CPUにRyzen 5 7430Uを搭載するエントリー構成では、楽天市場などでのポイント還元後の実質価格 7万円前後で購入できる「Lenovo ThinkBook 14 Gen 6 (AMD)」。安価ながらも、アルミ製の筐体に 16GB DDR4 メモリ、PCIe 512GBを搭載する、液晶のアスペクト比 16 : 10の14インチ ノートPCです。
ThinkBook 14 Gen 6 (AMD)のスペック
CPUにAMD Ryzen 5 7430Uを搭載する エントリー構成のスペックは以下です。CPUに Ryze 3 7330U / Ryzen 7 7730Uを搭載するモデルも販売されています。なお、Ryzen 7 7730Uを搭載するモデルでは、2.2Kの高解像度の液晶を搭載するモデルもあります。
▼実質 7万円前後のPCとしては秀でた事項に 黄色網掛けしています。
CPU | AMD Ryzen 5 7430U、6コア12スレッド |
GPU | AMD Radeon Graphics |
メモリ | 16GB DDR4 3200MHz オンボード |
ストレージ | M.2 2242サイズ、512 GB PCIe Gen 4 SSD |
ディスプレイ | 14インチ IPS、解像度 1920 x 1200、45%NTSC、輝度 300 nit |
WiFi | WiFi 6E対応 (11ax/ac/a/b/g/n準拠) |
Bluetooth | 5.2 |
ポート類 | USB Type-C 3.2 Gen2 x 2(映像出力対応)、USB 3.2 Gen1 (Powered USB) 、USB 3.2 Gen1、HDMI、有線LAN、4-in-1 メディアカードリーダー |
サイズ | 313.5 x 224 x 16.9mm、約1.38kg〜 |
OS | Windows 11 Home |
その他 | アルミ製ボディ、指紋センサー搭載、ステレオスピーカー、バックライトキーボード |
スペックの補足は以下です(以下の記事は、補足で引用の記事です)。
GEEKOM A5 レビュー、AMD Ryzen 7 5800H / メモリ 32GBで快適動作のミニPC。3基のSSDを搭載可能
IdeaPad Slim 5i Gen 8 レビュー、実機の使用感。 Core i5-12450Hはキビキビと動作、タイピング感も良好
- Zen 3 アーキテクチャのRyzen 5 7430Uの実力ですが、海外サイトのベンチマークスコアの指標としては(国内サイトでは ほぼ見当たらず)、概ね Ryzen 7 5800Hと同水準。上の記事にて R7 5800Hを搭載するPCのレビューを行っていますが、在宅勤務などの普段使いでは、上位機と遜色なく キビキビと動作します。
- 上の2つめの記事は、ThinkBook 14 Gen 6と同様にコスパに優れた14インチノート「Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8」のレビュー記事です。Slim 5iは 指紋センサー未搭載・キーボードのバックライトなしですが、ThinkBook 14 Gen 6は双方を装備している優位性があります。
- エントリー構成の液晶は 45%NTSCの低い色域ですが(ノートPCとしては一般的)、同色域の「Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen 8」は、色合い・写真などの色の再現は わるくないです。ただし、製品により、液晶の型番が異なることが多く、参考程度のコメントです。
▲▼画像は英語キーボードですが、国内販売は日本語キーボードです。指紋センサーは、右上の電源ボタンと兼用。
この数ヶ月で上記のリンク先の製品・以下の「ThinkBook X13x Gen 4」など、複数のLenovo IdeaPad / Yoga / ThinkBookを実機レビューしています。このなか、あらためて実感したのが、いづれもキーボードのタイピング感が かなり良好なこと。押し込み時に程よい硬さもあり、私にとっては、ThinkPad X14 Gen 5 / X1 Carbon Gen 12など、レビューしたThinkPad以上に快適なように感じます。ThinkBook 14 Gen 6は 近々に実機レビュー予定ですが、同様に キーボードのタイピング感にも期待しています。
ThinkBook 13x Gen 4 レビュー、Core Ultra 5 125H、2.8K 液晶、アルミ製筐体に高音質サウンド、快適キーボードと、おすすめの13.5型ノート
▼こちらは「ThinkBook 13x Gen 4」のアルミ製の天板です。ThinkBook 14 Gen 6とは配色は異なりますが、天板・ツートンの塗装の質感は高く、ThinkBook 14 Gen 6も質感の高いもの。
▼ポート類の配置は、他のLenovoのPCと概ね同じです。①と④のUSB Type-Cは、いづれも映像出力に対応しています。
まとめ、価格情報
これまで、LenovoのPCとしては ThinkPadをメインに実機レビューしていましたが、最近では キーボードも含めた総合的な使い勝手とコスパの高さから、IdeaPad / ThinkBookなどのThinkPad以外にも注目しています。
このなか、ThinkBook 14 Gen 6は、オンボードメモリとなり、液晶の選択肢が少ないものの、アルミ製の筐体・指紋認証を搭載・キーボードのバックライトなど、価格的にエントリークラスのPCとしては機能も十分。
2024年9月7日現在、レノボ・楽天市場店では、ポイント還元 大幅アップのセールを行っています。楽天モバイルを使用している私の事例ですが(楽天モバイル契約での還元 2,000pt)、本体価格 79,800円に対して 約10.800のポイント還元となり、実質 7万円です。楽天モバイルを使用していない場合にも、実質72,000円前後です。
引用元・販売元
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