私がBluetooth イヤホンを使用して困ってしまうのが、本体でのタッチ操作が敏感すぎて、いつの間にかスマホの電話をかけてしまったり誤作動を招くこと。私には、イヤホンのタッチ操作はなくてもOK、あっても再生・停止ぐらいで十分です。そこで今回、レビューする製品は、Geekbuyingよりサンプル提供いただいた Bluetooth イヤホン「Sabbat E12 Ultra」。私の苦手なタッチ操作が多機能ではなく、また、敏感すぎずに思いがけない操作となることもありません。
Sabbat E12 Ultraの特徴
Sabbat E12 Ultraの仕様は以下となりますが、国内通販の項目に照らし合わせて確認すると、記載のない事項もあります。
Bluetooth | 5.0 |
伝送距離 | 10m (障害物のない場合) |
防水対応 | IPX5 |
製品素材 | 記載なし |
ユニット | 記載なし |
バッテリー容量(単体) | 60 mAh、最大約8時間の音楽再生が可能 |
バッテリー容量(ケース) | 750 mAh、最大約30時間、イヤホンに4回の充電が可能 |
重量 | 記載なし |
その他 | タッチコントロール機能、左右分離型、QI ワイヤレス充電に対応 |
仕様としては、ごく一般的な製品ですが、タイトル下の画像のとおりに QI ワイヤレス充電に対応し、ケースのサイズの実測では、横 58mm / 縦 40mmとコンパクトなこと。また、以降の付属品に記載していますが、イヤーピースは装着済のものも含めると合計7種類と多く、収納袋も付いています。
また、タッチコントロールは以下の一通りの機能を備えています。実機を操作してわかったのですが、私にとってはこのタッチコントロールが敏感すぎないのが大きなメリット。
- 再生、一時停止、電話に出る・切る
- パワーオン、パワーオフ
- 次の曲、前の曲を再生
Sabbat E12 Ultraの付属品、外観
上の製品紹介の画像はレッド(ピンクに映っています)ですが、8色展開のうち、私が受領した製品はガンメタです。色により価格は異なり、2020年6月14日時点のGeelkbuyingの価格・円換算レートでは、5,500円~6,000円前後となっています。
外観の全般的なところでは、本体・ケースともに艶やか(指紋はつきやすい)で、さすがに2,000円前後の製品と比較すると質感高く仕上がっています。
▼Bluetooth イヤホンとしては、約16cmの大きめで肉厚の外箱。
▼大きい外箱の理由は、以下のとおり付属するイヤーピースは6種類あり、きちんと並べられていたためでした。
▼説明書に日本語表記はありませんが、外箱裏の仕様説明は日本語表記があります。
▼やや驚いたのが、説明書がカラーで厚い紙を使用し大きいこと。右下のケースと比較するとその大きさがわかります。
▼付属品一式。イヤーピース 6個(装着済のもの以外)にUSB ケーブル、収納袋も付属しています。
▼艶やかな本体とケース。ただし、指紋はつきやすい。
▲ケースの蓋はマグネット式で、ある程度まで下げるとパチンと閉まります。
▲▼充電中は赤く点灯。
▲▼左の製品は依然にレビューした、Amazonで販売のCOUMIのイヤホン。このイヤホンもコンパクトな製品ですが、Sabbat E12 Ultraも劣らずにコンパクト(COUMIのイヤホンよりも僅かに大きい)。
▼USB Type-Cの充電は、ケースのヒンジ側にあります。
▲ガンメタ & ブラック艶あり塗装のために周囲の物が映っていますが、質感高めの本体です。なお、デフォルトのイヤーピースは私には大きく、下の画像の奥から2つめの小さなサイズでほどよい感じです。
Sabbat E12 Ultraの使用感
Sabbat E12 Ultraの装着感と音質などについて記載します。全般的には、上の画像などで装着感のよさもアピールする製品ですが、わるくはないものの、先日レビューしたAmazonで販売のCOUMIのイヤホンがよりよいものです。一方の音質においては、5,000円台の価格のこともあり、2,000~3,000円のイヤホンと比較すると明らかに異なります。
装着感
私個人としては何の違和感もなく、2~3時間の連続装用でも耳が痛くなるようなこともなく、使用中に外れそうになるような感覚もないのですが、短期間使用してもらった大学生の息子(他の製品も含めたBluetooth イヤホンの利用時間は私より多い)いわく、「外れそうになることもある」とか。
また、上述のとおり、イヤーピースが合計7個付属しているため、自分に合うものを試せることは大きなメリット。7個もあれば、どれも合わないということもないでしょう。
Bluetoothの接続
私はiPhoneにて接続しましたが、他のBluetooth イヤホンと同様に、Bluetoothとのペアリング、ケースから取り出し時のパワーオンも即完了。このあたりは、どのBluetooth イヤホンにおいても問題はないでしょう。
音質
私は音質に鈍感なために、感覚的なことしか言えないのですが、高音・低音ともに普通によいです。やや具体的に記載すると以下となります。
- 高音の響き、低音ともに、音質に詳しくない私が聴くうえでは十分によい音質。
- 私は主としてAmazon Musicを利用していますが、装着感もわるくなく、音質もよいために普段よりAmazon Musicを操作する時間が増えました。
- Amazon Musicの同じ楽曲をパソコンのスピーカーやカーステレオで聴くと貧相に思えてきます。
- 私が使用したBluetooth イヤホンのなかには、iPhoneの音量をある程度大きくしないと聞こえにくい製品もありましたが、もちろんそのようなことはありません。
まとめ
大学生の息子いわく「外れそうになることもある」とのマイナスコメントもありますが、私の使用感では、タッチコントロールが敏感すぎないことが評価すべきポイント。コンパクトなうえに音質もわるくなく、Amazonで同価格帯のBluetooth イヤホンをお探しの場合には、候補となる製品です。海外通販の場合、国内よりも安くなっているため、ワンランク上の製品とも言えそうです。
▼Geekbuyingの2020年6月14日時点の価格は5,646円(為替レートによっても変動します)。
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