 x 11.6cm、重さ 3.56kg
実機の使用感では、上記1の明るさにおいては、「昼間でもはっきり見える」ほどに明瞭でないにしても、同価格帯の他製品よりも明るいことに間違いなく、10W x 2のスピーカーも良好。一般的なプロジェクターでは、その音量と音質から 外部スピーカーを接続したくなりますが、PhilBeam S1では内蔵スピーカーで十分です。
なお、製品の特徴としてはアピールされていませんが、本体のメニューなどのレスポンスがよく、以下のBluetooth 機器などとの接続が速いことも特徴です。
- Bluetoothでの連携による マウス・イヤホン・スピーカー
- HDMIによる Fire TV Stick、Windows PC、Mac、XBOX、PS5、Switch
- USB マルチメディア
- AirPlayによる iOS 機器
- Miracastによる Android 機器
▼上のリンク先記事から再掲載の実機の写真です。サイズ感の確認用に 550mlのペットボトルを置いて撮影していますが、他の一般的なプロジェクターと比較すると、横幅・縦幅は同水準。高さがありますが、スピーカーと2つのファンを搭載している割にはコンパクトな製品です。
XIDU プロジェクター、2023年の展開など
XIDUでは「XIDU PhilBeam S1」のほか、画像右上のコンパクトなミニプロジェクター「M1」(AliExpress 製品情報はこちら)など、多くのプロジェクターを展開しています。また、画像左のPCも同社の製品となり(レビュー記事はこちら)、以前から高品質なPCを世界展開しています。
▼上のミニプロジェクターの拡大画像。直径 掌サイズのコンパクトなボディで、持ち運びも余裕で可能です。また、上の画像でも明らかですが、ビルトインスピーカーを内蔵しています。
XIDU社からいただいた情報では、同社は2023年も引き続き PhilBeamシリーズのプロジェクターを発売する予定とのこと。また、多くの価格帯をカバーする複数の製品も予定されているようです。なお、AliExpressでは、国内のAmazonで販売されていない、Androidを装備のプロジェクターも複数販売されており、2023年の発売情報を要ウォッチです。
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