ORICOより、M4 Mac mini向けのドッキングステーション「M47P」と「M49P」が発売となりました。双方ともに、M4 Mac miniと同じフットプリントであり、12V3AのACアダプターでの動作、USB-A / カードリーダーを装備、M.2 SSDを取り付けることができます。
2つの製品の主な相違は、「M47P」の転送速度は40Gbpsで 2つのM.2 SSDを装着できるのに対して、「M49P」は10Gbps / M.2 SSD 1つのみですが、マイク / ヘッドホンジャックを備えています。
引用元・販売元
M47P、M49Pの特徴
ORICOのM4 Mac mini向けのドッキングステーションとしては、先行して以下の縦置き型が販売されています。以下の製品・他社製品も含めて、転送速度は10Gbpsが主流であるものの、「M47P」は40Gbps かつ M.2 SSDを2基搭載できることで優位性があります。
ORICOより M4 Mac mini向け 縦置きドッキングステーションが販売に。10 in 1、M.2 SSDも増設可能
▼AliExpressの製品概要に両モデルの仕様が程よくまとまっているため、そのままの転用です。素材はアルミと樹脂です。外枠はアルミ、ボトムは樹脂と思われます。他製品での電源はUSB-Cですが、冒頭に記載のとおり、本製品は12V3AのACアダプターであり、前面に電源ボタンも備えています。
▼40Gbps / SSD 2基搭載可能な「M47P」、10Gbps / SSD 1基 / マイク・ヘッドホンジャックを装備の「M49P」の棲み分けです。また、USB-A ポートは「M49P」が一つ多いです。
▲▼私としては、M.2 SSDを2基搭載可能、40Gbpsの「M47P」が魅力的。
▲▼「M47P」のSSDの読み書きは 3000MB/sとあります。以下の記事で記載のM4 Mac mini 実機の内蔵SSD、およびThunderbolt 経由で増設のSSDも同程度の速度です。
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まとめ
以下の記事にて、販売中・販売予定のM4 Mac mini向けのドッキングステーションを集約中であり、私は2つめの記事の製品を購入しました。
今回発売のORICOの2製品のうち、特に「M47P」は 40Gps / M.2 SSDを2基搭載可能なことが大きな特徴であり、SSDの増設が目的で購入を検討する場合には 候補となる製品です。
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▼「M47P」の2024年12月14日現在の販売価格は 159.99ドル、「M49P」は85.99ドルです。
▼3.5インチ HDDを2台、M.2 SSDを搭載可能は周辺機器も発売されています。
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