Xiaomiのスマホのなかでも特にコスパに優れた Redmi シリーズですが、「Redmi Note 11 Pro 5G」と「Redmi Note 11 Pro」のグローバル版が、2022年2月16日現在、AliExpress にて先行して販売されていますので、概要を記載します。
Redmi Note 11 Pro 5G / Pro、スペックの簡易比較
5G、4Gの対応バンドは省略していますが、AliExpress サイトで記載のスペックから引用の、Redmi Note 11 Pro 5Gと11 Proのスペックの簡易的な比較です。
Redmi Note 11 Pro 5Gと11 Proは、モデル名のとおり 5G 対応、4G 対応の相違、リアの3カメラ vs 4カメラの相違もありますが、最も大きな相違は搭載するCPU。11 Pro 5GのSnapdragon 695 5Gに対して、11 Proは Helio G95です。
- Snapdragon 695 5Gは、2 x Cortex-A78 2.2GHz + 6 x Cortex-A55 1.8GHzの構成。AnTuTu ベンチマーク v9のスコアは約39万
- Helio G95は、2 x Cortex-A76 2.05GHz + 6 x Cortex-A55 2GHzの構成。AnTuTu ベンチマーク v8のスコアは約29万
AnTuTu ベンチ v9とv8の相違も多少 影響しているかもしれないものの、Snapdragon 695 5GとHelio G95の相違は約10万と、それなりの差があります。
以下の私が所有する「Redmi Note 8 Pro」は Helio G90Tを搭載し、AnTuTu ベンチマーク v8のスコアは、Helio G95と概ね同じの約29万。この点においては、11 ProのCPUは多少の物足りなさもあります。
ただし、体感レスポンスとしては、AnTuTu ベンチスコア 約40万の端末と比較すると、アプリ起動やライトユースでのアプリの起動は、やや機敏さに欠けることが何となくわかる程度。大きな差ではありません。
価格情報は文末に記載していますが、11 Pro 5Gと11 Proのメモリ 6GB / ストレージ 128GB版は 329ドルの同価格。以下の相違がありますが、やはり私としては CPUの相違から 11 Pro 5Gがおすすめ。
- Snapdragon 695、3カメラ、5G 対応の11 Pro 5G
- Helio G95、4カメラ、5G 未対応の11 Pro
Redmi Note 11 Pro 5Gの概要
私個人としては、Redmi Note 11 ProのCPUにやや物足りなさを感じるため、ここでは11 Pro 5Gの概要を記載します。ただし、11 Proとの共通事項も多いです。
▼ポーラーホワイト、アトランティックブルー、グラファイトグレイの3色展開の11 Pro 5Gですが、11 Proには設定のないアトランティックブルーがよい雰囲気を醸し出しています。
▲丸みを帯びたエッジの製品が多いなか、フラットなサイドは新鮮さもあります。
▼67Wの急速充電は、15分で51%、42分でフル充電することができます。通常の使い方の場合、15分の充電で1日持ちそうです。
▼ディスプレイは中央にパンチホールを備える、AMOLED（有機EL）パネル、解像度はFHD+（2400 x 1080）。DCI-P3の広色域や明るさ 1200 nit、120Hzのリフレッシュレートをサポートしています。
▼11 Proの4カメラに対して、11 Pro 5Gは 2百万画素 深度計測のない 3カメラ。108百万画素を搭載するカメラは複数ありますが、深度計測カメラを省略し、CPUや5Gのコストに充当しているようにも思えます。
価格情報
メモリ 6GB / ストレージ 128GBの場合、11 Pro 5G / 11 Proともに AliExpressでの販売価格は 329ドル。ただし、2月16日・17日はセールを行っており、11 Pro 5Gは 15ドルオフ、11 Proは 10ドルオフのクーポンを配布しています。
文中にも記載しましたが、AnTuTu ベンチマークスコア 約39万の Snapdragon 695 / 11 Pro 5Gと、スコア 約29万のHelio G95 / 11 Proでは、私としては 11 Pro 5Gがおすすめ。
▼AliExpressの販売情報
Redmi Note 11 Pro 5G、AliExpress
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