タブレットにPCと、特に2018年度から新製品ラッシュが続くTeclast。今度はCore M3-7Y30を搭載する、Surface風の12.6インチの2 in 1 「Teclast X6 Pro」をリリースです。製品紹介を見る限りでは、スペック・ボディともによくできており、11.6インチのF5に続くヒットとなる予感。2018/11/12時点では、価格情報もままならない速報的な位置付けですが、Teclast X6 Proのスペックと特徴について整理してみました。
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Teclast X6 Proのスペックと特徴
上の画像のように、製品の見せ方も上手いTeclastの広告。そのスペックと造り込みからも意欲作と言ってもよいと思います。
以前の記事「Gemini Lake 2 in 1、Teclast X6 ProとX4がリリース予定。12.6インチ、11.6インチがラインナップ」では、Gemini Lake N4100との情報でしたが、Core M3-7Y30搭載として正式にリリースです。
さて、そのスペックは以下となっています。
- OS : Windows 10
- CPU : Core M3-7Y30、海外では7Y30ではなく8100Yを期待する声もあったのですが、7Y30でのリリースです。
- GPU: Intel UHD Graphics 600
- ディスプレイ : 12.6インチ IPS、解像度 2880 x 1920
- メモリ : 8GB DDR3
- ストレージ : 256GB SSD
- ポート類 : 2x USB 3.0、USB Type-C、Micro HDMI
- Battery Capacity : 5000mAh / 7.6V
- サイズ : 30.00 x 21.00 x 0.90 cm、重さ 0.8500 kg
最大の特徴は、CPUにCore M3-7Y30を搭載し、2880 x 1920の高解像度であること。Core M3-7Y30の使用感は以下のTeclast F6 Proの記事に記載していますが、Webサイト閲覧のライトユースにおいても、即体感できるレスポンスのよさがあります。
CPU以外にも、メモリ 8GB、SATA SSD 256GBの仕様に加え、以下のとおり、専用のキーボードも含めたボディの造り込みが秀逸。
▼キックスタンドはMulti Positionとあり、135度までの無段階調整式と思われます。
▼別売りとなる専用キーボードの重さは320g。仕様どおりの重さの場合には、本体の850gと合わせて1170g。12.6インチとしては軽いです。
▽キーボードの詳細はこちら。
▲上の詳細画像が掲載されるまで、サイドの無数の穴が気になっていたのですが、排熱を考慮してのこと。同じくCore M3-7Y30を搭載する2 in 1 Cube Mix Plusでは放熱が課題(CPU温度が高くなる)のようですが、Teclast X6 Proは排熱の課題もクリアしていることでしょう。
▼筆圧1024のスタイラスペンにも対応しています。
▼ポート類は、USB 3.0 × 2、USB Type-C、Micro USBと拡張性も十分。電源は専用DCの他、USB Type-Cにも対応していると読み取れます。
まとめ
充実したスペックにボディの造り込みの良さから、11.6インチ Gemini Lake N4100のF5に続くヒット製品になりそうな予感のX6 Pro。2018/11/13時点のGearBestの価格表示は634.01ドルとなっていますが、入荷待ちでもあり、この価格は参考程度。
▼リリースから半年以上経過した2019年8月31日時点の、Banggoodでの本体価格は439.99ドル。専用キーボードは68.67ドルとの合計では約500ドルとなります。
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