5.5インチ、6インチ、そして現在のiPhone XS Maxと機種変の都度、大きくなる私のメインスマホ。通勤電車内で片手操作できないことにやや疲れを感じてきているところで、片手で操作できる安価なサブ的なスマホを物色中。
先日 紹介のLenovo A5 / Xiaomi Redmi 6Aも候補の一つですが、Amazon’s Choiceとして9,000円前後で販売されている「UMIDIGI A3」あるいは「UMIDIGI A3 Pro」が急浮上。今回は、このUMIDIGI A3のスペックと特徴を確認してみました。
実機レビュー
UMIDIGI A3 Pro 実機レビュー 外観編。約9,000円でこの質感は遅るべし。両面2.5D ガラス製で上位機と遜色なし
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UMIDIGI A3のスペックと特徴
私はUMIDIGIのスマホの実機を操作したことがないのですが、イメージ画像の見せ方が上手いですね。ついつい見入ってしまいます。
さて、UMIDIGI A3のスペックですが、同じく1万円前後で購入可能なXiaomi Redmi 6A / Lenovo A5、UMIDIGI A3よりやや上位となるA3 Proを比較しています。
※ LTEの対応バンドの記載は省略しています。
- いづれも解像度が低めですが、1万円前後としては妥当なところ。高解像度のスマホとじっくり比べない限り、粗さを感じることはないでしょう。
- UMIDIGI A3 / A3 Pro、Lenovo A5のCPUはMTK6739 MTK6739を搭載する機種のAnTuTu ベンチマーク v7のスコアは45000前後となり、ミドルハイクラス以降の機種と比較しなければライトユースでも遅いと感じることなく操作できるギリギリのラインです。
- UMIDIGI A3のメモリ 2GBは、ライトユースでは問題ありませんが、A3 Proの3GBあるとより安心。手持ちのAndroidd 8.0のメモリ 4GB機では、アプリがほぼ稼働していない状況で メモリを2.3GBほど使用していますので。
- UMIDIGI A3 / A3 Proともにリアのカメラは1200万画素 + 500万画素のデュアルカメラ。中国メーカー製スマホの場合、一部のメーカーを除いては上位機であってもカメラに過度の期待は禁物ですが、Amazon レビューでは「過度の期待は禁物」とは裏腹に意外としっかり撮れるとのコメントもあります。
- この価格帯では珍しく背面もガラス製。このためか、重量は186gと5.5インチクラスとしては重め。
- 横幅は70mmとAndroidスマホでは5インチクラスとなり、片手操作も十分に可能です。
▼Xiaomi Redmi 6A / Lenovo A5と同様に、指紋認証のほか、顔認証も可能です。
▼5.5インチですが、アスペクト比 18:9の縦長ディスプレイのため、5インチ並みの横幅となります。
▼ノッチディスプレイ、メモリ 3GBのA3 Pro。AmazonではA3との価格は僅差であるため、コスパ度はA3 Proが優位。
▼海外通販サイトでは内部の構成を動画で見せることが多いのですが、しっかり造り込んでいることをアピールしているのでしょう。ユーザー側としては安心感を得ることができます。
▼こちらはA3 / A3 Proの販促動画。販促のため、見せ方を工夫しているものの、それでも質感の高さは伝わってきます。
まとめ
エントリークラスのスペックながらもライトユースでは十分に使用でき、顔認証も可能、背面はガラス製と機能的には上位機に大きく劣りません。そんなスマホが9000円前後で購入できるとは恐るべし。なお、A3のメモリ 2GBなため、やはり安心感とコスパ度ではA3 Proが優位です。
実機レビュー
▼Amazonの価格情報。A3のブラックはさらに安く、2019年1月13日時点では8,937円となっています。
▼こちらはGearBestでのA3 Proの価格情報。Amazonはメーカー直営のため、Amazonがより安価です。
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