Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、SSD 128GBを搭載する Windows 10 2 in 1のTeclast X4。競合機であるJumper EZPad Goの価格が以前より高くなっており、さらにはChuwi UBookのリリースが遅れているなか、Teclast X4の魅力が高まってきたように感じます。
そこで今回は以下の過去記事と一部重複しますが、あらためてTeclast X4の特徴について記載します。
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Teclast X4、11.6型 Gemini Lake Winタブのスペックと特徴。Teclastらしくデザインと機能は秀逸
Teclast X4のスペックと特徴
Teclast X4のスペックは以下となります。
- OS: Windows10 Home
- CPU :Gemini Lake N4100
- メモリ : 8GB
- ストレージ : 128GB SSD
- ディスプレイ : 11.6インチ、IPS、解像度 1920 x 1080
- WiFi : 11 b/g/n/a/ac
- Bluetooth :4.2
- カメラ : フロント 500万画素、リア 200万画素
- ポート類 : USB 3.0 x 2、USB Type-C、Micro HDMI
- サイズ : 290 × 179 × 8.9mm
TeclastのGemini Lake N4100搭載機としては並みのスペックですが、当初の記事「Teclast X4、11.6型 Gemini Lake Winタブのスペックと特徴。Teclastらしくデザインと機能は秀逸」を投稿した2019年3月と比較すると、競合機種の状況や新たに判明(当時は見落としていた)した以下の事項があり、Teclast X4の魅力が高まってきました。
- Gemini Lakeのタマ不足(インテルの供給不足)により、Gemini Lake N4100搭載機が減少、あるいはGemini LakeからApollo Lake搭載に切り替えているなか、Teclast X4はGemini Lake N4100を維持。
- 11.6インチの競合機種であるJumper EZPad Goの海外通販価格が上昇(Amazonは約3万円と比較的安い)、さらに、同じく競合するChuwi UBookが未だに正式リリースされていないこと。
- 私の見落としですが、Teclast X4はキックスタンドの裏側にM.2 SSDスロットがあり、背面から簡単にアクセスできます。つまりはユーザーでM.2 SSDの換装が可能です。
3点目のM.2 SSDを換装できることは、2 in 1ではかなり珍しく貴重な存在です。以下のTecTabletsの動画レビュー 9分41秒あたりに、 M.2 SSDスロットにアクセスしている動画がありますので参照ください。
機能性などを画像で補足
スペックでは表れないTeclast X4の特徴をイメージ画像で補足します。
▼2 in 1の場合、USBポートが右サイドに集中している機種が多いのですが、左右両サイドに配置されています。また、熱がこもりがちな2 in 1ですが、熱を逃がすためにサイドに無数の穴が開いています。
▼キックスタンドの裏側にM.2 SSDのスロットがあり、小さな扉を開けることで簡単にアクセス可能です。
▲▼デザイン・配色の上手さもTeclastの製品に共通する大きな特徴。
▲▼11.6インチとしてはタッチパッドは小さいのですが、タッチパッドを小さくした分、キーボードのキーサイズを大きくしているように感じます。タッチパッドを多用しない私としては、キーサイズが大きいほうがありがたい。
まとめ、価格情報
Teclast X4の大きな特徴は以下の3点。
- Gemini Lake N4100がタマ不足のなか、N4100搭載を維持。
- Teclastらしいデザインと配色。
- 最大の魅力が、2 in 1では珍しく M.2 SSDを換装可能なこと。
上記を踏まえると、また、競合するJumper EZPad GoがApollo Lake N3450 / メモリ 4GBであり、海外通販サイトでは価格が上昇していることを踏まえると、以下のAliExpressのキーボード付価格 359ドル(ACアダプターはEUプラグであり、別途数百円の変換アダプターを用意する必要あり)はコスパ度がアップしているように思います。
Teclast X4 キーボード付 (AliExpress)
AliExpressでの購入手続きを実際の購入にあわせ 画像で概説
▼最近の傾向では、Jumper製品は海外通販サイトより日本のAmazonが安くなっています。EZPad Goも同様にAmazonでは低価格を維持。
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