ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5、Core 5 210H 搭載モデルのスペック。最小構成 63,382円で販売中

Lenovo 直販ストアにて、約 36.5 x 182.9 x 179mmの超小型デスクトップ「ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5」のCore 5 210Hを搭載するモデルが 63,382円で販売されています（2025年11月3日現在）。

メモリ 8GB、SSD 256GBの最小構成となりますが、メモリをご自身で増設など、カスタマイズを前提でのベースとする超小型PCとしては、Lenovo 製品の安心感もあり、ミニPC代替として選択肢となります。

引用元・販売元

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5 (Intel)、公式ストア

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5のモデルのスペック

さらに最小構成となる Core i3-1315Uを搭載するモデルのスペックは、以下の記事に掲載しています。

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5、最小構成 50,842円、超小型デスクトップPCのスペック

▼63,382円で販売中のCore 5 210Hモデルのスペックは下表となりますが、WiFiとBluetooth モジュールはカスタマイズでの追加（+3,300円）であることに留意ください。また、DisplayPortも+2,200円でのオプション扱いです。

Lenovo 直販ストアでのカスタマイズ可能なモデルですが、搭載・カスタマイズ可能なCPUは、Core i3-1315U、Core 5 210H、Core 7 240Hの3種類。CINEBENCH R23のスコアの指標は以下です。

Core i3-1315U、Core 5 210Hともに、普段使いでの体感レスポンスに直結するシングルコアのスコアは 1,600台です。私の同水準のCPUを搭載するPCの使用感では、普段使いにおいてサクサクと動作します。

スペックのその他の補足は以下です。

• Core i3-1315U、Core 5 210H、Core 7 240Hのモデルともに 公式ストアでカスタマイズ可能ですが、カスタマイズ可能な項目は、メモリ・SSD容量・2nd SSDなどとなり、項目は多くありません。
• モバイル向けCPUを搭載する超小型デスクトップであり、グラボの増設はできません。
• なお、上述のとおり、WiFi（無線LAN)とBluetoothは、カスタマイズでの追加（+3,300円）、DisplayPortもオプション扱いです。
• ツールレスでオープン可能なシャーシであり、公式ストアでのメモリ増設は割高なため、メモリ増設・換装の際には、ご自身での対応をおすすめします。
• メモリは2スロット、2nd SSDとして 2280サイズのM.2 PCIe SSDを増設可能です。
• USB Type-Cはデータ専用となり、映像出力には未対応です。
• RJ45 イーサネットは1Gです。2.5G イーサネットは +3,300円のオプション扱いです。

▼ポート類ですが、③のUSB-Cはデータ専用、⑥のDisplayPortはオプション、⑤は専用の電源コネクターです。

価格情報

2025年11月3日現在のLenovo 直販ストアでの価格は以下です。文中に記載の記事投稿時（2025年8月）よりも、全般的に3,000円弱ほど値下がりしています。なお、WiFi（無線LAN)とBluetooth、DisplayPortはオプション扱いとなります。また、納期は長く、最短の場合にも6週間以上要することに注意ください。

• カスタマイズでの対応による、Core i3-1315U / メモリ 8GB / SSD 256GBのモデルは 50,842円
• Core 5 210H / メモリ 8GB / SSD 256GBのモデルは 63,382円
• Core 5 210H / メモリ 16GB / SSD 512GBのモデルは 83,545円

引用元・販売元

ThinkCentre neo 50q Tiny Gen 5 (Intel)、公式ストア

▼旧モデルですが、ThinkCentre Tiny シリーズは以下の記事にて実機レビューしています。筐体サイズなどのご参考に。

ThinkCentre M75q Tiny Gen 5(AMD) 実機レビュー、Ryzen 7 PRO 8700GEを搭載しパワフル かつ静音な、超小型デスクトップPC