27インチのモニター裏に、長尾製作所の「VESA規格増設プレート ダブル」を利用し、ミニPC 2台を取り付けましたのでレポートします。エルゴトロンのモニターアームを利用していますが、重さで垂れることもなく、よい感じに仕上がっています。
購入した製品
購入したのは以下の長尾製作所の製品です。ミニPCなどの取付台数は1台・2台・3台の3つの製品が販売されていますが、2台取付用は左右が1段高くなっていることが大きなポイント。私の場合、モニターの背面とミニPCに取り付けたVESA ブラケットのネジが干渉することもありません。
▼対応のVESA 規格は 75 x 75mmと100 x 100mm、取付用のネジが付属しています。
▼多少の艶のあるブラック塗装であり、指紋や油脂が付着しやすいです。
▲▼左右のミニPC取付部分が1段高くなっていることがポイント。モニターのVESA マウント取付部分は周囲よりも低くなっている製品が多いと思いますが、私のモニター(PHILIPS 27インチ 4K)では、狙ったかのようにピッタリとフィットします。なお、モニターのVESA 取り付け部分が深い場合には要注意です。
組み合わせた機器、取付プロセス
参考までの記載ですが、組み合わせた製品は以下です。ミニPCは、レビューの関係からも複数所有していますが、インテル・AMDでそれぞれハイエンドの製品を選択した結果(MINISFORUMの製品と迷いました)、双方ともに「GEEKOM」の製品です。また、モニター近くに外付けグラボ用にGPU ボックスを設置しており、接続用のUSB4ポートを備えていることも、これらのミニPCを選択した背景です。
- 左のミニPCは、Core i9-13900Hを搭載する「GEEKOM IT13(レビュー記事はこちら)」
- 右のミニPCは、AMD Ryzen 9 7940HSを搭載する「GEEKOM AE7(レビュー記事はこちら)」
- モニターは 27インチ 4K 解像度の「PHILIPS 27E1N5900E(レビュー記事はこちら)」
- モニターアームはエルゴトロン LX(Amazonの製品情報はこちら)
▼GEEKOM IT13 / AE7ともにVESA ブラケット・ミニPCへの取り付けは同じ仕様ですが、厚みのあるブラケットはかなりしっかりしています。なお、本来はブラケットの矢印を上とするのですが、モニターに取り付けた際の上側を電源ボタンとしたいために、通常とは異なり取り付け方としています。
▼2つのミニPCをプレートに取り付けました。プレートとミニPCのサイズもほぼピッタリです。
▼モニターアームを取り外した後のモニターの背面、VESA 取り付け部分です。なお、モニターは机の上に置いていますが、この状態でプレート・モニターアームを取り付けました。
▼プレートを置いて位置合わせ。プレートの中央左に指紋がついていますが、プレートは指紋や油脂の付着が目立ちやすいです。
▼モニターへの取り付け完了。エルゴトロンのモニターアームでもあり、アームが垂れてくることもありません。
▼前述のとおり、ミニPCは電源ボタンが上・ポート部分が下となるように取り付けました。モニターアームにより、モニターを回転すると ポート類にもアクセスしやすく便利です。
まとめ
プレート自体は約半年前の2024年6月に購入したのですが、全体の出来具合、モニター・モニターアームとのバランス、利便性、省スペース化を考慮すると、もっと早く取り付けるべきだったと後悔。
私はモニター近くに置いている GPU ボックスとの接続を考慮し(接続ケーブルが短い)、プレートを利用した背景もあるのですが、GPU ボックスとミニPCの組み合わせも便利に使用できています。
▼文中で記載のGPU ボックスの記事はこちら。USB4にて接続しています。
▼プレートに接続したミニPCの一つはこちら。キビキビ動作の上に静音と おすすめのミニPCの一つです。
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