Windows 11に更新した「ThinkPad X280」ですが、バッテリーは劣化していないにもかかわらず、ACケーブルを抜くと PCの電源が落ちる現象に悩まされています。何の前触れもなく生じた現象となり、現在のところ未解決ですが、電源が落ちる状況などを私の経過管理も含めて記載します。
ThinkPad X280の動作状況、課題発生前
バッテリーが消耗した ThinkPad X280を中古で購入し、以下の記事のとおり、バッテリー交換、TNパネルからIPSパネルに交換、さらには、macOSとWindows 11のデュアルブートと 諸々対応しています。
- ThinkPad X280、バッテリー交換の過程と使用感。5千円弱のバッテリーとしては十分
- ThinkPad X280の液晶をFHD・IPSパネルに交換。明るさ・発色・視野角ともに効果は期待以上
- ThinkPad X280でHackintosh、macOS Catalinaを導入。課題はあるも概ね安定動作
- ThinkPad X280をWindows 11に更新
弄り端末化しており、また、最近はMacを多用しているために、利用頻度は少ないのですが、先日まで普通にバッテリーで動作していました。また、本日 あらためて、以下の記事に記載の手順にて バッテリーの劣化状況を確認しましたが、電源ケーブルを抜いて 即電源が落ちるほどの劣化はありません。
以下の画像は、上の記事で掲載の「Battery Report」にて、バッテリーの劣化状況を確認。
▼バッテリー交換後の充放電回数は13回。互換バッテリーですが、この程度の回数では劣化しません。
▼最初の4行は 交換前の劣化したバッテリーですが、交換後は正常です。
ACケーブルを抜くと、PCの電源が落ちる現象
繰り返しとなりますが、上述のとおり、ソフトで確認する限りはバッテリーの極端な劣化はなく、ACケーブルを繋ぐと、バッテリーのフル充電を示す白いLEDが点灯しています。
「ACケーブルを抜くと、PCの電源が落ちる現象」の表現以外にないのですが、より細かく記載すると以下の現象ですが、つい先日まで問題なく バッテリーで動作していました。
- ACアダプターを接続しないと、Windowsを起動できず。ACアダプターを抜いて電源ボタンを押下しても無反応。
- ACアダプターを接続すると、普通にWindowsが起動。ACアダプターを接続した状態での PC使用は全く問題なし。
- ACアダプターを抜くと、即 PCの電源が切れてしまいます。
- 他のストレージに、Hackintoshによる macOSを導入し、Windows 11とのデュアルブートとしていますが、上記の1〜4は macOS側でも全く同じ現象。つまりは、OS側の問題ではありません。
未解決だが、とりあえず対応したこと
今後、しばらく放置し バッテリーを空にする、バッテリーケーブルを外し数日間放置、状況より CMOS 電池の交換などを行う予定です。現在のところ、未解決ながらも行ったことは以下です。
- 内部のバッテリーを外して、数分間放置。
- 内部のWiFi カード、2つのSSDを取り外して、しばらく放置。
- 上述のとおり、ソフトにて バッテリーの劣化状況の確認。劣化はごく僅か。
- その他、Windowsの設定を確認。OS側に原因となる設定なし。
本日の対応はここまで。今度、時間のある時にじっくり確認してみます。
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