6.43インチのAMOLEDパネルにHelio G95を搭載する「Redmi Note 10S」。Redmiシリーズでは、Redmi Note 8 Pro(私はサブ機として使用中)、Redmi Note 9Sが特に海外で爆発的な人気となっていましたが、本製品はいかがなものか。そのスペック、特徴を確認してみました。
Redmi Note 10Sのスペック
同価格帯の従来機である Redmi Note 8 Pro / Note 9Sが通常のTFTパネルであったのに対し、Note 10Sは 上位機に搭載されることの多い、AMOLED(有機EL)パネルであることが特徴の一つです。
CPU | MediaTek Helio G95、8コア |
GPU | Mail-G76 |
メモリ | 6GB LPDDR4X |
ストレージ | 64GB / 128GB、UFS 2.2 |
ディスプレイ | 6.43インチ、解像度 2400 x 1080、AMOLED パネル |
リアカメラ | 64百万画素 + 8百万画素 + 2百万画素 + 2百万画素 |
フロントカメラ | 13百万画素 |
WiFi | 11 a/b/g/n/ac, |
Bluetooth | 5.0 |
SIM | Nano SIM x 2 |
バッテリー | 5000mAh、33W Fast Charge |
サイズ | 160.46 × 74.5 × 8.29mm, 178.8g |
OS | MIUI 12.5、Android 11 ベース |
その他 | 指紋認証はサイド |
CPUのHelio G95は以下の製品(カッコ内はリンク先)にも搭載されていますが、AnTuTu ベンチマーク v8のスコアは30万弱。realme 8は、Redmi Note 10Sよりも安価な200ドル近辺で販売されており、AMOLEDパネルとリアカメラの構成は Note 10Sと同じですが、インスクリーンの指紋認証を搭載し、コスパの高いスマホです。
- realme 8 (AliExpress)
- realme 7 (AliExpress)
▼私がサブ的に利用している「Redmi Note 8 Pro」のCPUはHelio G90T。AnTuTu ベンチマーク v8のスコアは約29万となり、Helio G95Tと同水準。以前のメインスマホ「iPhone XS Max」よりもアプリの起動や動作が速いと感じる場面が多々あります。
ストレージは、通常のeMMCより高速なUFS 2.2を搭載。200ドル前後のスマホでも、USF 2.1 / 2.2の採用が多くなってきました。
▼リアカメラは、メインの64百万画素、8百万画素のワイド、2百万画素の深度計測、2百万画素のマクロ。画素数としては、Note 8 Proと同じ構成。多用する64百万画素と8百万画素のイメージセンサーが Note 8 Proと同じであるかは未確認ですが、Note 8 Proでは iPhone XS Max / 12 Pro Maxよりも自然な発色である一方、やや暗め。
▼ディスプレイは、中央にパンチホールのある6.43インチ。老眼の私としては、もうワンサイズ大きいとありがたい。本機はXiaomiの製品としては、エントリーからミドルレンジクラスとなりますが、このクラスでも AMOLEDパネルを搭載しているのはよい傾向です。
▼Redmiシリーズは、他のXiaomiのスマホと比較すると大容量のバッテリーを搭載している製品が多いです。Note 10Sの場合にも、5000mAhの大容量であり、33WのFast Chargingに対応。30分で54%の充電が可能です。上位機ではより高速なFast Chargingとなりますが、一般的にはこの水準でも十分。
まとめ、価格情報
Xiaomiの同価格帯のスマホとしては「POCO X3 Pro」がありますが、スペックとしては X3 Proが優位であり、コスパ度も優れています。このため、私としては「POCO X3 Pro」がおすすめ。Redmi Note 10Sは 大規模セール時にさらに下落した場合には、購入候補となるように思います。
▼Banggoodでは239ドルで販売中。週明けには229ドルとなっているように思います(別途受領した価格情報より)。AliExpressも同価格で販売しています。
▼こちらは私がおすすめの「POCO X3 Pro」の販売情報。6.67インチのディスプレイはAMOLEDパネルではありませんが、スナドラ 860を搭載し、より高スペック。発売当初は個数限定で 199ドルで販売されていましたが、219ドルでも十分に安い。
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