Teclast T50、同社フラッグシップ機が11インチと大型化。UNISOC T618などの基本スペックは従来機と変わらず | Win And I net

Teclast T50、同社フラッグシップ機が11インチと大型化。UNISOC T618などの基本スペックは従来機と変わらず

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Teclast社 Android タブレットのフラッグシップとなるTシリーズより、「T50」がリリースされました。CPU(SoC)にUNISOC T618を搭載し、メモリ 8GB、ストレージ 128GBと、前モデルの「T40 Pro / T40 Plus」と同じであるものの、ディスプレイサイズが10.4インチから11インチと大型化されています。

販売サイト

Teclast T50、Amazon

Teclast T50のスペック

Teclast T50のスペックは以下となります。ちなみに、7月23日時点では 海外通販サイトのBanggoodでは予約販売(8月半ば以降の出荷)、AliExpressでも大々的なセールを行っていないのですが、日本のAmazonでの販売・出荷が先行しています。

CPU UNISOC T618、8コア
GPU G52-3EE-2-core 850MHz
メモリ 8GB DDR4
ストレージ 128GB
ディスプレイ 11インチ、IPSパネル、解像度 2000 x 1200、明るさ 350 nits
WiFi、Bluetooth 11 ac/a/b/g/n、Bluetooth 5.0
LTE LTE:B1,B3,B5,B7,B8,B20,B34,B38,B39,B40,B41
カメラ フロント 8百万画素、リア 20百万画素
バッテリー容量 3.8v/7500mAh、18W 急速充電
サイズ(本体) 260 x 165 x 7.9mm、510g
OS Android 11
その他 金属製ボディ、4スピーカー、GPS搭載

 

Teclast T40 Plus、UNISOC T618,RAM 8GBの10.4型 Android 11 タブが発売に。179.99ドルの発売セールを開催中
TeclastのAndroid タブレットではフラッグシップとなるTシリーズですが、CPUにUNISOC T618、メモリ 8GB、ストレージ 128GBの10.4インチ Android 11 タブレット「T40 Plus」が発売となりまし...

スペック表は「Teclast T40 Plus」に基づき編集しましたが、スペックアップした箇所に黄色網掛しています。スペック上の補足は以下です。

  1. AnTuTu ベンチスコア 約20万となる UNISOC T618を搭載、メモリ 8GB、ストレージ 128GBであることは、「T40 Plus」と変わらず。Amazon 他で販売の「T40 Pro」も同仕様です。
  2. UNISOC T618は、「ALLDOCUBE iPlay 40 シリーズ」「Teclast M40 シリーズの上位機」など、10インチクラスのタブレットに多く搭載される コスパに優れたCPU(SoC)です。
  3. UNISOC T618を搭載するタブレットの場合、ストレージには通常のeMMCよりも高速なUFS 2.1を搭載することも多いのですが、T50では eMMC or UFSの明記がありません。
  4. ディスプレイサイズは T40シリーズの10.4インチから一回り大きな 11インチ。2000 x 1200の解像度は変わらず。
  5. カメラは「 フロント 8百万画素、リア 20百万画素」と、Android タブレットとしては高画素です。ただし、タブレットのカメラはシングルカメラが多いことからも、メモ書き代替の機能と捉えるべき。
  6. バッテリー容量は 7500mAhと、T40 Plusの6600mAh、T40 Proの7000mAhより 大容量化。18Wと控えめながらも、急速充電に対応しています。
  7. 従来機同様に4スピーカーを搭載していますが、Amazonのレビューコメントでは口径が小さいために迫力不足との記載もあります。

 

▼4スピーカーは横持ちでの上下に配置されています。上記5のとおり「迫力不足」とのレビューコメントもありますが、サイドのスピーカー配置ではやむを得ないとも思えます。

Teclast T50の外観

Teclastの製品画像では実際のベゼル幅よりも狭く見せる傾向が強いのですが、本製品でも同傾向と思われ(実機はイメージ画像よりも太い)注意が必要です。

なお、他のミドルレンジ以上のTeclastの他製品と同様に、背面は金属製です。Teclast、BMAX、CHUWIなどの中国ブランドのタブレットは全般的に質感が高く、また、本製品も含めた金属製の場合には、樹脂製の端末でありがちなホールドした際のミシミシ音が生じる可能性も低いです。

 

▼電源・音量調節・USB Type-C ポートは、横持ちでの左サイドに集中しています。なお、イヤホンジャックは未装備です。

 

▼Teclast M40 シリーズと比較すると、明るい色合いの背面です。

 

▲▼T50では専用キーボードは用意されていませんが、以下の「ロジクール K480」のような汎用のキーボードとの組み合わせもありです(マルチデバイス対応のため便利です)。

まとめ

TeclastのAndroid タブレットのフラッグシップ機となる「T50」。従来の「T40 Pro / Plus」とCPU・メモリの基本スペックは同じですが、UNISOC T618を搭載するタブレットは飽和状態とも言えるため、もうワンランク上のCPUを搭載してもよかったように思います。

また、UNISOC T618は「Teclast M40 Pro」にも搭載されており(10.1インチ、メモリ 6GB、ストレージ 128GB)、11インチに拘りがない場合には、より安価なM40 Proもおすすめです。

 

 

▼こちらは引用した「Teclast M40 Pro」の情報です。

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▼Teclast Tシリーズ、Mシリーズのうち、現行販売の主要モデルのスペックを比較してみました。

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