UMIDIGIからリリースされたUMIDIGI A5 Pro。人気のA3 Proの上位版あるいは後継機となりますが、A3 Proを所有する私からみても欲しくなる機種です。AliExpressの2019年5月23日時点のセール価格は約100ドルながらも、CPUはHelio P23、メモリ 4GBに、リアカメラはSONY IMX398を搭載するトリプルカメラ。この価格帯ではあり得ないほどのスペックとなっています。このため、リリース直後にもかかわらず、AliExpressでの販売数は1万個超、お気に入り登録数も4万5千超とすさまじいことになっています。
実機レビューはこちら
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UMIDIGI A5 Proのスペック
UMIDIGI A5 Proのすペックは以下です。
- OS : Android 9.0
- CPU :Helio P23、4xCortex-A53 2.0GHz & 4xCortex-A53 1.5GHz
- GPU : ARM Mali G71 MP2 700MHz
- RAM : 4GB
- ROM : 32GB
- ディスプレイ : 6.3インチ、解像度 2280 x 1080、画面占有率 92.7%
- バッテリー 4150mAh、接続はMicro USB
- リアカメラ : 16MP + 8MP + 5MP、16MP レンズはSONY IMX398
- フロントカメラ : 16MP
- WiFi : 11a/b/g/n
- Bluetooth : 4.2
- LTE 対応バンド : TDD-LTE 38 /40 /41、FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /26 /28A /28B/66
- サイズ : 156 x 75.9 x 8.2 mm、203g
対応バンドの広さは、他のUMIDIGIの機種と同様です。
▼搭載するCPU Helio P23は、Snapdragon 625よりも高速とする画像です。
AnTuTu ベンチマークのバージョンの記載がなくスコアが高めに出ているように感じます。他サイト情報でのHelio P23 AnTuTu ベンチマーク v.7.1のスコアは64000台。体感レスポンスは、概ねSnapdragon 625と同水準で、Webサイト閲覧や、負荷のかからないアプリなら、遅いと感じることのない動作でしょう。
▼他社製と比較することの多いUMIDIGIの宣伝画像ですが、Xiaomi Redmi 7 (48MPカメラではないバージョン)より優位としています。
▼最大の特徴は、この価格にして 16百万画素のレンズはSONY IMX398を採用し、トリプルレンズであること。IMX398は2016年10月に発売のOPPO R9s / R9s Plusに搭載されたものですが、旧世代のイメージセンサーであっても、エントリークラスのスマホに搭載されることはよいことです。
下位のA3 Proのカメラにおいても、サイト記事掲載用なら実用的なカメラであるため、A5 Proにも期待。ただし、上位の機種の場合、実写では赤味が強いなどのコメントが散見され、また、安価な製品でもあり、過度の期待は禁物か。
▼F1、F1 Play、S3 Proに共通するのが画面占有率の高さ。解像度も2280 x 1080とこの価格帯の製品としては高くなっています。
▲サイドの材質はA3 Proと同様になっているようです。以下のA3 Proのレビュー記事にて記載していますが、サイドのシルバー塗装がやや野暮ったいイメージがあります。この質感を高めると、全体の質感がより高くなると思うのですが。
▼A3 Proと同様に、TPUケースが付属しています。
まとめ
A3 Proの上位機、あるいはエントリークラスの後継機としてリリースされたA5 Pro。A3 Proのレスポンスは価格なりですが、A5 ProのCPUはHelio P23であるため、普段使いでも十分に実用的。
2019年5月23日時点では約100ドルと安くなっていますが、通常価格の150ドル前後の場合にも、リアのトリプルカメラ搭載であることも加味し、A3 Proよりもおすすめです。
▼実機レビュー記事はこちら。やはり、レスポンスはA3 Proよりも遥かにサクサク。
▼2019年8月23日時点のBanggoodでの価格は109.99ドル(送料別途 9.27ドル)。画像では小さくて見えませんが、お気に入り数は6706となっており、他のスマホと比較すると圧倒的。注目のほどをうかがい知れます。A3 Proを検討中なら、間違いなくA5 Proをおすすめします。
UMIDIGI A5 Pro
▼Amazonでも販売開始となりました。
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