Microsoftより、Surface Laptop 5が2022年10月25日、Surface Pro 9 が2022年11月29日、Surface Studio 2+ が2022年11月1日と順次発売となります。このうち、サイズ・スペック・価格ともに強烈なPCが「Surface Studio 2+」。上の画像を見る限りでは、キーボードとのサイズ感から20インチクラスと思いきや、28インチ / 4.5K 解像度 / タッチパネルのオールインワンです。
CPUにCore i7-11370H、GPUにGeForce RTX 3060、メモリ 32GB、1TB SSDとハイスペックですが、大型ディスプレイとあわせて、価格も強烈で 税込 719,180 円からとなっています。
引用元
Surface Studio 2+、Microsoft ストア
Surface Studio 2+のスペック
上の画像で28インチのサイズ感がわかりますが、通常の28インチよりも大きいようにも見えます。ただし、ディスプレイのみの比較では、手元にある iMac 27インチ(2010モデルと古い製品です)よりも、縦横ともに僅かに小さいです。
下表では、一般的なミドルレンジからハイエンドのPCよりも秀でた箇所に黄色網掛けしていますが、さすがにほぼ全項目が網掛けの勢いです。
CPU | Core i7-11370H、4コア8スレッド、最大 4.8GHz |
GPU | NVIDIA GeForce RTX 3060、GDDR6 6GB |
メモリ | DDR4 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
ディスプレイ | 28インチ、10ポイント マルチタッチ、解像度 4500 x 3000、アスペクト比 3 : 2 |
WiFi | WiFi 6 |
Bluetooth | 5.1 |
ポート類 | USB 4.0 / Thunderbolt 4対応 x 3、USB-A 3.1 x 2、有線LAN |
サイズ(ディスプレイ) | 637.35 x 438.90 x 12.5mm、9.56kg |
サイズ(ベース) | 250 x 220 x 31.45mm |
OS | Windows 11 Pro |
付属品 | Surface ペン / キーボード / マウス |
スペックの補足は以下となります。
- CPUにはインテル 第11世代のCore i7-11370Hを搭載していますが、Geekbench 5 CPU ベンチマークスコアのシングルコアは 1380(Geekbench 5 サイトはこちら)。GPUにNVIDIA GeForce RTX 3060を搭載しているものの、価格からすると もうワンランク上のCPUがよかったように思います。
- Microsoft ストアでは、SSDのPCIe 3.0 or 4.0を識別できず。
- Thunderbolt 4対応のUSB Type-Cポートを4個搭載する豪華な仕様です。
- Surface ペン / キーボード / マウスが付属し、Surface ペンは、本体にマグネットにより収納することができます。
- 大型ディスプレイですが、通常のタブレットと同様に、本体に音量・電源ボタンが備わっています。
Surface Studio 2+の外観
上の画像は最も低い角度ではありませんが、Microsoft ストアには「完璧な角度ですべてをこなす」とあり、無段階の角度調整機能付きのスタンドでは、もはや大型ディスプレイの角度調整で悩むこともありません。
▼Android タブレット、iPadも同様に、タッチパネルの場合にはベゼル幅が気になるところですが、上下左右ともにベゼル幅は一般的です。画像右側のとおり、Surface ペンはマグネットにより本体に装着することができます。
▲ベースのサイズは 250 x 220 x 31.45mm。Mac miniのサイズが 197 x 197 x 36mmですので、縦横が大きく、薄いサイズです。なお、よくもわるくも前面にポート類はありません。
▼ディスプレイは iMacほどの薄さではありませんが、スタンドの台座にハードが詰め込まれているため、ディスプレイの厚みは均一で薄くなっています。
角度可変式のスタンドの厚みもあり、しっかりしています。なお、Microsoft ストアでは、ヒンジ部分はゼロ グラビティ ヒンジ」と表現されています。
▼ポート類は USB 4.0 / Thunderbolt 4対応 x 3、USB-A 3.1 x 2、有線LANと十分です。
まとめ
2022年11月1日に発売となる「Surface Studio 2+」の概要を確認してみました。税込 719,180 円(学生さん向けの特別価格は 683,221円)と、個人の購入では かなり厳しい価格帯ですが、大型ディスプレイにタッチパネル、角度調整式のスタンド、全体的なデザインと魅力的な端末に仕上がっており、ぜひ実機を確認したいものです。
引用元
コメント