TeclastのApollo Lakeノートとしては、2017年に発売のTeclast F7が海外での評価が高いのですが、2018年に発売となったApollo Lakeノート Teclast F6はF7と何が異なるのか、相違事項をあらためて確認しました。他サイトでのF6のレビュー情報も探してみたのですが、F6 Proのレビュー記事は多数あるものの、F6の記事は見つからず。通販サイトに記載の事項のみでの比較になります。
なお、結果的にはディスプレイサイズと色合いが異なるものの、大きな相違は見られないとなりますので、結論さえわかればよい方はスキップくださいませ。
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Teclast F6、F7、F6 Proのスペック比較
CPUにCore M3 7Y30を搭載、タッチパネルに360度の回転機構付のディスプレイを持つTeclast F6 Proの価格は400ドル台半ばと、200ドル台のF6 / F7と価格帯も異なるのですが、参考までに記載しています。
Teclast F7はストレージに64GB eMMCを搭載するバージョンがベーシックとなりますが、128GB SSDバージョンを記載しています。
上表のとおり、双方ともApollo Lake N3450にメモリ 6GB、128GB SSDと基本スペックからポート類、サイズもほぼ同じ。13.3インチのF6に対して、F7は14インチとなりますので、実機ではその差の分ほど、F7のベゼル幅が狭いのだろうと思われます(実機は未確認)。
▼F6 Pro 実機のレビュー記事
Teclast F6 vs F7 外観の相違
スペック上の大きな相違がないため、イメージ画像にてその相違を確認してみます。なお、イメージ画像ではベゼル幅などをより狭く、シャープに見せている可能性大のため、参考程度の情報となります。
以降の画像は、グレイのボディがF6、シルバーがF7です。なお、F7はキーボード面も含めて全面アルミ製ですが、F6はF5あるいは今年発売の他社製ノートの傾向も踏まえると、キーボード面のみプラスチック製の可能性が高いです。
▲▼正面では、ボディ色以外に大きな相違は確認できず。ディスプレイ下のベゼルはF6がより狭く見えますが、イメージ画像で狭く処理しているように思います。
▲▼キーボードの主要キーの配置の相違もないようですが、タッチパッドはF7がやや縦に長めか? ヒンジ部分の構成はやや異なるようです。
▼F6の天板にはTeclastのロゴがありますが、F7の天板はロゴなしです。
▲▼より実機に近いイメージ画像。色合いとしては、明るいシルバーのF7に対し、F6はF5と同様にシックなグレイ。私としてはF6の色調が好みです。
▲▼Teclat F6のポート類の配置とデザイン、サイドのデザインは以下のJumper EZBook X4に近いものがあり、Tecast F6とJumper EZBook X4の製造元は同じ可能性もあるように思います。Teclast F5とJumper EZBook X1は同じODM製品ですし。
まとめ
新たな気づきもない、面白味のない記事となってしまいましたが、2017年度に発売され、海外での評価も高いTeclast F7と大きな相違がないF6。Apollo LakeノートでF6と競合する機種としては、F7以外ではJumper EZBook 3 Proがありますが、価格(EZBook 3 Proがより安い)とボディ色の相違による選択になるかと思います。
▼EZBook 3 Proの参考記事
▼Teclast F6、2018/12/8時点のGearBestでの価格情報。なお、F7は他の通販サイトも含め、入荷待ちとなっているようです。
▼こちらはTeclast F6 Pro。450ドル前後の価格で安定しています。
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