Teclastから YOGAスタイルの13.3インチ PC、Teclast F6 Plusがリリースとなりました。Gemini Lake N4100、メモリ 8GB、256GB SSDを搭載し、先行するBMAX Y13と同型と思いきや、ポート類の配置などか異なります。GearBestでの価格は329.99ドルと、BMAX Y13よりもやや安価な価格設定です。
Teclast F6 Plusのスペック
メモリ 8GBに、SSD 256GBなどの基本スペックは、CHUWI LapBook ProやBMAX Y13などの他のGemini Lake N4100搭載機と同じです。
- CPU : Gemini Lake N4100
- GPU : Intel HD Graphics 600
- メモリ : 8GB
- ストレージ : 256GB SSD
- ディスプレイ : 13.3インチ、IPS、タッチパネル、解像度 1920 x 1080 (FHD)、360° 回転機構付き、筆圧 1024レベルのスタイラスペンに対応
- WiFi : 11a/b/g/n/ac
- Bluetooth : 4.0
- フロントカメラ : 2百万画素
- ポート類 : USB Type-C、USB 3.0 x 2、Micro HDMI
- バックライト付きキーボード、アルミ製ボディ
- OS : Windows 10 Home
- サイズ : 32.00 x 21.00 x 1.80 cm、1.6kg
ライトユースではサクサク動作のGemini Lake N4100に、13.3インチとしては製品数が多くない YOGAスタイルであることが大きな特徴。
ボディはアルミ製と中国ブランドの多くのPCと同様の仕上がりですが、重さが1.6kgと、13.3インチとしては重たいことが気がかり。私が利用している、同じく13.3インチのCHUWI LapBook SEは約1.4kgですが、これでも重く感じます。
一方、TeclastのPCのキーボードは本製品も含めて、黒字に白の印字であることが多く、他製品で多いグレイあるいはシルバーに白の印字ではないため、印字の視認性への懸念は不要です。
なお、キーボードのバックライトについては、GearBestの仕様にはバックライト付きとありますが、イメージ画像にバックライトの文言がないため、バックライトなしの可能性もあります。
Teclast F6 Plusの外観と機能性
他のTeclastの製品と同様に、シルバーにブラックのキーボードのイメージカラーに、天板の控えめなロゴとスタイリッシュに仕上がっています。ただし、イメージ画像ではベゼル幅を狭く見せる傾向があり、特にディスプレイ下の実機のベゼル幅は、実機はより太いものになっているはず。
▼キーボードの主要キーのサイズは21mmとし、快適なタイピングが可能でしょう。なお、多くの他製品と同様に、キーボード面のみプラスチック製(天板と底板はアルミ製)と思われます。
▼最厚 18mmとなりますが、より薄さを感じる(イメージ画像では多少薄く見せかけているはず)サイド。電源ボタンがキーボード右上ではなくサイドにあり、タイピング時に誤って電源ボタンを押下することもありません。
▲このクラスではUSB Type-Cを装備しないことも多いのですが、USB Type-CとUSB 3.0 x 2、さらには Micro HDMIと拡張性も十分。
▼こちらは、同スペックで競合するBMAX Y13のサイド。
▲全くの同一モデルと思いきや、BMAX Y13はポート類がUSB Type-C x 2となっています。ワイヤレスマウスなどを利用することを考慮すると、USB 3.0を備えるTeclast F6 Plusがより利便性が高そうです。
▼控えめな天板のロゴもアピールポイントですが、やはり気になるのは1.6kgの重量。
まとめ
Gemini Lake N4100にメモリ 8GB、256GB SSDにアルミ製ボディと無難にまとまっているTeclast F6 Plus。1.6kgと重めであるものの、360°回転機構のタッチパネル搭載機としては、競合するBMAX Y13よりも安価であることもメリット。
▼GearBestの販売価格は329.99ドル
▲日本サイトでは特設サイトも用意されています。
▼こちらは競合するBMAX Y13の記事
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