上の写真は、ポータブルモニターに「U字型 USB Type-C アダプター」を2個取り付け、M1 MacBook Airから映像出力している様子です。ポータブルモニターに直線型のUSB Type-CケーブルとHDMIケーブルを接続した場合、ケーブルの取り回しのスペースが必要ですが、「U字型 USB Type-C アダプター」を使用すると、ケーブルがモニター裏となるため、省スペースで見た目もすっきりとします。
今回はこの「U字型 USB Type-C アダプター」のレビューです。
購入した製品
購入した「U字型 USB Type-C アダプター」は上の製品です。同種のアダプターは複数販売されていますが、本製品を購入した理由は以下です。
- 2個入りで1,288円(2023年3月15日現在)と、比較的 安価なこと。
- 金属製(おそらくアルミ製)でデザインもよく、ポータブルモニターとのマッチングがよさそうなこと。
▼同時に購入しようかと悩んだのが、以下の「U字型 Mini HDMI to HDMI 変換アダプター」。PCとの接続の確実性では HDMIがよいのですが、Type-Cよりも高価であること、HDMIの長辺が上・下の2パターンあり、上・下双方のモニターを所有している私としては どちらを購入すべきか悩ましいために、購入見送りです。
U字型 USB Type-C アダプターの外観
手元にあるポータブルモニター 3製品に装着し使用してみましたが、うち 2つのモニターへ装着した写真をメインに外観について記載します。
▼小さく紛失しやすいこともあり、ケースが付属しています。
▼メス側に厚みがあり、折れや欠ける心配もなさそうです。なお、40Gbpsとありますが、Thunderbolt 3に対応しています。
▼モニターとの色合いは異なりますが、アダプターはアルミ製、モニターはアルミ調の塗装で、見た目のマッチングはよいです。
▲オス側の幅が狭いため、一般的なポータブルモニターでは 2つのアダプターが干渉することはなさそうです。ただし、Type-C ポートの間隔の狭い M1 MacBook Airに装着したところ、ギリギリセーフ、あるいは僅かに干渉します。
▲▼通電した場合には、水色のLEDが点灯します。3つのポータブルモニターで確認したところ、電源は通電しますが、映像入力はPCに依存します。Mac 2製品(M1 MacBook AirとM2 Mac mini)とWindow PC2製品(ノートPCとミニPC)での確認では、ミニPCのみ映像入力を認識しませんでした。
▼このように、ケーブルをモニター裏に収めることができるため、正面から見た場合にはケーブルが見えずにスッキリします。また、モニター横にケーブルが出っ張らないため、省スペース化にも貢献します。
▲▼なお、使用しているスタンドは以下の製品です。本来はスマホ 2台分あるいはタブレット向けのスタンドですが、ポータブルモニター用として流用しています。安価な割にはデザインもよく、15インチクラスのモニターでもマッチします。
▼上はWindows PC(Lenovo ThinkPad)、下はM1 MacBook Airと接続した様子。M2 Mac miniも即認識しました。
使用感
概ね前述のとおりですが、あらためて使用感を記載します。なお、HDMIよりもシビアなUSB Type-Cでの映像出力ですので、私の状況にかかわらず、PCとモニターの組み合わせによっては映像出力できないこともあり得ます。
- ポータブルモニター3製品、PC 4製品(M1 MacBook Air、M2 Mac mini、Windows ノート、Windows ミニPC)で接続したところ、いづれも ミニPCでは映像出力できず(私が試したミニPCでは、の意味です。電源のポートは認識しています)。
- 映像出力できた組み合わせでは、拡張・複写ともに全く問題なし。
- 2時間ほどの連続使用において、アダプター部分にほんのりと熱を帯びる程度で課題はありません。
- USB-C ポートが並列2個のモニターにおいて、通常の場合には干渉することもないと思います。ただし、M1 MacBook Airでは メスの部分が僅かに干渉しています。
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